ホーム ライブラリー レターズ ピクチャーズ ufo 掲示板 お問い合わせ リンク

GA Site -UFO Contactee-

articles

過去更新記事

 ├ 2009年度
 ├ 2008年度
 ├ 2007年度
 ├ 2006年度
 ├ 2005年度
 ├ 2004年度
 ├ 2003年度

最新更新記事

サイト内検索



GA Site内を

新アダムスキー全集

 ├ 写 真
中央アート出版社
TEL : 03-3561-7017
E-mail :info@chuoart.co.jp
  ホワイトサンズUFO搭乗事件 第8話 ダニエル・フライ

UFO Contactee No.142より転載 久保田八郎訳

彼らの思想家たちが論理の長所を自己宣伝している一方、人々と政府は本能と衝動によって動機づけられています。人々のほとんどは、自分たちのほとんどだれもが実際に実行しえないようなある種の高い理想やら原理やらに口先だけの奉仕をしています。

主義を押しつける指導者たち

「彼らは自分たちの信仰のシンボルとして美しい構造物やら美術品を創り出していますが、彼らの信仰を日常生活の導きのために応用することを学んだ人は非常に少ないのです。彼らの精神的向上心(複数)は彼らの進歩を物質的に顕現するというよりむしろ霊的な顕現を残しています。たとえ、彼らがどんな科学の基礎として要求される、最も初歩的な規則や法則を決定したり証明したりするために定義をしたり、計画した試みをしていなかったとしても、彼らが"社会科学″という言葉で述べているものを進歩させる試みにかなり多の時間と努力を費やしています。

彼らの指導者たちのほとんどは、自分たちに続いてくる人々に対して人々のとるべき態度と行動に関する自分たちの主義を公式化しがちです。これらの主義の各々は、それが公開されたときには、続いてくる人々をひきつけるでしょう。いくつかの場合には信奉者は少ないかもしれませんが、他の場合には国家群または種族群全体が熱烈でしかも敬けんな信奉者となるかもしれません。各々の指導者に続く人々は、そのメリットを調べたり証明したりするよりも、その教義の審美的だったり感動的だったりする訴えのために最初はそのように信奉していきます。

▲1973年6月のある日、ある村の田舎家の裏庭に立っていた写真家が無音で低く接近する不思議な物体を発見。すぐにカメラを取り出し連続7枚の写真を撮影した。これはそのうちの一枚。やがて物体は飛び去った。
▲1973年6月のある日、ある村の田舎家の裏庭に立っていた写真家が無音で低く接近する不思議な物体を発見。すぐにカメラを取り出し連続7枚の写真を撮影した。これはそのうちの一枚。やがて物体は飛び去った。

どの時代でも、そのようにして常に変化し、多かれ少なかれ、でたらめに連続した社会的経験は、彼らの社会的地位や政治力が周囲の人々、国家、種族の思想と行動とに影響を与えることができるような指導者たちによって指揮されてきています。これらの社会的経験のいくつかは、部分的に成功しましたが、大半は完全に失敗しました。そのいくつかは全種族の人々に恐ろしい悲劇と破壊をもたらしました。さらに、これらの社会的経験は成功したものも失放したものも人間関係の科学に有意義な貢献をしたものは一つもありません。

その理由は、相互に受け入れられた真実(複数)、あるいは平等な信頼を基礎として計画されたり、その上に築きあげられたものがなかったからです。相互に受け入れられ、証明された根本原理の基礎が確立されるまでは、彼らの社会技術は決して社会科学にはなりえません。これは、あなたが必要な生物学的調節に成功し、地球の住人になったならば、あなたにまかされる仕事の一つですが、おわかりのとおり、そのためにはいくぶん長い準備が必要です。数多くの乗り越えなければならない障害と直面する多くの危険があります。私たちは最初の仕事を完了した後で、この事について詳細に相談をしましょう。

地球の進化した種族のほとんどがお互いの間に、かなりの段階の条理にあわぬ現象を示しています。全く同じ程度の知識と能力をもつ人々の間にも社会的地位や生活水準にかなり広い違いが存在しています。彼らの社会と経済のシステムは恐ろしいほどに競争的であり、この競争でリードしている人たちは一般に私たちの最も近代的な宇宙船にさえほとんど見ることができないほどのぜいた-品を持っています。時勢の流れに遅れないように必死のもがきでやっと自分たちを保持しているような人々は、もっと控え目で一般的な満足基準をもっています。一方では、競争で押しのけられた人々は、自分の真価や可能性にもかまわずに自分がよいと思う生活をなんとか続けていくためにいつもとり残されています。

技術が今や彼らの存続を危うくするようないくつかの非常に重大な問題を生み出しているとしても、技術のすべての局面での進歩はほとんど熱狂主義によって打ちひしがれています。

彼らの製造と廃棄のプロセスは、結局彼らの食物の内容のほとんどを頼っている大気、地表、巨大な大洋さえも含めて、すべてを急激に汚染しつつある結果として生態学上の正常なサイクルを無視し、または故意に中断しています。絶えまなく増加する人口は比較的少ない陸地面によって養われることができないほどに大きくなっているのです。鳥たちでさえも、地球人が今自分の住み家を汚しているほどにひど自分たちの巣を汚しはしません。この傾向が逆転されないならば、地球人は自分の惑星という巣を、準備もできないうちに、永久に去らなければならないことになるでしょう。

殺すという本能がこの惑星のすべての種族に依然として非常に強く残っており、彼らの兼ね備えている創造力と技術的資源のほとんど半分は、一つあるいは他の方法でお互いを威か-したり殺したりするために、より早くてより効率的な道具を開発したり製造したりすることに捧げられています。各々の世代で、少なくとも一度は、各々の国家が一つあるいはそれ以上の他の国家との武力闘争に入るための理由を見つけています。

お互いの国家が他を征服したり破壊したりしようと固く決心し、彼らの心がその観念をいだき、彼らの技術が創り出すことができる道具やシステムが、この愚かな目的を助長するのにいろいろな方法で使用されるのです。これらの周期的な悲劇的で愚かな行為は、百世代以上も昔に私たちの先祖の観測が始まって以来、部族、種族、国家のどの段階でも、ほとんど慣例的に行なわれてきています。

指導者たちはこれらの共通した大量殺りく行為をいろいろな方法で正当化しようと試みています。彼らは自分自身を納得させる努力をし、自分を犠牲にして、感情と野生と強欲からきた彼らの恐ろしい破壊行為が、実は最も高い理想と原理によって動機づけられたものであるとする本当におかしな道徳的、思想的訓練という偉業をなしとげました。」

地球は救われるべきか否か

「五つの主要国家が原子核からのエネルギーの無制御の解放という仕事を始めました。そのうち二つの国家はこれに成功し、他の国も間もなく成功するでしょう。成功した最初の国家は、すぐに大量破壊の武器として、この新しい能力を使用しました。もしも次の大戦がおこり、これらの武器が使用されるならば、その結果は達成された全技術の破壊であり、社会秩序の喪失であり、地球全体の大多数の人々の死であるということが私たちの社会研究グループには明白でした。

社会奉仕委員会のメンバーの中で、この文明は救われるべきか否か、また救われるだけの価値が本当にあるか否かについて長い論争がありました。何人かは、私たちは単にその状況を無視し、自然にその方向をまかせるべきだと提案しました。とにかく、国家と人々が自分たち自身を破壊しようときめたのだから、自分たちの目的をはたすまで、彼らに思うとおりさせるのがおそらく適当だろうとも指摘されました。

他のメンバーが、この人種はすでに宇宙に出て行く用意をしており、自分自身を破壊する前に、独力で無制限の宇宙旅行を達成したとするならば、恐ろしいほどのエゴとゆがんだ思想をもって宇宙旅行をするわずかの生き残りが、おそらく、他の人種と連邦のメンバーにとって本当の恐怖となるだろうということを思い出させました。地球自身が完全に浄化されるまで私たちがこの惑星を検疫、隔離してもよいとさえ示唆されました。

私たちはこれらの批評になるほどとうなずきましたが、私たちのすべてが間違った方向で地球を知っていましたのでその知識は少しばかり私たちを驚かしました。私たちが観測し、議論してきた地球人類のエゴ思想はそれを観測することによって、かんたんに私たちが感染してしまうほどに伝染性がありうるのでしょうか。私たちは心の中で、過去において、私たちや私たちの先祖が真の文明化への途上で援助してきた12種族よりも、この人類は悪はないということを知っています」

注意深く考えていた姿勢から、若い男性が頭を上げ、初めて語り出した。

「地球の人々の通信の方法と大体の知識が、記録が示しているものからはるかに進歩しているとするならば、確かに彼らの多くは自分がやろうとしていることの避けがたい結果を理解しているに違いありません。」

若い女性はかすかに口をゆがめて笑って答えた。

「もちろん彼らは理解していますし、大変関心をもっています。各人は、あまりお金がかからず、しかもだれにも迷惑をかけないような救済策を見つけることを隣人や国家に対して期待しています。一方では、一人一人は、自分の運命は他のものの怠惰の結果であると不平を言いながらも、共通の墓に向かってひとまとめになって動いています。

惑星たちがそうであるように、この地球は非常に美しい惑星の一つです。それは、かつて私たちがどんな惑星上でも発見したような進化した生命体の発達に最も理想的な条件をもっています。この太陽系は、この銀河系で創られた最後の方の一つであり、もちろん、地球もまだ非常に若いのです。自分たちの誕生惑星に、依然として住んでいる人類の生活様式を学ぶときには常にいくらかの郷愁の念が存在します。厳密に原始的な方法においては、犠牲を求める闘争がすべての生活の基本的な実体であるために、私たちの生活以上にそれで満ちているようです。私たちの生活では、闘争などは非常に少なく、犠牲はもちろんのことです。私たちの宇宙船では、食物の製造と分配は自動的でしかもまかせっぱなしになっています。温度と湿度は常に適正レベルに保持され、重力でさえも必要な慣性力に調整できるのです。

地球に住む人は、いろいろな点で広く変わった経験をもち、宇宙や宇宙船内ではできない自然の美しさを楽しむことも可能です。海岸に打ちくだける大洋の波の光景や地球上の夕日の色などは、私たちにとっては、長期間計器の一つを使って観測するとき以外は未知のものです。

人工惑星の必要性

しかしながら、地球の居住者は彼らの少しばかりの利益のために、高価な代償を払わなければなりません。特に若くて比較的不安定なこの地球上では、自然は非常に気まぐれな状態にあります。表面はほとんど警告もなく噴火し、溶岩と燃える灰と毒性のガスを吐き出します。町全体がうずめられ、数千人の人々がこれらの破壊的な自然の現象によって生活を失っています。地球では、これを彼らの昔の火の神の一人であるバルカンにちなんで火山と呼んでいます。

異常な大雨が降るときには、陸上に非常に大量の水がたまり、海に向かって突進し、河川の堤防を越え、通路や低い土地を一掃します。このような氾濫は多くの家や建物を流し、しばしば広い地域を壊滅させてしまいます。

地震は断層と呼ばれる表面の岩石層にある恐ろしい亀裂に沿って建てられたりその上に建設された町にとってはいつも存在している危険状態なのです。この亀裂の両側にある岩石層はこの亀裂に沿って反対方向に動-傾向があります。圧力は岩石がその力をもはや支えることができなくなるまで蓄積され、突然にすべりが起こります。このすべりが建物を粉砕し、壊滅を開始する多くの火事を引き起こし、あの烈しい振動運動を引き起こすのです。地球の町の住人たちが、不要な火を制するために普通に使っている圧力水システムはしばしばこの振動によって引き裂かれ、気づかずに燃えだす火によって町の大半が消滅してしまいます。(以下次号)

第9話へ続く

home artcles letters pictures ufo bbs お問い合わせ link