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左の写真はジョージ・H・ウィリアムソン著『Other Tongues-other Fresh』に掲載されたもの。右端にしやがみこんでいるのがウィリアムソン。
左よりウィリアムソンの夫人ベティー、アル・ペイリー、ルーシ-・マクギニス、アリス・ウエルズ。
この写真はペイリーの夫人ベティーが撮影。アタムスキーは別な場所にいたらしい。 |
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前ページの記事にある『石膏版』というのは、1952年11月20日、ここに着陸した円般心から降り立った金星人とアダムスキーが会見した際に、相手か砂地につけた靴の裏の不思議な図形を、6人の同行者のl人、ウィリアムリンが石膏にとったことを意味する(詳細は新アダムスキー全集第一巷『第ll惑星からの地球訪問者』に出ている)。
左の写真は上の場所と同じ位置を示している。1989年1月21日にここへ第2次の調査に来たとき、訳者(久保田)が上の写真を手がかりにして発見した。左右の丘や遠方の山脈の輪郭が完全に一致している。左の写真は今年1月25日、第六次の調査時に撮影したもの。 |
農場に円盤が着陸
そのメキシコ人農場主は金持だった。彼は母親から残された数千エーカーの農場に住んでいた。
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▲大母船の窓から顔を出した金星人とアダムスキー。写真が不明瞭なために左右のいずれかがアダムスキーか識別できない。接近した円盤から異星人パイロットが、アダムスキーが持参したポラロイドカメラで撮った写真。円盤から放射したサーチライトの光度をおとしているために船体の一部しか照らされていない。 |
ある日、彼が働いていた場所の近くの畑に1機のスカウトシップが着陸した(訳注=スカウトシップというのは母船から放たれる小型の偵察用円盤。直径約10メートルの2〜3人乗りの釣鐘型機体が多い)。そして二人のパイロットが降りて来た。
2人とも通常のスキー服に似た服を着ており、ヘルメットを手に持っている。きれいな長い髪が両肩に垂れていた。
相手人の身長は約1メートル57センチ。一方、メキシコ人は187センチを越える大男だ。しかも腰のまわりに弾薬ベルトをしめており、両腰にはピストルを下げている。
彼は両手で二挺のピストルを引き抜いて相手の方へ前進した。すると2人の異星人はこの地球人の意図を見抜いて、両手を頭の上においたまま彼の方へ歩いて来た。
結局、農場主は2人を家に案内して寝泊まりさせた上、2日間滞在させた。そしてついに、金星へ一緒に行かないかという彼らの招待に応じることにしたのである。
彼は行った。しかも金星に4日間滞在した。金星人が言うには、地球時間で数カ月間も宇宙旅行をしたのではなくて、数時間で金星に着いたのだという。
テレパシーで生きる金星人
彼は金星のある都市を見て、そこの人々が広場をあちこち動いているけれども、互いに無視しあっていることに気づいた。説明によると、金星人達は声を出さずにテレパシーでもって挨拶をかわすことにより、体力の消耗を防いでいるのだという。
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▲アダムスキーが描いたという円盤の絵。 |
農場主は金星に滞在中、なおもピストルと弾薬を携帯しており、決して手放さなかったが、そのことについては誰も何も言わなかった。金星人達は、彼の本性、地球から来たこと、ここが金星であることを彼が承知していることなどを、わきまえていたからである。
地球から来てここに住んでいる一家族の所へ連れて行かれたが、この家族は定住していて、もう地球には帰らないという。農場主は各建物に窓がないことに気づいた。またさまざまな男女が歩き回って、地球人の仕事と似たような仕事に従事していることにも気づいた。
金星ではあらゆる人が地域社会で価値のあるものと認められており、そのために誰もが職業や精神の発達の度合に関係なく尊重されている。別な惑星には有色人もいるけれども、地球のアフリカ人のような黒人は見なかったと、アダムスキーが述べた。
そのメキシコ人がやがて地球へ連れ戻されたとき、彼は作物やヒナドリ、その他の物を箱詰めにして、今は彼の友人になっている2人の金星人にプレゼントとして差し出した。これは相手が貧しいからではない。金星人はあらゆる必要品を沢山持っているのだ。メキシコ人に親切にすれば、彼らはこんなふうにして感謝の気持を示すのである。
金星文字の文書
つづいてアダムスキーは、この事件を調査した五人の政府関係者の写真を聴衆に見せた。そしてこの次メキシコヘ行ったときには、自分に会ってくれと特別に招待状をくれた農場主を訪問するつもりだと語った。
さらにアダムスキーは、一人の金星人から手紙を受け取ったというメキシコ人の運転手の例と、その手紙をスクリーンに写した。その手紙を書くには30分を要しただけということで、冒頭には12個の惑星が描かれていた。実際の文字は象形文字で、かなり四角っぽくて、アラビア文字かギリシア文字に似ていた。それは四つ折判の紙一杯に書いてあるが、彼は内容は読まなかった。
第3話へ続く |