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 UFOは地球の救済に来るのか 第1話

UFOと宇宙 No.17 1976年4月 より

恐るべき大変動に直面しようとする地球を"UFO平和部隊”が目下パトロール中?
オットー・B・ワインダー

▲サイクロンの爪あと。1976年2月12日、オーストラリアのニューサウスウェルズ州北部とクイーンズランド州南部を襲ったサイクロンのため大洪水が発生し、30の町が孤立し1500人が非難した。
UFO現象に関するほぼあらゆる事件はミステリーである。しかし地球の各地上空に出没するこの不思議な異物体について最も我々を悩ますのは「なぜUFOは地球へ来るのか」という問題である。目的があるのか? 使命を持っているのか? UFOはただ地球を科学的に観察しているだけなのか? それとも彼らは無機物か金属類の特殊な"貴重品"を地球でひそかに掘り出しているのだろうか。核戦争を防止しているのか、地球人の好戦的傾向による大気圏外汚染を防ごうとするのか、それとも地球の文明を"向上"させようとしているのか? UFOの出現を説明しようとすれば、単なる当て推量でいくらでも理由が浮かんでくる。

しかし当て推量を超えたある一つの原因が劇的な衝撃となってあらゆるUFO関係データを貫いているように思われる。それは「UFO人は壊滅的なカタストロフィー大変動から地球を救うために来るのではないか!」ということである。

とっぴな考えだろうか? バカげている? 信じられない?

地球は大変動の方向に進んでいる

そうかもしれない。だが地球自体に関して驚くべき統計や情報を調べるとよい。この世界がたしかに大破壊の方向にむかっていることがわかるのだ。

そうだとすればUFOが地球に関心を持ち、この大変動を防止しようと企てているかもしれない理由が容易に判明する。別な記事で述べたように、彼らは地球人類を大気圏外の星々へ導こうとし、銀河系内の壮大な"惑星連合体"へ参加させようとしているのかもしれないが、地球人がこの世界から一掃されたならば、不可能になるだろう。そこで彼らの緊急の仕事は、銀河系惑星界の"死亡広告欄"に地球の名が出ないようにすることかもしれない。

このように考えるのは私だけではない。UFOの著名な科学的研究家である英国のゴードン・クレイトンも次のように声明して支持している。彼は地球各地の大断層地帯付近で絶えず目撃されるUFO事件のすべてを調べたあとで言った。

「残念ながら考えざるを得ないのは、空中、海中、地表等で大気圏外の人間が活動している理由として最も可能性があるのは、彼らは今地球の腸(はらわた)の内部で起こっている何かの現象を観察している、ということだ」 彼によれば、地球の内核で発生しているこのような現象は、大変動的スケールで隆起する可能性があることを示しているという。更にクレイトンは言う。大気圏外人が地球へ来るのは、一個の生きた惑星が悲運に遭遇するという滅多に見られない宇宙的大スペクタクルを"ただ観察する"ために来るのだが、一方、彼らが大変動を防止することも考えられると。数十億の知的人類が築き上げた一大文明の悲劇的最後をながめるための"特別観覧席"を彼らが設けようとしていると言えば、これはバカらしいことのように思えるだろう。

たしかに円盤の乗員は各惑星の住民が苦悶死するのを見るために銀河系中を走りまわるようなサディストではないだろう。

しかし地球はたけり狂う自然力によって実際に消滅する危機にさらされているのだろうか? これについてはわが惑星地球に関する次の諸事実が記録されているので確証できる。これらは結局、あまりにも近い未来に人類の完全なーまたは大部分のー絶滅をおびやかしているのかもしれない一つのパタンを示すということになるのである。

●1904年以来、世界中の地震は予測された頻度で増加している。
●海底火山活動の発生回数と震度が着実に増大している。
●海洋学者の水深測量によれば、太西洋の海底が押し上げられている。所によっては2000フィートも上昇した。まるで古代アトランティス大陸が隆起しているかのようだ。
●過去10年間に気象上の諸要素が急激に変化して、このために世界の不気味な異常気象を起こした。未曽有の旱魃や大洪水、ブリザード、竜巻、ハリケーン、その他あらゆる種類の破壊的な大嵐等を起こした。

これに加えて一部分はこれらの原因でもあるのだが、過去20年間に太陽のきわめて異常な活動がある。
これが地球の大気圏、、バンアレン帯、地球全体の熱のバランスに直接間接の、影響を与えた。太陽のこうした変則活動は次のとおりである。

●1956年から58年の間に、太陽が過去数百万年間に初めて磁場の極を変えた。
●太陽の黒点群の数と大きさが通常の3倍にもなった。
●過去3年間に太陽表面のフレアーと呼げれる爆発現象の最大のものが発生している。
 これらがUFOといかなる関係を持つだろうか。

猛威をふるう異常気象

気象状態が確実に異常になったことを信じられない人は次の記事を見るといい。「1972年は世界中が異常だった」 これはスイス、ジュネープの世界気象機構の機関紙が述ベたことである。

たとえばアイルランドはこの百年間で最も寒い6月を迎えたが、一方モスクワでは最も暑い夏が訪れた。ロシアの他の部分も気候は順調ではなく、黒海とカスピ海の氷は通常よりも1ヶ月長く浮かんでいたし、記録破りの厚さに達している。スぺインでは1959年以来最多雨量を記録し、大洪水がブドー園に破滅的な打撃を与え、ラマンチャ地方では収獲の4分の3を失った。

6月にはフィンランドで大旋風が70平方マイルの森林をなぎ倒し、ドイツのハルツ山岳地帯では強風が時速250キロという驚くべき力に達した。これは北ヨーロッパを席巻して54人を死亡せしめ、数千戸を破壊した。カナダとその北極地帯の寒気は北大西洋西部の氷山を通常の10倍も生ぜしめた。米国では48回に及ぶ異常気象の大災害に見舞われたが、その筆頭はハリケーン"アグネス"で、5州にわたって122人を殺すという猛威をふるった。サウスダコタ州のシオフォールズでは1月に零下86度を記録したが、これは1918年以来の最低気温である。1ヶ月後にキャンザス州コンコルディアでは気温が86度に達して87年ぶりの最高気温となり、人々は大汗をかいた。

1972年の同じ時期にインドでは恐るべき熱波が襲来し、750名の人が死んだ。日本の西部沿岸地方では豪雨が3300戸を破壊し、464人が死亡した。6月にはホンコン付近で雨量26インチという信じられないほどの大雨が降り、山崩れによって100人以上の人命が失われた。オーストラリア東部では通常の7倍もの降雨をみたが、一方西部では未曽有の大旱魃に見舞われた。別なひどい異変はドイツのライン川である。10月に25年ぶりの最低水位となったが、34日後の11月には過去60年間に4度しか記録されなかった高水位に達した。

1973年には気象状況が正常にもどったか? 全然もどらない!

1973年4月21日付ロスアンジェルス・タイムズ紙は次のような記事を掲げている。

「不気味な気候!雪と霧をともなったキチガイ雷雨がサンディエゴの各地を直撃した」 2時間にわたって暴れまわったこの嵐は、予報官によれば全く予測できなかったという。

1973年3月、テキサス州は一連の竜巻の"電撃的な襲来"をこうむって、このためニクソン大統領は2つの郡を被災地区に指定した。8都市が強風の打撃を受けて、倒壊した家屋やビルの荒れ野原となり、多数の死傷者が出た。これはテキサス州最悪の竜巻である。

2カ月後の5月、南部と中西部地帯は熱風の痛打をこうむった。この旋風は次第に大きくなって巨大な怪物と化し、土地を蹂躙した。アラバマ州とアーカンソー州が最大の被災地となったが、これが終わる前、11州が災害を受け、48人が死んだ。自然界の猛砲撃のようにこの大旋風はキヤンザス、オクラホマ、ミズーリ、テネシー、ミシシッピー、ジョージア、フロリダ、ノースキャロライナ、バージニアの各州を襲いかかったのである。

ワシントン市の気象サービスは金曜日の正午から月曜日の正午までに160もの竜巻を記録し、"最悪の72時間"と称している。

「こんな現象はまだだれも知らなかった事だ」と気象サービスのハーパート・リーブが述べている。

自然は最大の悪事を働いたのか?

これでもって怪物の兵器庫を使用しつくしたのか? そんなことはない。右の大嵐は中間状況にすぎず、9月25日までには竜巻の発生数が930にも達して米国の年間旋風記録を樹立した。1974年の最初の数ヶ月間もこの猛威は衰えていない。人々の話によると、4月上旬に中西部を襲った竜巻は記録上最も破壊的なものであったという。

気象局の統計によると、1916年から35年まで年平均136の竜巻があった。ところが1952年から72年までは年平均発生回数が659というショッキングな数字を示している。ほぼ5倍に達しているのだ。そして1970年から73年までは年平均が7倍以上となり、好ましくない記録となった。

竜巻やハリケーンのあとに続いて、同じほどに破壊力を持つ大洪水がよく起こる。だがあの春の最大の洪水ほど過激なのは他にない。1973年4月、ミシシッピー川が氾濫して数百ヶ所の堤防が決壊した。五大湖からメキシコ湾へ注ぐ激流がミシシッピー川や支流で増水して8州にわたるほぼ1100万エーカーの農場を水で覆い、3万人以上の住民が家を捨てて避難した。セントルイスではこの洪水が1764年以来最高水位に達した。ヤズー川の水は海抜を越えること30メートルも盛り上がったが、これは別な新記録である。

1972年から73年にかけての冬は、ほぼあらゆる州がひどい打撃を受けた。これは5ヶ月間も続いたのである。雪、雨、洪水などで中西部と南部の諸州は作物の大被害を受けた。5州は207000頭の家畜を失い、担州は収獲を三十パぎセント減らすと思われる植付けの遅れを報告した。4州は大洪水で33000エーカーの農地が水没し、その年は植付け不能となった。

この狂暴な異常気象は何を意味するのか? 

1,2年だけ気まぐれだったのか、それとももっと重要な意味があるのか。 世界の気象状況を広くながめ渡してみよう。海洋気象部が警告ともいうべき白書を出したが、それは次のとおりである。 「地球の気象の激烈な異変が現在進行中である」  

白書は言う。米国の最近の気象の主な特徴は"狂暴に飛び廻る"状態にある。一地域が1年間極寒に見舞われると、翌年は温和な気候となる。旱魃地帯に突如洪水が出たり、理由もなく高温から低温に変化する。

しかし最大の特徴は、世界の温度はゆっくりと確実に低下しつつあるという点にある。このことから人々は今後百年間に"極寒期"に入り、新しい氷河時代を迎えることになるだろうと予測している。

だがこれは間違っているかもしれない。一世紀が経過するよりもはるか以前に、地球の"キチガイ気象"は暴発して破壊的となり、文明を抹殺するかもしれないのだ。

この予測は世界中でキバをむいている別な自然力で裏付けされている。切迫した大災害が四大隆をねらっているとロンドンのある気象会議で科学者連が述べた。過去数年間に土地を襲った大旱魃のためにである。この結果、作物の激減によりアフリカ、アジア、中央アメリカ等で数百万の人々が遠からず餓死に直面するという。

増大する火山活動

更に別な危険信号は近年急速に増大してきた地震と火山活動である。一例として、1971年5月にシシリー島のエトナ山が爆発し、斜面に溶岩を押し流して数ヶ所の村を壊滅させた。これはヨーロッパの火山爆発として1928年以来最大のものである。

異常気象を人間が手なづけるのは困難であるが、爆発する火山は特にUFOが注目している異変であり、それについて何かをやっているものと思われる。とにかくUFOは活動する火山の周辺でよく目撃されており、特に爆発する前が多い。たとえばエトナ山付近の住民から空中の物体の報告類が出ているし、コスタリカの危険なトラス火山近辺からも出ている。現在地球には400以上もの活火山がある。

しかし海底火山の爆発は眼に見えない。大西洋の北から南へ走って大平洋にも及ぶ活断層にそって、海底火山が次第に活発化しているのだ。このほとんどは息のつまるような深海で発生しているが、時折、間欠泉みたいに灰や勢いガスの泡が水面に噴出する。また小さな新島が形成されて溶岩を吹き出したりする。

総体的に言って、世界の火山活動は増大しており、地球の地殻の隆起に拍車をかけていて、いわゆる世の終末に絶頂に達するとも考えられるーもしUFO側に何も言う事がなければだ。

この海底が地表と同じ性どに危険視されていることは十分考えられる。1965年、米海軍空母ワスプ号が機動演習を行った際、水中音波探知機が突然不思議な信号をキャッチした。従来の潜水艦の潜航深度をはるかにうわまわる深海を巨大なサイズの未知の物体らしきものが時速400キロメートルの速度で移動しているのだ! これと同じミステリーはソ連の艦船をも含めて多くの船から12回も報告されている。

当時の米海軍のあらゆる艦船には、乗員に対する警告板があった。空中、水中の"正体不明"の物体に注意せよというのである。これは典型的なUFOの絵が2、3描いてあり、目撃した報告の仕方も書いてあった。おかしなことに、米海軍はUFOに関して空軍ほど秘密主義をとらなかったのである。海軍は長年月を通じてぼう大なUFO報告書を集めた。海洋学研究の科学者達を艦船に乗船させてきたからである。水中音波探知機が2万7千フィートの深海を信じられぬスピードで移動する謎の物体をたびたびとらえたのである。

海中から飛び出て空中高く上昇した不思議な物体も目撃されている。また逆に、円盤型のUFOが海中に飛び込んだ例もある。最大の驚異的目撃事件の1つは、北極海辺で行われた米海軍の"ディープ・フリーズ"作戦中に発生した。ある砕氷艦から半マイル彼方の厚い氷が突然破裂して、氷片が四方へ飛び散った。すると一個の銀色の物体が、周囲に水蒸気を伴いながら空中に飛び上がった。あとで測定してみると、新しい穴ができた氷の厚さは11メートルもあったのである! どれくらいの数のUFOがいつも海中に飛び込んでいるのかは憶測の域を出ないが、何の目的で海中に潜るのかは見当がつく。彼らは深海の活断層をパトロールし、いつか地殻を破裂させるかもしれない海底火山の爆発を何とかして静めようとしているのだ。

不気味な太陽の異常現象

地球の運命を示すもう1つの前兆は太陽とその奇妙な活動である。地球上の諸異変に加えて、科学者を驚かせたものに最近の太陽の異常現象がある。

前述したように、1956年から58年にかけて太陽の磁場が逆転し、そのため北極と南極が逆になったのである。これは地球に害を与えるか? 確実に与える。なぜならこれは太陽風が地球の大気圏や気象に影響を及ぼす際のバタンを激しく変えるからである。

太陽風はぼう大な電子、陽子、その他のイオンから成り、常に太陽から放射されている。これが地球のバンアレン帯にあたるとオーロラを生じ、電離層に擾乱を起こさせ、大気と海水の温度を上昇させる。太陽風に異変が起こると、莫大なエネルギーが含まれているので地球への影響はしばしば激烈となる。太陽がおかしくなれば地球もおかしくなるのである。

太陽の磁場の逆転は、逆転していない地球の磁場と相容れない影響を及ぼす。明らかに以前は地球の南磁極と一致していた太陽の北磁極は、今や地球の北磁極とかみ合っている。そしてあとでわかるように、イマヌエル・べリコフスキーの説を応用すれば、このような太陽と惑星間の相互影響は引力よりも強力になるかもしれない。

換言すれば、太陽の磁場の逆転は地球を"動揺させて"いるのだろうし、地球内部も種々の状態で動揺させているのかもしれないのだ。これは電気モーターの磁極を逆転させると、激しいよろめきを起こすのに似ている。

太陽から受ける別な"よろめき"の原因はその光球(表面)とコロナ(アトモスフィアー) にある。このような現象は太陽のフレアーと黒点を含んでいる。

そして再度わかるのは、こうした現象は近年その量と激しさを増してきたという事実である。新記録をたてているのだ。

1972年8月7日、天文学者連は太陽エネルギーのすさまじい爆発を観測した。あまりにも激烈な爆発なので、OSO-7宇宙船(太陽観測ロケット)は、全米が一億年かかって消費するエネルギーよりももっと大きなエネルギーを1時間で放出したと報告してきた」この爆発の結果、太陽風の温度は2百万度に達した。通常の20倍である。

これに伴って多くの黒点が出現したが、その一つは直径62400マイルとなってあらゆる記録を破ったのである。しかもこのすべては11年の黒点周期の極小期に起こったのである!

ところが1973年には太陽がもっと科学者を驚かせた。

「昨年8月のフレアーは(1972年)この時期せしては異常であった」とNASA (米航空宇宙局)のジェームズ・E・ミリガンが述べている。

「だが少なくともそれは一ヶ所だけに限られていた。今(1973年)活動している地域はすべて"鎮火"しつつある。太陽はそのトップだけを爆発させているにすぎない。

1973年8月と9月の3週間、24ヶ所の"活動"地帯があったが、これは2種類の巨大なエックス線フレアー、数十種の大フレアー、惑星問の大磁場を放射したが、これは地球に到達して磁気嵐や強烈なオーロラ現象を発生させ、ラジオの短波受信を妨害した。

当時のスカイラブ宇宙飛行士の望遠鏡観測によれば、「太陽は空中で踊っていた」という。その報告では、9月7日にあらゆるフレアーの最大のものが発生したせいうが、これは地球の質量の10倍に匹敵するエネルギーを出したという。その全エネルギーは地球の大地震を1億個集めた力に等しいのである。

このような巨大な放射エネルギーが文字どおり地球と衝突した場合、地球が中心の核まで揺れるほどの大激動を起こすのは当然であろう。もし太陽がこの"静かな"時期にこんな"宇宙爆弾"を発射しているのだとすれば、次の黒点極大期が5年後に始まるとき、何が起こるだろうか。科学者は公言しないだろうが、心配しているにちがいない。

 

恐るべき大地震の増加

ここで地球の問題に返ると、我々はこの惑星が大隆起の時期に入りつつあるという最大の徴候に直面するのである。そしてまた足元の大地の恐るべき震動に関連していある種のUFO活動の的確なシルシを見るのである。

前述したように、地震はかつてないほどに頻繁に発生している。そのテンポは過去10年間に驚くほど急速化しているのだ。毎年百万回以上の小地震があるが、マグニチュード7.5以上の大地震に関する次のような公式記録がある。

▲1976年2月4日、ガテマラ市で発生した大地震により瓦礫と化したサンペドロ。

1911年ー1920年  98回
1921年ー1930年 163回
1931年ー1940年 194回
1941年ー1950年 292回
1951年ー1960年 350回
1961年ー1970年 405回

最後の10年間の数字は今世紀始めのそれよりも実に4倍もの増加を示している。

マグニチュード7.5以上の大地震は、1970年以来、年間約10回ずつ増加している。大地震のいずれも辺境地や海底で発生すれば災害にはならないが、人口密集地帯で起これば1973年初期のチリー大地震のように一大悲劇となるだろう。

ところが地震学者は最近の地震に関して謎の現象を発見している。一例として1973年4月のハワイ地震がある。大地震が起こる1時問前に、不思議な現象が記録された。50マイル高空の電波を反射する電離層が消滅したのである。また海軍のオメガ・ナビゲーショナル・システムという海上の船舶を誘導する高度な技術による長波信号が役に立たなくなってしまった。

科学者は言う。「まるでバック・ロジャーズみたいだ。全くわけがわからない」 更に報告を続ける。

「その地震に関する別な奇妙な事は、我々の地震計が震動を続けたという事実だ。地面は約2時間も揺れた。30分か40分くらいで静まってもよさそうなものを。我々は今もこの原因を究明中である」

簡単にいえば、これは長すぎた新しい種類の地震であり、大気圏と電離層に大きな影響を与えたのである。

ここで驚くべき一致または深遠な意味を持つ事実が出てくる。UFOと地震との関係である。地震の直前、際中または直後に、UFOの出現騒ぎがあるのだ。

●1731年の昔、イタリア、フローレンスが12月9日に地震に襲われたとき"輝く雲が地平線の彼方に消えた"
●翌年5月22日、別な地震が発生した際、「地震の数週間前に光球(複数)が空中に見られた」と当局が報告した。
●1816年のイギリスの地震の際中に、「大きな光体が目撃された」と新聞が報道した。
●1923年9月1日の日本の大地震のとき(関東大震災)、奇妙な光体群が空中に見られた。
●1954年のフランスの地震中、輝く閃光と火の円盤が見られた。
●1954年アルジェリアの別な地震時に"無数のUFOが空中を飛んだ"と目撃者が報告し、その後数週間も見られた。
●1957年のイギリスの地震現場へ"黒いオタマジャクシ"型のUFOがやって来た。

 また1896年以来、カリフォルニア州のサン・アンドレアス活断層上空に種々のUFOが絶えず停止した。

ブラジルの小さな町ベレイロから、UFOと地震との関係を示す最も有力な証言が出ている。1968年以来、一連の地震がその町をおびやかしたがいつもそのたびに轟音が響き、巨大な青緑色の火球が上空に出現して停止したのである。奇妙なことにこの火球はいつも地靂の3時間前に出現した。3万人以上の住民がこの現象を目撃している。 

雪崩もUFOの注意を引くらしくて、プエンテ・デル・インカの住民は輝く光体群が空中に停止しているのを見ている。

以上に関する決定的な線は、UFO研究者たちは多年にわたってぼう大なUFO目撃報告類を調査した結果、目撃の40パーセントは地球の活断層にそって発生したという決論に達していることである。

活断層は地殻のアンバランスな状態にある部分であって、これは地震計で測定されている。少なくとも地震の90パーセントはこの地域で起こっているのだ。主な活断層は次のとおりである。

●インドネシアと南太平洋諸島。
●日本全体、これはアリューシャンとアラスカに伸びる。
●ヨーロッパの地中海から東方のトルコ、イラン、イラクへ伸びてヒマラヤに至る。
●北米と南米の西海岸全体にそって、北部カナダからチリーに伸びている。

これらの活断層をパトロールし、地震発生の増加をすでに予知していて、何らかの対策を講じようとしている"UFO平和部隊"が存在するらしい。その理由は次のとおりである。

(第2話に続く)

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