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  スペース・ブラザーズは何故来るのか?

第4話 NewsLetter No.60、61 1976より転載

意識と心の融合こそ永遠を生きる道

■ ある計画

当局がなぜ一般人へ真相を伝えないかについては多くの理由があります。私は自宅に文書を保管していますが、それはウインストン=セイレム・トーチ・クラブで行われた講演録です。それによりますと、宇宙人が敵であるとしても、私たちはその人々に対抗する防御力を持たないので、むしろ私たちが敵意を持つようになるべきだと、露骨に述べてあります。しかし宇宙人はまだ敵意を示してはいません。これは空軍の報告なのです。

その講演を行った人は、かつて空軍のトップであったスタンフォード将軍です。そのとき彼は25年前にオーソン・ウェルズが制作したドラマ 「宇宙戦争」によって発生した悲劇について語りました。どの程度の被害があったかは話しませんでしたが、当時の模様を調べてみますと8万人の米市民が自殺を図っています。国中がほとんどパニック状態になったのです。こうした危険の存在するこの頃は、だれもが互いに他人の喉元を狙っています。どこの国にしてもパニックを起こすことがよかろうはずはありません。

今、ある計画が企図されつつあり、私が望めば、その一部に参加できるはずです。米国を4〜5ブロックに分けるというもので、これは宇宙と人間の期待するものとに関する漸新的な計画であり、過去18年間のUFOに関する知識を自然に大衆に浸透させようというものです。

これは私が現在やっているのと同じ方法です。私はカリフォルニア州に11歳から19歳までの青少年UFO研究者を5千人ほどかかえており、UFO問題の浸透計画を実施中で、バークレー市の若い教授がそのリーダーになっています。

私たちは航空宇宙局の宇宙問題に関する情報も浸透計画に取り入れており、生命の科学に関する哲学も応用しています。

ただし心霊や宗教は排除しています。こうしたものは人間が利己的な目的を求めて、無知という径路を通じてひどくゆがめられているのです。だから私たちは"宇宙的"と言うのです。私たちの計画は商工会議所からも支持を受けており、学校のカリキュラムの中に組み入れられています。私のような老人は早晩この世を去らねばなりません。私たちが残す新しい生き方をすごすのは若い人たちであり、その新しい生き方は宇宙と関連があります。各地に支部があって、900名の別なメンバーが活動しています。ある13歳の少女が活動を始めて、350名のメンバーを獲得しました。


■ 混乱を起こすのは若者ではなく、老人

こうした計画は価値のあることで、未来のためになります。混乱を起こしているのは老人なのであって、このことは認めてよいでしょう。第二次大戦を起こしたのは若者ではありません。第三次大戦が発生するとしても、やはり若者が起こすのではないでしょう。他の民族とトラブルを起こすのは老人なのです。そして自分たちの無知のために戦場で若者を犠牲にします。無知こそトラブルの発生する原因です。一方、若い人々は眼覚めつつあり、今やまさにその時機が来ています。

宇宙人が支持していない事が一つあります。老人が自分の過失を補うのに、自分たちの血肉である若者を利用しているという実情です。私たちが若者を"自分の物"だと考えたならば、そんなことはしないでしょうし、神の創造物だと考えたら、やはりそんなことはしないでしょう。あらゆる人間は、自分がだれであろうが自分が何を考えていようが、それには関係なく、みな神性すなわち宇宙の原理をあらわしています。人間は宇宙の創造物であるからです。これは他の惑星も万物も同様です。私たちにはまだ学ぶべき事が沢山あるのです。


■ グレン中佐は実証した!

1955年に私は「宇宙船の内部」という本を書きました(注=ユニバース出版社刊「宇宙からの訪問者」第2部)。

これは現在品切れになっていますが、いずれ少し改訂して再版が出る予定です。この本の76頁に暗黒の宇宙空間における私の体験が述べてあります。私が目撃した光景を理解して頂くために、そのことをお話ししましょう。

私はこの光景を"花火現象"と名づけました。この情報を求めるのに国民は1ペニーの税金を納める必要もありませんでした。あの本を買った人は3ドル50セントを支払っただけです。しかし国民は私の宇宙旅行のために税金を出したわけではありませんし、スポンサーになった人もいるわけではありません。私は一人の宇宙の友に会い、相手が案内して宇宙船に乗せてくれて、多くの事を学ばせてくれました。

それから数年後にジョン・グレンが宇宙空間へ飛び出て、地球を回る軌道に乗りました。彼は何を報告したでしょう?1955年に私が"花火現象"と報告した光景と同じことを伝えたのです。しかし彼を人工衛星に乗せて打ち上げるには国民の5000万ドルの税金を必要としましたし、空軍がスポンサーになっています。

ここである物をお見せしましょう。これはジョン・グレンが撮影した写真です。 ごらん下さい。「NASA(米航空宇宙局)6−S62−48」となっています。

「宇宙飛行士ジョン・グレンがMA6人工衛星から撮影した宇宙」と書かれています。この写真には多くのスジが写っていますが、それらは非常にきれいな小さな円形の物体です。これがスジになっているのは物体群が急速に移動したからです。これは大変な光景です。この線は物体の航跡で、ここには点となって写っているのもあります。ここにはいわゆる母船も見られますし、その下方には別な母船もいます。

宇宙空間には何もないと考えられてきましたが、そうだとすれば、宇宙の完全な暗黒の写真中に写っているのは何でしょう? 当局はこれを宇宙船とは言いませんが、ちゃんと写真に写っているのです。グレン中佐が撮影したのです。これこそ彼が"花火のようなもの"と称した物で、他の物体も写っています。

奇妙に思われるかもしれませんが、私は宇宙空間の沢山の写真を撮った唯一の人間です。これは自慢話ではありません。

私は自慢をすることはきらいです。二度の機会に月面の写真を振りましたが、それは全然公開していません。またその実写映画フィルムを持つ唯一の人間でもあります。それで他のコンタクティーたちはどうなっているのか、こちらが知りたいくらいです。彼らが適切な分野で活動していないということは、米国民が何か誤った事をやっているのでしょうか?

彼らが考慮されていないというのは、何か間違った事があるからにちがいありません。私はたびたびワシントン市へ呼ばれますが、彼らの意見は重視されず、完全に無視されています。数年前、私はアイオワ州で講演をしましたが、個人的に新聞に情報を提供することもできませんでした。

「読者はそんなバカげた話題を望まないのだ」と新聞社は言っていました。彼らは他のコンタクティーと同じ線にそって私が講演をやってきたと思ったのです。こうしたことに対して一体どんな厄介事が起こっているのだろうと私は思っていました。人々はいつもなら喜んでいたのですから。どこでも人々は親切にしてくれて、私を援助してくれたものです。

こうしたことはすべて、すぐれた情報径路を破壊してきた狂信者によって、だめにされています。

それで、とにかく私はその夜、講演を行いました。そしてはっきりわかったのは、会場へ一人の記者が来ることになっているということでした。講演会場は満員でした。私は今お話ししているような講演をしたのですが、翌日になって、間違っている原因を発見したのです。

私は次のように話しました。「地球へ来るスペース・ピープルは、幽霊や霊魂ではない。彼らはあなたがたや私と同じ人間なのだ。だれもその一人になれるのだ」と。私たちも"スペース・ピープル"なのであり、宇宙空間を動いているのです。あなたがたが何を信じようと私は気にしません。あなたがたが何を信仰しようと、それは私に関係のないことです。 しかし真理はあくまでも真理です。

ところで、私はブラックホック・ホテルに滞在していましたが、朝食後、ラウンジに座って周囲を見回しました。その日のスケジュールでは何も予定してなかったため、別段することはありませんでした。すると一人の男が新聞を手にして近寄って来ました。彼は新聞と私とを交互に見ています。そして声をかけました。「失礼ですが、これは、あなたではありませんか」 

新聞に私の事が出ているとは知らなかったのです。見ると、私の顔写真と講演で話した言葉「彼らは幽霊や霊魂ではない」が掲載されています。私はそこから出て行くまでに長時間を要しました。なぜなら……(訳注=ここでテープのA面が切れている)


■ 2日目の質疑応答

(B面……ここから質疑応答に入っている)……さかさまになったり、正常になったりすると言えばよいでしょう。底 におもりをつけた小さな人形を投げるならば(訳注=起き上がり小法師)、直立します。人間もそのように動きます。別な惑星から来る宇宙船もそのように作動するのです。そんなふうに建造されているのです。自然の万物は概してそんなふうに動きます。

質問: 昨夜映写された映画で見ましたように、円盤が縦に飛ぶ場合、何かの瞬間に安全ベルトで体を縛るのですか、または回転し続けるキャビンを持っているとすれば、どうなるのですか。

答: 大丈夫です。円盤にはあらゆる状態を制御するいろいろな条件がそなえてあります。いわゆる気密条件などです。ただし地球の人工衛星の気密法とは違います。

質問: あなたが乗った母船や円盤などの人工的な重力、気圧、温度などは、地球上のそれらと全く同じなのですか。      

答: そうです!

質問: 驚くべきことではありませんか。

答: そう、どの宇宙船にも惑星にも多少の気圧の変化はあります。1平方インチにつき15ポンドから10ポンド程度の差はありますが人間に影響はありません。それ以下になると影響が出始めます。したがって地球と他の惑星間との差は5パーセントぐらいで、15ないし最低で10ポンド程度です。私たちが円盤内の気密室に入ると、それに肺が慣れるのです。 ちょうど潜水夫が海中から水面上に出て来るときと同様です。もし急速に水面に出ますとケイソン病になりますが、ゆっくりとなら大丈夫です。これと同じですね。

質問: 見たところ月の大気圧はかなり低いようですが、これについて彼らは何と言っていますか?

答: 6パーセントだと言っています。したがって月面上で快適な状態になるには人間の肺活量を9度減少させねばなりません。それには24時間ないし12時間を要しますが、その時間は各人によります。人間の肺や肺小葉はエアポケットであり、気象条件等にみずからを調整しなければなりません。海抜ゼロの位置とメキシコ市との間には3パーセントの差がありますが、低地と同様に快適にすごせます。

質問: 火星には酸素が少ないといわれていますが、これは本当ですか?

答: 酸素が少ないという可能性はあるでしょうが、事実だとは思いません。私たちは現在地球以外の事に関して事実はわからないのです。地球の内部に関しても事実はわからないのですからね。たとえば米国が最初に打ち上げた人工衛星は、大気圏外の諸条件を測定することが目的で、それから地球へ返されました。ところがこの装置は実際には「地球の表面に酸素は存在しない」と記録しました。酸素がないといっても、私たちはそれが存在することを知っています。

 あなたがたは電波が存在することを知っています。ラジオやテレビを通じて話しかける人は死者ではなく生きた人間ですが、しかし本人を見ることはできませんし、相手の存在を感じることもできません。それにもかかわらず出演者は各自の家の中に出現します。それにはラジオを買って、ダイアルを回せはよいのです。チャンネルを選べば、出演者はテレビの画面に現れます。しかも家庭の部屋と放送局とほ300マイルも離れているかもしれません。

 よろしい、テレビ画面に現れる人間を例にあげましょう。今日、私たちが持っているテレビのスクリーンには500本の走査線があると思います。何かの像を再現するために、500本の異なる線が用いられるわけです。ちょうど生まれ変わりと同じです。フランスでは1500本の走査線が用いられるということで、これなら、もっとすぐれた像が再現するでしょう。しかしどんな像が再現されようと、すべてただ一つのパワー、ただ一種類の電波で送られるだけです。これは500本の微小な針金をよじって一本の太い鋼索を作るようなものです。

そこで、創造主の意識 − これなくしては万物の創造は行われないのですが − が、ふたたび出てきます。現在、世界には30億の人間がいます。ちょっと考えてみて下さい。30億の人間がいて、各個人用に500本の線があるとして、それで万人を作り上げるとすれば、500本かける30億となり、ぼう大な走査線になりますが、それが一本の太い鋼索となって現れます。そしてその鋼索は全英知、全意識の一片にすぎません。意識には限度がないからで、しかも鋼索は限度のあるものです。この鋼索がどんなに太く長くなっても、全宇宙空間を満たすことはないでしょう。

そこで全宇宙は意識の大海であり、その中で万物が生き、死に、再生するのであると言えます。この意識には限度がありません。

イエスは言っています。「人間や主人を敬うな」と。宇宙にはただ一つのものしか存在しないからです。それは人間の"父"です。イエスはそのことを直接に人間に語ったのであって、彼自身を通じて語ったのではありません。聖ステパノがイエスの復活の後に尋ねました。

「先生は"父"について語りながら、その"父"を私たちに見せてくれませんでしたね」 イエスは答えました。

「きみは"父"をまだ見たことがないというのかね?」 

ここが地球の一般人とスペース・ピープルの違うところなのです。イエスは言っています。

「きみはずっと私と一緒にいながら"父"を見たことがないというんだね?」 ここで創世記をのぞいてみましょう。

このように書いてあります。万人は創造主に似せて創られたのであると。救世主イエスに似せて創られたのではないのです。したがって私が一人間を見るとき"父"の現れを見ていることになります。スペース・ピープルもあらゆる人間や万物を同じように創造主の現れと見ています。創造主が現れていなかったら、万物は現状のままにほあり得ないでしょう。それで私たちがその段階に到達するならば、最初にもくろまれたような生き方をし始めることになります。

これが、スペース・ピープルがはるかに進歩している理由です。彼らは聖人でもなければ悪魔でもなく、ただはるかに進歩しているだけです。彼らはこうした基本的な理解をもち、互いに精一杯にそのような生き方をしているからで、そこに私たちとの差があるのです。

>>第5話へ続く

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