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新アダムスキー全集

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中央アート出版社
TEL : 03-3561-7017
E-mail :info@chuoart.co.jp
 質疑応答 ジョージ・アダムスキー

第4回 2部 UFO Contactee No.94より


問(55) テレパシーを用いるのに、特殊な感覚を必要とするのですか。

答 いいえ。テレパシーは何かの神秘的な超感覚的知覚作用を通じて受信されるのではありません。それは人間の真の自我に関する徹底的な理解と感覚の反応訓練を通じて来るのです。

テレパシーは普遍的に理解されるもので、自然界の万物によって応用されています。ところが人間だけは自分のエゴを盲目的に崇拝しますので、創造主から自分を切り離しています。このことは私の著書『テレパシー開発法』(アダムスキー全集第5巻)に詳細に述べてあります。

想念移動は他人からの印象を受けたり、スペース・ピープルとのコンタクトに限るものではありません。本当のテレパシーの受信者にとっては、このいずれも小さなことです。むしろ自分を作り上げている成分、自分の存在の目的、宇宙全体と自分との関係などの理解を探究します。

本人がこれを達成したとき、本人のテレパシツクな受信に制限はなくなります。そうなると万物のあらゆる面からテレパシーが来るのです。

これには神秘的な第六感や七感などの応用は全く必要ありません。本人がすでに持っているものの知識を必要とするだけです (注=自分の体内に内蔵されている偉大な力を知ればよいの意)。

問(56) 他の諸惑星の人々は私たちと同じようにペット(注=犬・ネコなどの愛玩動物)を飼っていますか。

答 この間題はさほど重要ではありませんので、私はスペース・ピープルと詳細に話し合ったことはありません。しかし彼らのあらゆる生き物にたいする態度の説明からみますと、彼らも私たちと同じようにペットを楽しんでいると私は判断しています。

しかし彼らのペットは"おしの動物 というよりもむしろ家族の一員として、もっと平等に扱われていると確信します。私とスペース・ピープルとの対話はいつも人間とあらゆる生物との相互関係に関する広い概念にもとづいていますので、これは動物をも含んでいます。

あらゆる生物に公平に流れている生命力の一体性についての彼らの認識のために、私たちが達しているよりももっと深い本当の親密感を他の生物にたいして持っています。

宇宙全体にわたって創造は同じです。物の進化すなわち純化は宇宙の法則です。私たちの惑星もこの証拠を示しています。かつて地球を歩きまわった生物の骨の研究から、私たちはこの生物の現代までの進化の跡をたどることができます。変化する自然に順応したのもあれば、絶滅したのもあります。

しかし常に心にとどめねばならないのは、地球は独特な惑星ではないという事実です。神の大自然は宇宙全体に同じものを表現しているのです。したがって他の惑星群も動物、鳥、爬虫類、昆虫などに恵まれているでしょう。

私たちがこうした動物界との一体性を本当に理解したならば、それとの分離感を持たなくなるでしょう。そう望むのなら、だれでもこのことを立証できます。大切なのは、ただ一つの創造主、一つの至上なる英知があるという点であり、あらゆる生命体はこの唯一の源泉から生命を受けているという点です。

昆虫はこの英知を人間という兄弟と分かち合っているのだという知識をもって語りかけられると、美しく反応を示します。これをバカらしいことだと思いますか。まじめな探究者ならば、一度試してみれば、こうした生命体とその知性について自分が考えていたよりもはるかに多くの事柄を教えられます。しかし人間の場合と同じように、ひどい言葉、恐怖、短気などを起こせば、満足のゆく結果は出てこないでしょう。

問(57) 多くの人がUFOの実在と、それが他の惑星から来るものであることを認めたがっているのに、あなたのUFOとの乗員者と会見した件に関する記述をなぜ信じようとしないのですか。

答 これは人間の性質の特異性であるように思われます。この人々はUFOが実在すること、それが知的に操作されていること、着陸の有力な報告が確証されてきたことなどを確認しています。しかし何らかの理由で彼らはスペース・ピープルが地球の住人とコンタクトしているという考え方を尻込みして受け入れないのです。私にはその理由がわかりません。

この状態を論理的に分析してみましょう。地球人は現在自分の力で宇宙旅行をしようと計画しています。計画されている月旅行もきわめて近い将来に可能性があると思われます (注=この質疑応答集は1958年4月に出された)。そして地球の科学者は金星と火星へ宇宙船を送ることを話し合っています。

そこで、もし地球人が月かまたは近隣の惑星群へうまく到着したとき、乗員が着陸してそこの住民とコンタクトしないだろうと考える人はまずいないでしょう。そうすると、別な惑星から来た人々が地球へ着陸してコミュニケートすることも当然のことだと考えられるでしょう。

スペース・ピープルは地球に滞在中は目立たないようにしており、厳密に地球人の習慣に従っています。というのは、彼らは進歩した人類が宇宙空間で私たちを取り巻いていることを多くの地球人が依然として信じたがらない事実に気づいているからです。彼らスペース・ピープルは、自分たちがコンタクトする相手は嘲笑されることを知っていますが、しかし今世界の人々に真相を伝えることは絶対に必要なのです。『宇宙からの訪問者』に述べましたように、私はスペース・ピープルのメッセージをできるだけ多くの人に伝えるための接点として役立ったにすぎません。

断言しますが、この知識を伝えると確かにひどい目にあうのです。私が直面しなければならなかった疑惑と嘲笑のために、スペース・ピープルと会ったことのある他の人々(他のコンタクティーたち) が自分の体験を語りたがらないことにたいして私は同情できます。

この大衆の不信そのものが演技とでっちあげのためのドアーを広く開いてしまい、さらに多くの混乱にしか通じなかったというのは皮肉なことです。こうした不断の否定が大衆から真相を隠してしまったのです。したがって熱心な探究を行っている多くの人が、スペース・ピープルの正常さに関して惑わされてきました。

この同じ疑惑と嘲笑は、政治指導者たちがスペース・ピープルによって与えられてきた真相を隠してしまうのにも役立っています。

問(58) 多くのUFO研究グループについて、あなたの意見はどうですか。グループ間の不和を考えれば、彼らの価値はないように思うのですがー。

答 UFOグループのすべては空中現象の情報を絶えず大衆に伝えたことによって、はかり知れぬほどの貴重な仕事をやってきました。彼らは多くの賞賛を受ける価値があります。多くの場合、彼らの活動は人から感謝されない、金のかかる、時間を消費する冒険であったからです。彼らは信じない大衆にUFO目撃、着陸、コンタクトなどの報告を伝えようとして、困難な戦いをやってきました。報告された着陸とコンタクト事件を確証するために、あらゆる調査をやったグループのことを私は知っています。そして慎重な調査の結果、インチキが行われたことをあとで発見して、グループはただちにその物語の撤回を発表しました。

私の信ずるところでは、この事件を論議し合ったグループ間に不和が生じたのだと思います。なぜならUFO目撃類の現象があまりにも強く注目されて、スペース・ピープルが示してくれた進歩した生き方に充分な考慮が払われなかったからです。

スペース・ピープルが友好的に地球の空中へ出現すること自体が、兄弟愛という宇宙的メッセージを放っているのです。もし彼らが敵だとすれば、すぐれた知識でもって、とっくの昔に地球を征服できたでしょう。

UFO研究に″宗教と″心霊を入れてはなりません。というのは、実際、私たちは神秘的なものを扱っているのではなく、基本的自然的な進化の法則を扱っているのです。

これは私の意見ですが、すべてのUFO研究グループは、彼らの目撃調査をスペース・ピープルから与えられた情報のまじめな研究と結びつければ、不和は解消し、発展的な生き方が彼らの前に広がるでしょう。ブラザーズから来るコミュニケーションは ″きれい事なのではなく、私たちの日常生活にたいする、生き甲斐のある、役に立つ規範であるからです。

他の惑星の宇宙船の建造材料

問(59) 宇宙船(他の惑星の円盤や母船)を建造するのにどんな種類の金属が用いられるのですか。

答 私自身が行った分析をも含めて、他の分析報告額によりますと、主乳金属は非常に高純度なアルミニュームであるようです。それは地球で知られている他の多くの金属との合金となっており、さらに地球人には未知の二つの元素が含まれているという結果が出ています。このことは、これらの金属が地球に存在しないという意味ではなく、地球人がまだ確認していないという意味です。科学は、金属にたいする新しい式でもって実験をやりながら、常に新しい発見を行っています。とにかく宇宙船は″この世のものでないような金属で作られているのではありません。

地球人が把握するのがきわめて困難と思われる一つの真理は、あらゆる惑星は同じ宇宙空間から生まれるという事実です。

天文学者は知っていますが、はかり知れぬ大昔、現在の私たちの太陽系は、活動する渦巻く宇宙の想像もつかぬ広大な″雲でした。しかし相対の法則によって次第にこの雲の核が凝縮して中心の太陽と十二の惑星を形成したのです。したがってあらゆる惑星が同じ基本的な元素を含んでいることは明白ではありませんか。なぜなら、最後的に固体化して現れた″種子は、元の雲全体に広がっていたからです。

以上は真実ですが、質量は惑星によって違うでしょう。ちょうど地球の一定の地域に元素類の集中を見るのと同様です。しかし基本的には成分は宇宙全体を通じてみな同じです。あらゆる生命体のこの″種子は現在に至るまで元の活動状態にあったに違いないと思われますので、この考え方が思考のための多くの資料を含んでいることを学究の徒は知るようになるでしょう。

偉大なマスターの実態

間(60) あなたが『宇宙からの訪問者』の中で言及している″マスター(指導者)″というのは、地球の運命をコント口−ルしている(とある種の教えが伝えている)人々と何らかの関連があるのですか。

答 これはある哲学の研究者たちによってあまりにも誤解され、誤って解釈されていますので、私は母船内で会った賢者たちにたいして″マスターという言葉を用いたことをたびたび後悔しています。

私がかの偉大なる教師イエス・キリストの教えに従うとすれば、ご質問のような(心霊的な)″教えのすべてに同調はできなくなります。私の知るところでは、現代の諸流派の一部によって広く教えられている内容とは関係ないことですが、キリスト的な意識をマスターの位置にまで達成させた人は地球にいません。

宇宙的な知識においていかなる地球人をもはるかに超えている、他の惑星のこの賢人たちに言及して、私はウェブスター辞典の定義どおりに ″マスターという言葉を用いました。引用すると次のとおりです。「何かの職業、芸術または科学で大いに、または完全に熟達した人」 この人々は完全さを否定していますが(注=完全な人間は存在しないの意)、彼らの宇宙の法則の理解は私の理解をはるかに超えていますので、当然のことながら私はこの点では彼らもマスターであると考えています。

彼らは自分の肉体の働きや想念の力などの知識を持ち、私たちが見習うことのできないような心の支配力を持っています。彼らは自分の存在の目的、宇宙と自分との関係、宇宙に存在する万物の一体性などを理解しています。このような理解があればこそ、私たちが持つことのできないような謙虚さと同情の心とが起こるのです。人間は宇宙的な生き方で成長するにつれて、あらゆる行為の背後にある因を見ることができるようになり、そのときこそ万物にたいする同情の心が発達するからです。

因を見ることのできるこのような人は、まだ行われていない行為の結果を見通します。すでに青写真が作られているからです。このために本人は知恵をもって論じ、行為が完成する前に解決ができることを願いながら、非個人的にアドバイズできるのです(注=未来を予知できるの意)。

私が″マスターと呼んだあの賢人たち(異星人のなかで特に偉い人たち)は地球の諸状態について論じ、現在の状態に至った地球人類の歴史を説明しました。この話が行われているあいだに彼らは他の惑星群の人類を例にあげました。その人類は日常生活の基礎としての理解力をもって、自分たちの文明を平和と幸福のために建設したのです。賢人たちは、この人類の歴史は建設のそれであったと言っています。一方、私たちのそれは破壊でした。 しかし賢人たちの態度には非難や裁きのかけらもありません。この賢人たちはあらゆるスペース・ピープルから寄せられている最大の関心と愛情を一身にあらわしているのです。

もう一度この間題を明らかにしましょう。彼らは正常な、肉体を持つ人間です。いかなる神秘も彼らを包んではいません。彼ら賢人は他の人々と同じように人々にまじって生活行動をしています。私たちの時間の概念に従えば、彼らは大変な高齢者です(注=地球式に換算して八百歳から一千歳ぐらいといわれる)。しかし繰り返しますが、彼らはいかなる種類のマスターをも自称しません。彼ら賢人たちは他の多くの同胞よりも高度な理解力を持っていることは認めていますが、いつもつけ加えて語るのは、創造主の法則によって私たち地球人もみな最後的には彼らの現在の知識を持つまでに成長するだろうということです。一方、彼らはそのときにはもっと高度な理解を持つまでに進歩するでしょう。

あらゆる人間の場合と同様に、やがては彼ら賢人たちも現在の肉体を横たえて、新しい肉体に移るでしょう。私たちはこの推移を″死と呼んでおり、私たちのほとんどはそれを恐怖で見ています。一方、彼らはそれを一軒の家から別な新しい立派な家に移動するぐらいにしか考えていません。

しかし彼らの現在の肉体の場合と同様に、彼らの新しい肉体(注=転生して得た新生児の肉体)も物質的なものです。というのは、神なる創造主の生命力が体現できるのは、現象界を通じることにほかならないからです。したがって、人体の必要性を超えて発達することを意味する″熟達という地球人の概念は、生命の法則にたいする地球人の誤った解釈のもう一つの例にすぎません。

人間の内部に潜在する力を認めることのできない地球人の無力さは、現在のさまざまの教えの誤用の原因となっています。地球人はすでに自分がよく知っている事実を自分の理解力で容易に分類することができないのを恐れており、この ″知らないものを人間は自分で考え出した″神秘 の分野に分類しています。そして人間はいかに″神秘を好んでいることでしょう!

古代においては多くの人がこの人間の弱さを利用し、簡単な宇宙的真実を神秘の中に包み込むことによって、自分を大衆の支配者にしました。時代がくだって、ほとんど知識を持たない別な人たちは、自分たちの個人的な解釈を加えて、ついに真理の核はほとんど失われてしまいました。

しかし宇宙の基本的な諸法則は簡単で、わずかしかありません。私たちが理解の面で成長するにつれて、その簡単さのためにそれを理解できるようになります(注=上の間60は、地球の運命を左右する霊的なマスターが存在するというある心霊的な物語に言及したものと思われる)。

問(61) ストレイス氏の書簡に関して、ワシントン市の私の代理人に出した手紙の返事に、国務省にストレイス氏という人物はおらず、今までにも存在したことはないと知らせてありました。また文化交流委員会も存在しないということです。これを説明できますか。(注=このストレイス書簡事件については本誌92号の「質疑応答」間引に詳述してある)

答 ストレイス氏の書簡を公開する前、私が知らさねばならないと思っていた事柄を「アメリカの大衆」に伝えようと元気づけられた第三パラグラフに関する私の解釈に従って、私はその書簡の信憑性の徹底的な調査をやりました。

その当時私は、ストレイス氏は国務省の職員でありながらも同省のいかなる名簿にも氏名が掲載されていないのだと確信していました。

しかし私がストレイス氏の書簡を公開して以来、明らかにその発信人を押さえようと行使された圧力のために、この声明は撤回されました。しかし書簡が公開される前、この圧力が行使されなかったときは、真実が堂々と述べられたのです。

文化交流委員会の存在の否定はおかしなことです。なぜならその委員会が行っている活動は国際的に知られているからです。アメリカの代表者たちが海外への親善旅行のためのビザを取得するのは、この委員会を通じて行うのです。また外国から来る文化的なグループもこの委員会を通じてアメリカ訪問の手配をします。それは名称が意味することを正確にあらわしています。国家間の文化の交流です。この機関の主目的はあらゆる階層の代表的市民の友好的な交流によって、世界の民族間の良き理解をもたらすことにあります。

文化交流計画は放送や新聞などで広く知られてきました。たとえばイギリスとアメリカの新聞は (他の国がどれぐらい報じたかは知りませんが)ボブ・ホープがロンドンからニューヨークへ帰った記事を載せていますが、そういうふうにして彼はソ連への最近の訪問にも文化交流委員会を通じてビザを取得できたのです。私はこの記事の切抜きをファイルしておりますし、フライイング・ソーサー・レヴュー誌の1958年5・6月号も、ロンドンタイムズ紙に掲載された同様の報道に言及しています(注=ボブ・ホープはイギリス生まれのアメリカで活躍した有名な喜劇俳優)。

いかなる″計画といえども、その構成は通常多数の人間の集団によってなされます。アメリカではこうしたグループを″委員会と呼ぶ習慣があり、ストレイス氏は文化交流委員会と行動を共にしていたのです。

(以下次号)

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