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| ├ 写 真 |
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| 科学者はUFO問題に目覚めつつある ティモシー・ベクリー | |
| 第3話 宇宙飛行士達のUFO目撃 UFOと宇宙 No.22,23 より |
| アポロ12号で飛行中、アラン・ビーンは背後に「ヒユーツ」という音を聞きつづけた。別な飛行士は、宇宙船が月の裏側へ回ったとき「ウー」という不思議な音を聞いた。地上の管制官たちもまた船内からのものでない不可解な音を―。科学者たちはこれらの背後にUFOの影を探り始めた! |
■ スプリンクル博士も信者になった
驚くほど多数の科学者がこうしたUFO報告類を額面どおりにしか認めないが、少数ながらも実際のコンタクトの可能性を考えている科学者もある。 この分野に鋭い限を向けている学者のなかに、ワイオミング大学の心理学準教授レオ・スブリンクル博士がいる。 UFOの存在に関して何かが決定的に証拠づけられねばならないとすればそれは我々がUFOの乗員とコンタクトするときに実現すると博士は言う。 スプリンタル教授は多くの機会に次のように述べた。多数の理性的なまじめな人がUFO乗員とコンタクトしてきたというのだ。しかし、こうしたエピソードは厳密に物理的性質のものだと彼は確信していない。
「私はいわゆるコンタクト事件において、いかに多くの異常性が含まれているかを理解しようとしてきた。しかし発生する事件には心霊的な含みがあるような証拠は充分に出ている」 その結論がどのようなものであろうと、スプリンクル教授は、自分自身の2度にわたる"全く本物の"目撃を認めている。 「最初の体験以前、私はUFO問題を嘲笑していたが、その体験で半信半疑となり、2度日の目撃以後は"不本意ながらも"信者となった」 スブリンクルは各種の学者の集会の前で何度も自分の考えを述べている。 「UFO現象に物理学的、生物学的、社会心理学的、精神的な問題がともなうことは事実であり、全く驚くべきことだ」 ■ 有名な天文学者ページ博士はUFO問題を重視しているいる カリフォルニア芸術大学の教授ジェームズ・ハータックも同様な態度を示している。1973年2月、ニューヨークで開かれた超感覚研究財団主宰のキルリアン写真に関する研究会の席上で、ハ一夕ックは多数のアマチュアや科学者(この中には宇宙飛行士のエドガー・ミッチェルもいた)を前にして講演を行い、「地球人だけが宇宙に住む唯一の知的生物ではない」と述べたのである。
そしてわが地球が数千年間他の銀河系から来た人間によって訪問を受けてきたという自説を裏付ける証拠を示した。この証拠というのは彼みずから集めたものだが、そのなかには最近研究家が解読したばかりの、古代チベットで書かれた古文書がある。それによると ―デニケン流かもしれないが ― 大気圏外の人類が過去に地球人と混合し、各種の文化の発達に複雑な役割を演じたかもしれないというのだ。 宇宙開発計画の初期以来、筆者は宇宙飛行士や宇宙開発に密接に関連のあった人々が、不思議な飛行物体について述べた言葉を追求し続けてきた。宇宙飛行士が体験したUFOの目撃は極秘にされている。しかるに彼らは宇宙空間で見た未知の物体に関して情報を洩らしているのである。わが宇宙船が親しく観察され追跡されたことを意味する豊富な証拠は筆者が別な記事で出しているし、ジョーゼフ・グッダページも掲げている。 この種の最も新しい公開声明は、月へ行ったアポロ17号の船長ユージン・サーナンが行った。月から帰った彼は自分が見て"感じた"事柄を熟考する機会があった。 「我々が大気圏外へ出て、時間と空間の無限なることに直面するとき − これはだれにも理解できないことだが、やはり存在するのである。私はそれを見たから、わかるのだ − わが地球を宇宙の広大さに比べると、いかに微小な物であるかがわかってくる。 統計上からみても、無数の"地球"と、無数の文明が存在するにちがいない。老若を問わず人々がいつか我々も遠い世界へ到達できると考えたり、我々が接触できる文明があるかもしれないと考えたりするのは、科学的にも哲学的にもすばらしいことだと思う」 特にUFOに関してサーナンは次のように述べた。 「私はUFOをまだ見たことのない男の一人だが、これまでそのことで質問を受けてきた。それで私はUFOというのは地球以外のどこかの文明によって建造され飛ばされている物体だと公然と考えてきた」 この隠退した宇宙飛行士は、地球の文明だけが唯一の高度に進歩した文明ではないと考えて、次のように語っている。 「たぶん"無限"は未来ばかりでなく過去にもさかのぼるだろう。たぶん月は、地球や月ばかりか宇宙空間に存在した太古の文明についても語れるだろう。そして周囲に存在するものすべてに対する理解を我々に与えるだろう。 相対的にまだ触れられていないもの、数十億年も昔のものを理解することは我々の背後と未来に存在するものに対する学習過程の一部分である。」 |
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