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新アダムスキー全集

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中央アート出版社
TEL : 03-3561-7017
E-mail :info@chuoart.co.jp
 質疑応答 ジョージ・アダムスキー

第1回 1部 UFO Contactee No.91より

この質疑応答集は1957、8年に アダムスキーが各国GAPリーダーに配布したもので、ポケット判5分冊から成っている。訳者は事情により多年秘蔵していたが、今回より連載することにした。内容は今も新鮮である。尚、文中の「注」は訳者による。

問(1) あなたは『宇宙船の内部』(アダムスキー全集『宇宙からの訪問者』の第二部)を出して以来、別な著書を出しましたか。

答  いいえ。ある書物を出す仕事を始 めましたが、科学的プログラム(注= スペース・プログラムのこと) を遂行するために、この書を出すのをやめるようにとブラザーズ (注=友好的な異星人)から忠告を受けました。『宇宙船の内部』 にこそ多くの貴重な情報が 含まれていると彼らは言っています。

私たちが右の書の中に述べられている 知恵の言葉に従って生きるように努力するならば、この書は世の中の役に立つでしょう。

地球人が互いに他人にたいする考え方の習慣や行為をすすんで変えようとして、より大きな理解と思いやりを示すようになるまでは、これ以上の情報 はほとんど与えられません。 (注=上の回答で 「ある書物」とあるが、これは原稿の完成をみただけでついに出版されず、アダムスキーの幻の書物となったものを意味する。訳者はかつて海外の某所でこの英文原稿を読んだことがあるけれども、たしかに 『宇宙からの訪問者』 が圧倒的にすぐれていることを知った。上の幻の書物の中に 「金星ではロボットを多用して人間の労力を大幅に削減している」という記事があったのが印象に残っている) 

宇宙の諸法別に関する成長とそれを確実な足がかりにしたことによって、彼らは (ブラザーズは) 私たちよりももっと幸せな生き方ができるようになったのですが、この生き方を他人に押しっけてはいけないというふうに理解しています。各人は自分でこのことを理解する必要があります。しかもこれは個々の問題です。一州、一国家、一世界は、そこに住む人々と同じように強くて幸せであればよいのです。

各人は他にたいする影響力の中心であり、本人が接するあらゆる物に影響を与えます。したがって、各人が自分自身にたいして真実な人間になることを学びながら、自分の生き方を改善するにつれて、本人はそれに従って同胞に役立つのです。まったく重要なのは日常の生き方です! 各人は自分でこのことをなさねばなりません。

問(2)  ソ連の人工衛星スプートニクについてスペース・ブラザーズからの情報をお持ちですか。

答 ありません。ソ連の人工衛星が打ち上げられて以来、現在まで(1957年10月18日まで) 私はスペース・ピープル(注=別な惑星から来た人々)と会っていません。この次に会ったときには、この間題で質問してみましょう。このあとの間鰍ノ関して彼らがどんな情報を与えるかも含めてみます。

しかし一つ知っている事があります。 その小さな人工衛星のあとを追いかけていると最初に報道され、しかも今は衛星を導いているといわれるあの”砲弾型物体”は(別な惑星の)宇宙船です! この間題で流された情報を調べてみれば、一個以上の”砲弾型物体”がソ連の人工衛星と共に軌道を回っていることがわかるでしょう。

この前スペース・ピープルと合ったとき、どこかの国が地球を回る軌道にうまく開発物を乗せる可能性について話し合いました。そのとき彼らが言うには、どこの国がこのようなプロジェクトに成功しても、綿密に観察するつもりだということです。それが純粋に科学的なものであることがわかれば彼らは放置するそうです。これが彼らの現在の方針のようです。

問(3)  地球人が初めて人工衛星を打ち上げるのをなぜスペース・ピープルは援助しなかったのですか。

答 私に与えられた情報によりますと− これはソ連から直接にきたものではなく、ソ連と連結している他の回の人たちからよせられた情報ですが−ソ連には多くのUFO目撃や着陸事件があったということです。私が知り得た限りでは、ある国 (複数) はUFOにむかって発砲せよと自国の空軍に指示を与えています。いずれの国にせよ自分たちが撃っている相手や、自分たちが無視している情報の与え手からの援肋は期待できません。

忘れてならないのは、宇宙から来る訪問者は差別というものを知らず、特定の階級の人だけを支持しないということです。彼らは政治や宗教には関係なく、全人類を兄弟姉妹とみなしています。彼らの関心は全体的に”人間”にあるのです。この地球にせよ広大な宇宙のどこにせよ、どこで”人間”を見いだしても、このことは変わりません。しかし断言しますが、彼らは敵意をもつ人を支持しないでしょう。

問(4) スペース・ピープルはなぜ地球へ来るのですか。

答 この特殊な時期にあれほどの数で彼らが出現するのは、主として科学的な調査研究のためです。今までにほとんどすべての人が、地球の自転軸に発生している変化について、何かを聞いています。これはあらゆる惑星に一定のサイクルで発生する自然現象です。

彼らは (スペース・ピープルは) この変化を綿密に観察していますが、それは一太陽系内のどこかの変化は太陽系全体にある程度の影響を与えるからです。

また彼らの現在の地球訪問は地球観測年と一敦することにも気づかれるでしょう。この観測年中はあらゆる国の一流の科学者が、地球とその諸活動を一生懸命に研究します (注:1957年7月1日から1958年12月31日までの18カ月間実施された)。

しかも私たちは地球の大気圏内を飛ぶ彼らの宇宙船によって、宇宙に隣人の存在することが知らされつつあるのですが、彼らが実在するという証拠を前にしながらも、大多数の科学者は他の惑星群に人間が住んでいることに気づきませんでした。

私たち地球人が知識によってわが太陽系の家族の一員になるのが、彼らの心からの願いなのです。

問(5)  スペース・ピープルは私たちに似ているのですか。

答 そのとおりです! 地球の聖書の教えによれば、地球の人間は創造主の姿に似せて創られたとあります。これは真実で、しかもこれと同じ創造主が宇宙とその中に含まれる万物の父というのですから、”多くの館のある父の家”の中の別な部屋にいる父の子供たちも、私たちと同様ではないでしょうか。

地球ではさまざまの大きさや皮膚の色の人間がいますが、これと同じ状態は別な惑星群にも存在するのです。地地人は皮膚の色によって人種別に分類しますけれども、他の惑星群の居住者は、父自身のさまざまに変化した似姿を生じさせた父の知恵にたいして、父を賛美しています。外見によって評価される人はおらず、万人が内部に創造主の生命を宿すものとして崇敬されます。

スペース・ピープルは私たちと同様の人間です。ただ彼らは自分自身と、私たちすべてが住人である宇宙についてより深い理解を持っているのです。私たちも宇宙旅行をマスターすることを学ぶならば、私たちの宇宙の概念は無限に広がるでしょう。

問(6)  スペース・ピープルは地球の特殊な形態の社会を支持していますか。

答 支持していません。このような支持は地球の分割の習慣に従ったものです。彼らはいかなる種類の誤った分割をも認めません。彼らは、生命は永遠であり、あらゆる人は一定の運命を遂行するために生まれていることを理解しています。各人は人生の行路を旅しながら自分のレッスンを学ばねばなりません。他人がこれから学ばねばならぬレッスンをすでにマスターしている人も多くいますが、万人の前には初めも終わりもない永遠の通が延びています。したがって万人は等しく尊敬されるのです。だから彼らは地球の特殊な形態の社会をより好みもしなければ非難もしません。

問(7) 1950年代の初期に聞いたようなUFOの墜落事件を、なぜこの頃聞かないのですか。

答 初期の墜落事件は、地球のエアーコンディショニング装置に似たプロセスによって、地球の大気圏内の放射性物質が、UFOの中に取り入れられたために発生したのです。乗員は病気になり、船体のコントロールを失って、その結果、致命的な墜落となったわけです。多数のこうした災禍が発生したのち、他のUFOの乗員たちは諸条件の調査や、こんな災難を避ける方法を探求し始めました。現在彼らはこれに成功しています。

彼らはある小型の装置を完成させています。宇宙船が地球の大気圏内を飛行しているときに、各乗員は各自でこれを身につけるのです。宇宙船内の空気を清浄化するためにもっと大型の同様な装置が使用されています。スペース・ピープルが地球へ来るときには、地球の大気中ばかりでなく食物や水などにも含まれている放射性物質に耐えられるように、保護用としてこの装置を必ず用います。

問(8)  彼らはなぜ私たちにこの装置を与えてくれないのですか。

答 その装置は彼らの惑星から産出する鉱物や元素類でもって開発されたもので、したがって使用者と調和した波動を含んでいます。地球人用の保護装置は地球の元素や鉱物によって作る必要があります。これは地球人が肉体の波動を地球に合わせるためです。

問(9) スペース・ピープルはなぜ地球人よりもはるかに進歩しているのですか。

答 彼らが私に語ったところによりますと、遠い大昔 (注:この部分の原文はmillions of years agoとなっているが、この場合のmillionsは 「数百万の」ではなく「多数の、無数の」という明確な数字を含まない表現なので 「遠い大昔」とした。したがって、いつ頃のことかはわからない)、この太陽系内の他の惑星群の住民は、互いを一惑星という家族の兄弟姉妹として尊敬し始め、万人をただ一つの無限の創造主の子として認めています。

分裂もなく、万人が共に調和して働きながら、その努力を建設的な研究と成長の方に傾注することができました。その結果、彼らは自然界の諸法則と自然界の働きを充分に学んでいます。この知識のために彼らは自然の力 (複数) のいくつかの利用法を支配している諸法則を理解することができましたし、それによって彼らは自分たちの惑星の機能に合わせて宇宙船を建造することができました。そしてついに自分たちの世界の限界を超えて旅することが可能になったのです。

一方、地球人類の歴史は分裂と個人の願望に満ちていました。建設よりも破壊が人間の習慣になっています。今日私たちはこうしたやり方の報いとして病気、苦しみ、無知などを生じています。

私たちはこの惑星地球を人間のものとみなして、各人がわずかな土地を自分のものだと主張していますが、一方、宇宙の隣人たちは自分たちの惑星を創造主のものだと自覚しています。したがって一大家族として彼らは産物を平等に分配しているのです。

私たちは分裂のもとで互いに見知らぬ人間として生きていますが、彼らは同胞愛のもとで平和と調和の中に生きています。

問(10)  彼らは神を信じていますか。

答 彼らは各人のあらゆる想念、あらゆる行為において創造主を賛美しています。地球人は信仰を告白し、多くの人が敬慶な信心の言葉をとなえますが、内心では、知恵を持つ大師たちから何世紀にもわたって伝えられてきた普遍的な諸法則を生かすことの実周性を疑っています。

キリスト教の旧新約聖書で、すべての偉大な指導者の教えで、私たちは愛の掟を見いだします。「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい」と。

この掟の本当の意味を充分に理解するには、私たちは”隣人”という言葉の概念を広げる必要があります。隣人というのは隣家に住む人だけではなく、世界のあらゆる人、私たちの太陽系内の他の惑星群に住むあらゆる人、広大無辺の宇宙に住むあらゆる人を意味します。

宇宙とその全体はこうした調和の法則に従った完全なタイミングのもとに働いています。このことを理解して宇宙の隣人たちは平和、健康、生命の真の目的の深い理解などを見いだしてきたのです。したがって、私たちが自身の心中に恐怖、憎悪、食欲などを抱くならば、神にたいする信仰を生かしていないことになります。神にたいする真の信仰とは生き方を意味するのです。

>> 第1回 第2部へ続く

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