ホーム ライブラリー レターズ ピクチャーズ ufo 掲示板 お問い合わせ リンク

GA Site -UFO Contactee-

articles

過去更新記事

 ├ 2009年度
 ├ 2008年度
 ├ 2007年度
 ├ 2006年度
 ├ 2005年度
 ├ 2004年度
 ├ 2003年度

最新更新記事

サイト内検索



GA Site内を

新アダムスキー全集

 ├ 写 真
中央アート出版社
TEL : 03-3561-7017
E-mail :info@chuoart.co.jp
 質疑応答 ジョージ・アダムスキー

第6回 1部 UFO Contactee No.97より


人工衛星がG・Aの体験を傍証

問(81) 宇宙空間の発見事に関する人工衛星からの報告を、あなたがブラザーズ(注=友好的な異星人)から学んできた事とどのように比較しますか。

答 人工衛星のデータが公開されるにつれて、1953年に出された『空飛ぶ円盤は着陸した』(注=アダムスキーの第一著作)の中の私が執筆した部分の情報と、1955年に出された『宇宙船の内部』に含まれている情報、およびこの質疑応答のシリーズで私が伝えてきた情報は、正しいものと確証されつつあります。次の記事は刊行された報告書類から少数抜粋したものです。

1958年4月8日付ロサンジェルスタイムズ紙より。

「4月7日、マサチューセッツ州ケンブリッジ(AP)

アメリカ最初の人工衛生エクスプローラー1号によって得られたデータに新しい公式を応用しているハーバード大学の天体物理学者は、地球の366キロメートル上空の大気は先行衛星エアーフォースの探査が示したよりも14倍も濃密であると今日報告した。

スミソニアン天文台の副台長、セオドア・E・スターン教授の発見は、初期のスプートニク(注=1957年10月4日にソ連が打ち上げて世界を驚倒させた世界最初の人工衛星で、超高層大気の密度と温度に関する情報を得た)が得たデータにもとづく超高層大気の密度の予報を確証している。
<1957年12月31日報告>

スターン博士、ジハード・シリング博士、B・M・フォルカー女史によってなされたスプートニクの調査は、スミソニアン天文台によって12月31日に公表された。

3人は、地球上空220キロメートルの大気は、エアーフォースがすでに示していた結果よりも9倍濃密であると指摘した。このエアーフォース先行衛星の"模範大気"を、かつてないほどに綿密に考えられた研究調査の結果であると述べながらも、スターン博士は、『これは、今や超高層の実際の密度を過小評価していたと思われる』と論評した」(注=エアーフォース先行衛星というのは第2次大戦後、アメリカがナチスドイツから押収したA4(V2)ロケットを意味すると思われる。これは1946年5月10日にニューメキシコ州ホワイトサンズ試験場で第1号機が打ち上げられて以来、超高層大気、その他の条件を探査する目的で次々と打ち上げられた)。

次は1958年3月27日付ロサンジェルスタイムズに掲載された大統領(アイゼンハワー)科学諮問委員会による『大気圏外への序章』から引用したものです。

「宇宙空間の縁に達した人工衛星が接する環境は、地球の標準によればカラッポにすぎないが、実際はこの"カラッポ"の宇宙空間にはエネルギー、放射線、急速に動く多種類の粒子に満ちている。ここで我々は地球を動かしている太陽によって支配されている、活動する媒体である一種の荷電プラズマを探査するものである。

科学者は太陽から出る荷電物質の放射と何らかの関連のある磁場と電流の巨大な系統が存在するという間接証拠を持っている」

一方、ミシガン州ロイヤルオークの惑星間財団の8月号ニューズレターは次のように述べています。

「地球の大気圏内には酸素がないということが、分光器調査でソ連の人工衛星スプートニクが行った観測によって最近発見された」

地球の大気中には人間を含むあらゆる種類の生命体を支えている酸素があることを私たちは知っていますので、右の声明は特に興味深いものです。ここで、ブラザーズから私に与えられた情報―それは問(75)に含まれているものですが―にたいする立証があります。それは次のとおりです。

「惑星の電離層の外側から惑星をとりまく大気状態を正確に読みとることはできない」

問(82) 宇宙船の推進法に関してもっと技術的な情報を伝えることができますか(注=この場合の宇宙船は別な惑星から来るもの。俗にUFOと呼ばれる)。

答 私がすでに発表した以外の事柄は言えません。私はそれらの宇宙船に乗って飛んでいるあいだに作動している船体を見ましたが、その作動について詳細な情報を伝えることはできません。普通の機械工が飛行機に2、3度乗っただけでその飛行機のエンジンの作動法を説明できないのと同じです。

次のことを私は知っています。つまり彼らの宇宙船のパワーは宇宙空間から吸い寄せられるということで、これは私たちが肉体を生かし続けるために呼吸をするのと同様です。いずれの場合でも大自然の諸要素がパワーまたはエネルギーに変えられるのです。

私は1本の樹木が稲妻に打たれて燃えるのを見たことがありますし、ある瞬間に地球上のあらゆる発電所で生じるエネルギーよりもっと多くのエネルギーが1つの稲妻で消費されるとも聞いたことがあります。

大自然と調和して生きている別な惑星から来る人々は、このエネルギーを利用する方法を学んでいます。しかし地球人は互いに敵対し合っているので、彼らはそのプロセスの詳細を私に説明しませんでした。

タバコの箱ほどの装置が平気で悪事を行う人間の手にかかると、このパワーでもって形あるものを跡形もないほどに破壊するかもしれないことを思えば、このような知識を私たちに伝えるのを彼らがためらう理由は理解できます。

『宇宙船の内部』(アダムスキー全集第1巻『宇宙からの訪問者』に収録)に述べましたように、地球の科学者はこの目標をめざして研究しています。それでいつかは宇宙のこの力を利用する方法を発見するでしょう。しかしその場合の利用法は地球人の責任にかかってきます。

したがって大自然がその秘密を私たちに明かす前に、私たちは思いやりに満ちた友情の道をもっとはるかに前進していることを期待しましょう。

問(83) 地球に影響を与えるかもしれないような接近する諸変化について、地球の科学者はどのようにして我々に警告するでしようか。

答 ラジオ、新聞、種々の刊行物などを利用するでしょう。国際地球観測年の諸発見の科学的報告が公表されているように、この頃は驚くべき量の情報が人々に伝えられています。

だれも知っているように、この国際地球観測年の調査は67カ国の一流科学者によって行われており、彼らは私たちの惑星の詳細な研究に打ち込んでいます。彼らは完全な協力のもとに共同で働いており、地球の核の組成から、軌道を回る人工衛星より得られるあらゆるテーマに関するデータを交換しています。全世界はこうした学者たちに感謝する義務があります。というのは科学のために彼らは国籍という障壁や政治上の争いのすべてを無視しているからです。

私がこれまでに読んだ最新かつ最も完全な報告書の一つは、小型のポケット版『宇宙空間の中の世界』です。これはニューヨーク3番街のデル出版社から出ており、アメリカでは35セントで売られています。

この本は1958年4月に版権を所有しており、当然のことながらデータが集められるにつれてより多くの情報が編集されつつあります。しかし私はこの本を教育的有益なものとして推せんし、先になって公開される情報類を理解して読めるようにするための良き土台となるようにおすすめします。

問(84) ニコラ・テスラは金星人だったのですか(注=テスラはセルビア生まれでアメリカに帰化した電気工学者。エジソンの研究所で手伝ったあと、多相交流による回転磁場の中で回転子に誘導電流を発生・回転させる誘導電動機の原理を1888年に発見。有名なテスラコイルと呼ばれる変圧器を考案し、1943年に他界した。彼はみずから金星人の生まれ変わりだと称していたという)。

答 私の知る限りでは違います。少なくとも彼は宇宙船で地球へつれてこられたのではありません。テスラは地球で生まれました。しかし彼が電気工学の分野で過去の体験の記憶を保ってきた可能性は大です。これは異常なことではありません。その実例は異様な知識でもって世の中を驚かせる天才児に見いだされるからです。

それとも、電気に深い関心を持っていたテスラは、"宇宙の知識"という径路にそって自分の想念を導くことにより、その広大な知識の海に同調した可能性もあります。宇宙はあらゆる知識を含んでおり、あらゆる疑問に解答を与えますので、彼は自分の心を開いて宇宙的な源泉から電気の問題に関する情報を得たのかもしれません。

これは実際にはテレパシーとして知られる現象です。そして(知ってか知らずか)多く分野の科学者にしばしば応用されており、またあらゆる職業の人々にも用いられています。これを自然の贈り物と認める人々は生活のすべてに応用しており、また自分の内部でこの能力を発達させようとしている人たちもいます。

「アシュター」は心霊的な仮空の存在

問(85) あなたはアシュターについて聞いたことがありますか。

答 はい何度もあります。私が知り得た限りでは"アシェター"は心霊的な径路だけで通信しています。彼は数百万の宇宙人の司令官だと称し、約束をし、未来の事を予言し、善悪を語り、脅し、分け隔てなどをしますが、そのどれも私がスペース・ピープル(注=友好的な異星人) から学んだ事柄と1致しません。私は肉体を持つ宇宙旅行者としてのアシュターの存在を、私が会っているスペース・ピープルから確証されたことは全然ありません。

多数のアシュターの"メッセージ"なるものが私宛に送られてきましたが、それらを注意深く読んでみますと、あちこちに少しばかりの真理が散見できます。しかしこれはいつの場合もそうです。というのは、ニセモノというものは真実がなければ存在し得ないからです。その真実をまねてニセモノが作られるのです。まじめに真実を追求しながら、しかも心霊的な基盤よりもむしろ実際的な基盤の上にそれを追求しようとする人々の心に、こうまで多くの混乱をひき起こすのは、こうした(アシェターなどのメッセージに)わずかばかりの真理が存在するからです。もし何かが宇宙的であるとすれば、それは融合的であって、分裂はしないはずです。

私たちの太陽系以外の惑星に私たちよりも高度に発達をとげた、またはひどく程度の低い人間が存在することを私は否定しませんが、なぜ我々は我々を助けることのできない人間の"指導"に従わねばならないでしょう?私たちは現在互いに信じ合わない態度をとっているのですから、たしかに私たちは宇宙へ手を伸ばしてこれ以上自分たちの分裂状態に何かをつけ加える必要はありません。

私は1つの想念波動としてのアシェターの実在を認めることはできます。これは地球の過去と現在の文明(複数)から出た想念と一致したもので、それだけのことです。

こうした想念は、何が通過しようとも自分の心を解放して感受する人にキャッチされることがあります。だからこそ私たちは自分が心にいだく印象について常に選択するべきなのです。このことは私の書『テレパシー開発法』(アダムスキー全集第5巻)に簡潔明瞭に説明されています。

問(86) ある作家たちが書いているデロの世界についてブラザーズは何と言いましたか(注=デロというのはアメリカのアメイジング・ストーリーズ誌1945年3月号に掲載されたR・B・シェーバーの『私はレムリアを忘れない』に出てくる地球の地下世界に住むという半人半獣の生物で、超高度な科学装置を駆使して地表の世界を苦しめるというもの)。

答 ブラザーズは地球の内部に人類が住む事実はないと強調して述べていました。この点ではいかなる惑星の内部でもそうだと言っています。今日私たちが有する科学装置をもってすれば、こんな地下人間の存在が探知できぬはずはありません。

いいですか、この国際地球観測年のあいだ、世界の科学者は地球の溶けた核の状態を読みとることのできる装置を用いているのです。この観測年の調査は地球上のあらゆる部分で行われていますので、こうした地下の"植民地"が未発見のままになるとは考えられません。

ちょっと考えてごらんなさい。人間は空気がなければ生きることはできないということをだれでも知っています。深い鉱道の中でさえも地下で働く人々を生かすために絶えず新鮮な空気を換気抗にポンプで送る必要があるのです。そうなると、人類が大地の底深い所でどうして生きられるでしょうか。

見いだされる唯一のデロは利己的な空想によってつちかわれる幻影です。酸素が欠乏したり、ある種のガスの煙などにさらされるような不自然な環境下にいれば、ときとして人間は全くバカげた考え方を事実として認めるほどに影響を受ける傾向があります。

私たちはアルコール中毒による精神錯乱状態の影響をみなよく知っています。その場合、患者にとって幻覚が真実そのものとなります。最大に手をつくして恐怖心をとり除いても、本人が見ている"ヘビ"は存在しないのだということを確信させないでしょう。心がほとんどいかなる考え方をも真実として受け入れるのは精神の不安定の期間中です。

科学者は心の持つ潜在能力をいまや理解し始めており、自己理解の欠乏のために心は多くの誤った考え方に屈しやすいということも認めています。これこそデロのようなものに対する唯一の筋道の立った説明です。

しかし再度申しますが、我々の科学装置は、もしデロが実在するものならば、その存在を間違いなく探知するであろうことを読者に思い出させておきましょう。

電波を規制している当局が発見していることですが、放送局なしにメッセージが放送されることが不可能なのは自明です。

そうです!地球の内部深い所に住んで、地表で生きている人々の運命を支配している人間は存在しません。こうした事柄のすべてを考察するときは常識を用いましょう。神は私たちに頭脳を与えてくれたのですから、それを知的に利用しましょう。

スペース・ピープルは"霊人"ではない

問(87) 自分たちは別な惑星にいたと称する人々があり、そのなかにはスペース・ピープルによって作られたという録音テープ類を持っているという人もあり、自分たちの体験の報告を刊行したという人かありますが、この人たちはスペース・ピープルは物質化したり非物質化したりする霊人だと主張しています。しかしあなたはスペース・ピープルは肉や血液を持つ人間だと言っています。もし私が彼らの宇宙船(UFO)を見ていなかったとすれば、UFO問題のすべてを忘れてしまうかもしれません。ときどき私はUFOを見なければよかったのにと思うことがあります。相反するさまざまの主張が私を混乱させてきたからです。この件を私にはっきりさせて下さいますか。

答 私にはあなたの気持がわかります。私もあの素晴らしい人々(スペース・ピープル)に会わねばよかったと思うことがときどきあります。もし会わなかったのなら彼らの名前で悪事が行われている莫大の数のペテンに堂々と身をさらす立場にたてるからです。

ですが実際は、もし私が真実をわざとゆがめている人たちや、あれほどの立派な事を嘲笑している人々を公然と非難すれば、私は嫉妬心をおこしたといってただちに非難攻撃されるでしょう。

公言されたあらゆるコンタクト事件は事実にもとづくものであったと私は正直に望みたいところです。しかもあらゆる男女や子供もスペース・ピープルと会える特権と楽しみが得られることを願うものです。スペース・ピープルもあらゆる地球人に自分たちの正体を洩らしたい、または少なくともテレパシーで私たちと交流したいという気持をあらわしています。

しかし彼らが言うには、私たちは頭の中があまりにも自分自身の想念で一杯になっているので、彼らが想念を送っても私たちはその印象を受信することができないということです。そして私たち地球人は懐疑心があるばかりか自己拡張を図るサギ師にだまされやすい性質もあるために、スペース・ピープルは毎日接触している地球人に気づかれないように、地球人のあいだをひっそりと行動しています。

この質疑応答の問(12)に、スペース・ピープルをエーテル体(霊人)と信じることの誤りが説明してあります。問(35)では物質化と非物質化にたいする質問に答えています。

現在まで私はスペース・ピープルによって母船またはホーム惑星またはこの地球で作られたという録音テープやレコードの本物が公開された事実を知りません。多くのこのような録音物がこうした状況で2、3作られたと称されていることを私は知っていますが、これまでブラザーズはどれも本物ではないと言っています。

この件に関して心配になるのならば、ただちにそれをやめるようにおすすめします。心配は肉体細胞を消耗させ、心のドアーを閉じてしまい、けっして問題の解決にはなりません。

真実とニセモノとを見分ける方法

問(88) 今日UFO関係の文献にあまりに大きな混乱がありますので、真実なものと謎めいたものとを区別するのは困難です。真実の体験を書いた著者の名前をあげて下さいませんか。

答 私が名前をあげるのは賢明な事ではないと思います。なぜならUFO体験記を書いた人たちの多くは、自分の体験は本物だと信じセいるにちがいないからです。彼らにとっては本物ですが、……しかし夢想家の夢も本物なのです。そして具合の悪いことに、コンタクトに関して書かれた文献の多くはこの部類に入ります。

各人が自分の読む書物に関して自分自身の結論を引き出し得る方法が1つあります。それは、自分が「こうあって欲しい」という夢想家でなければ、自然の諸法則に従った内容の書物を読むときに、自分の内部に調和のフィーリングが起こるでしょう。どこでそれが起こっても認められるはずです。

しかし書かれている文章の中に分裂、非難、裁き、予言(特に特定の日を指定したもの)、個人的な報いの約束など、宇宙の法則に一致しないものがある場合は、不安、恐怖、不平のフィーリングが読者の心の中に起こるでしょう。この種の文献のすべては文句なしに見捨てるとよいでしょう。

人間と大自然とはありのままに存在するのですから、ある一定の予言が実現するのを防ぐために諸条件を変えることはできるのです。したがって別な世界の人々は一瞬一瞬をありのままに生きながら、展開してくる物事を観察し、自分たちの能力を最大限に発揮して、各状況が起こるごとにそれに立ち向かうのです。この理由で彼らは約束や予言などをしません。

問(89) 私は最近、別な文筆家兼講演者がオーソンに会い、指導を受けたと述べてある文献を受けとりました。またスペース・ピープルはときどき地球人にわざとウソをついて、地球人を試すためにだましたりするとも述べてあります。これは本当ですか (注=オーソンというのはアダムスキーがコンタクトした金星人の仮の名)。

答 本当ではありません!私はこの前オーソンと会う以前にこれと同じ報告を受けとっていますし、世界中からこの件で多くの質問が私宛に来るかもしれませんので、私はオーソンにむかって「この人に会いましたか」と尋ねました。するとオーソンはその人間に面とむかって会ったこともなければ、テレパシーで交流したこともないと答えていました。

オーソンが言うには、この人はあらゆる面でまじめではあるけれども、心があまりに混乱しているので、スペース・ピープルから送られるメッセージを受けとることができないのだということです。このような主張(オーソンと会ったという主張)は希望的観測(こうあって欲しいという願い)の結果にすぎないと言っていました。

これと同じ人によってもっと最近出された、スペース・ピープルは地球人をテストするために私たちをだますという声明は、オーソンが言ったことの正しさを確証しています。

というのは、もしだれかが丘の上にいる仲間を助けているときに、自力ではい上がってくることができるかどうかを試そうとして相手をわざと突き落としたりするでしょうか。特にその落下のためにケガをするかもしれないというのに―。

これと同じことがあてはまります。もしスペース・ピープルによって私たちにウソやだましが行われるならば、彼らの存在を知って信じている私たちは取り返しのつかないほどに傷つくでしょう。

このスペース・ピープルは私たちよりもはるかに進歩しており、地球人がいまこうむっている体験類を通過し、征服することによって、その段階に到達しているのだということを思い出して下さい。彼らは地球人が直面している苦闘を理解しており、そのために地球人にたいして深い同情を感じているのです。

何度も言いましたように、彼らはただ地球人を助けたいだけだと繰り返し私に語ってきました。―ただし私たちが耳を傾けて彼らの援助を受け入れるならば、です。

私の書物の刊行以来、私はスペース・ブラザーズから"メッセージ"を含む多くの連絡を受けてきました。彼らには『宇宙船の内部』(アダムスキー全集第1巻『宇宙からの訪問者』の第2部)に私がつけた名前で出てきます。読者がこの書物を注意深く読むならば、この名前は彼らの本当の名前ではなく、読者の便宜をはかって用いられた身元確認の手段にすぎないことがわかるでしょう。

ブラザーズは、この書物に出てくる名前で"メッセージ"が与えられたと称する多くの人が出現するかもしれないことに気づいていました。このため、当時彼らブラザーズは書物に出てくる名前で自分の身分を表明するようなことはしないからと約束しました。彼らは次のように約束したのです。もし彼らが別な人を通じて私に伝言を送ろうとする機会が生じたならば、彼らが当時私に与えた名前で自分の身分をはっきりさせるというわけです。この名前は全然公開されていません。今日までこの身分確認用の正しい名前を含む手紙または報告書類を私は受けとったこともなければ見たこともありません。

私はこの質問で言及されている文筆家を知っていますし、個人としてはその人を好みますが、誤った声明を支持することはできません。―だれがスペース・ピープルのスポークスマンとして代弁しても、です。

第6回2部へ続く

home artcles letters pictures ufo bbs お問い合わせ link