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 1974年の科学トピック  

UFOと宇宙 No7 1974 より転載

アーツ衛星がノアの箱舟を発見?

アメリカの上院議員のモス氏は、2月22日にソルトレークシチーで行なわれた測量学会で、資源探査衛星アーツがノアの箱舟の残がいらしいものを撮影した、と発表しました。  同議員は次のように話しています。

「アーツが1700キロの上空からソ連とイランの国境付近にあるアララット山を撮影した写真を分析してみると周りの風景と全く異質な物体が映っている。それは、ノアの箱舟と大きさや形が符合する」

このノアの箱舟は旧約聖書に出ているような形をしており、1916年にもロシアのパイロットが初めて目撃したこともあります。また1952年にはアメリカの鉱山技師が撮影しましたが、今から12年前にこの技師は殺されました。そのとき写真も紛失していたというミステリーがあります。 モス議員のこうした情報は極秘文書からのものといっています。

ネス湖の怪物捜しは一時撤退

スコットランドにあるネス湖で怪獣を捜索していた日本隊は昨年11月20日ひとまず捜索を打ち切りました。

捜索隊について行った通訳の加藤嬢は「2カ月問潜水した結果、影も形も発見できませんでした。でも2回にわたって正体不明の音を録音しました。これが怪物"ネッシー"ではなかったか」といっています。「来年また出かけたい」と日本捜索隊は意欲を示していました。

宇宙生活は生物に影響を与える

-ソ連の生物実験衛星で発見-

昨年の秋のこと、ソ連では地球を回る軌道に打ち上げた生物実験衛星コスモス605号からの成果をことしの3月、発表しました。コスモス605号には、数10匹のネズミ、カメ、こん虫、キノコ、バクテリアをのせて打ち上げられ、約3週間後の昨年11月22日、回収されました。

打ち上げのネライは、地球の生物が宇宙空間でどういう影響を受けるかということを綿密に実験するためのものです。

その結果、宇宙生活のある"後遺症"があることがわかりました。動物の場合は組織の呼吸作用が衰え、体温が下がり、いくつかの組織では変成があり、脚の骨などもろくなっているということ。それに脾臓、腎臓、副腎、甲状腺などの器官や内分泌腺には、重さに変化がでてきたりしていました。といっても、これは重症ではなく、病理的な変化はみられませんし、帰還後3、4週間もすると普通の動物と同じように元にかえったということです。

とくに宇宙の"温室"内で実験されたキノコは、地上のと違い、ヒョロヒョロのクキに、どつしりしたカサを持つなど、奇妙なかっこうになっていたとのことです。

西之島に第三の島誕生

昨年ぽっかりと太平洋上に姿を現わした西之島新島に第三の島が生まれました。その位置は、昨年11月以来、噴火している島の北側にあたるところで、新島と西之島との間も1段とせばまり、くっつきそうになりました。大きさは熔岩で形成され、直径100メートルくらい、高さは20〜30メートルくらい、島の形は、不規則なヤツデの葉のようです。3月2日現在、さかんに熔岩を流しているところです。

タキオン?を発見

光速を超える物質として理論的に予測されている「タキオン」の存在を示唆する実験報告がこのほど発表されました。

発表したのは、オーストラリアのアデレード大学のロジャー・クレイ、フィリップ・クラウチ両博士です。これは高エネルギーの宇宙線が大気に衝突するさいに起こる現象を観測中に発見したもので、これがタキオンではないかとみているというもの。だが、決定的な結論を出すには、時間と追試が心要だといっています。

両博士は昨年の2月から8月の間、"宇宙線シャワー"1300を観測したとき、シャワーが爆発的現象を検出するより数百万分の1秒ほど前に弱い余分な信号をキャッチしたことから、これがタキオンではないかと見ています。

宇宙線シャワーとは、宇宙線が大気の原子にぶつかると一連の2次粒子をつくり出し、ほぼ光速に近い速度で地上に向かい、さらに多くの粒子をつくり出すことをいいます。

タキオンはエネルギーを失うにつれて一般常識とは逆にスピードを増す物質で、エネルギーを絶えず減らすためにいつも放射線を出し続けていなければなりません。そして永久にスピードを増しつづけるといわれます。

火星表面に奇妙な白い斑点

●多量の水蒸気が存在?

3月の数日間、火星ロケットから送り返されてきた火星に関するデータを研究していたソ連の科学者は、地表に見られる不思議な白い斑点は水蒸気の爆発かもしれないと考えています。

ソビエト科学アカデミーの研究員X・ぺトロフスキーは3月16日のクス通信記者会見で、大気中に水分を満たす水源があるらしいと語りました。この水は火星地下に氷結している巨大な水源ではないかということです。地表が地震またはイン石などで割れると大気中にすさまじい蒸気の爆発が起こるのかもしれないといっています。

この地下の水源が火星表面の大きな穴を満たし、これが直径2000キロのなめらかな地帯に相当するのではないかとぺトロフスキーは述べました。

●水蒸気の多い火星?

ソ連の自動惑星間ステーション火星6号はこのほど観測結果を発表しました。

それによると火星の大気中に含まれている水蒸気は従来考えられていたより数倍多いことがわかり、また、磁力計は火星の表面近くで、惑星空間におけるよりも7〜10倍の強い磁場を記録しました。

そのほか火星表面の起伏温度、熱伝導率、土壌の構造、大気の成分など新たなデータが得られたといっています。

これらのデータは、ステーションから火星地表までパラシュートで着陸装置をおろす途中で観測されたもので、軟着陸は失敗しています。

宇宙のかけ橋を確認

銀河系宇宙と隣接するマゼラン星雲との間に水素ガスの巨大なかけ橋があることが、このほどオーストラリアの天文学者によって発見されました。発見したのは、キヤンベラのマウント・ストロムロ天文台のドナルド・マシューソン悸士を長とする研究チームです。

この発見は、昨年後半、直径18メートルの電波望遠鏡を使い、水素から放射される電波源を"宇宙地図"に描きこんでいくなかで確認されたものです。

かけ椅はマゼーフニック・ストリーム(マゼラン噴流)と呼ばれているもので、長さは約16万4千光年に及び、水素ガスの総量は、太陽質量の16倍にも達し、水素噴流は秒速200キロのスピードで、マゼラン星雲から銀河系宇宙に向かっているとのこと。

マシューソン博士は「約5億年前にマゼラン星雲が銀河系の近くを通過した際、重力の作用で噴流が生じたらしい」といっています。 この発見が宇宙の起源研究に大きな手掛りを与えてくれるものと期待されています。

マリナー10号、水星を撮影

アメリカの無人惑星探査機マリナー10号が、3月29日(日本時間30目早朝)水星の表面写頁を地球に送ってきました。写真はテレビカメラで写したもので、水星はゴツゴツした月面のような様子を示しており、生物が存在することは考えられないとのこと。撮影距離は6000キロ以内で、最接近距離は、720キロに到ったが、そこは夜の部分だったため写真は撮れませんでした。

写真を見ると、月面と違うところは、月面の山脈や海にあたるようなものはなく、クレーターが重なり合っているのがわかります。 この後、NASAのジェット推進研究所が「水星を観測中、マリナー10号は電気回路に故障を起こし、テレビ撮影が不可能になった」と発表しています。原因について現在わかっている範囲では電気出力が急に下がり、室温が60度から90度に上がっているということです。

また、その後の写真分析の結果、水星を回る物体があり、これが水星の"月"ではないかと発表しました。もしこれが確実ならば、太陽系で発見された衛星の32番目になるわけです。

分析によると水星とは離れてその周囲を動いている強力な放射線があることがわかったことから"月"の存在を割り出したものです。

ところが、それを再度分析した結果、水星の月ではなくマリナー10号自体の動きが遠い星に反射してできたゴーストだったということで、この"月"の話はそれきりとなりました。

心臓の特効薬へあと1歩

心臓病の人にとって夢のような話が出てきました。漢方薬として使われてきた薬草トリカプトのなかから心臓に強い作用をする成分が取り出されたうえ、その化学構造式が決定されました。

この発表は、日本薬学会第9十四年会が静岡薬大の小菅卓夫教授(46)と横田正実講師(34)が行なった「附子(ぶし)中の強心成分に関する研究」によるものです。

効能は、強心、鎮痛、通尿保温、強精作用があり、特に強心性は抜群で、生まれた直後や死ぬ直前に心臓を鼓動させる「最初で最後の薬」として使われてきたものです。

こうした発表で、今後心臓の特効薬ができることはほぼ確実といわれています。

異形ピラミツドに新説が 西ドイツ科学者が解明

エジプトのナイル左岸の丘に半ば埋もれた「異形ビラミッド」について、これまで長い間、石泥棒に周囲をはぎとられてしまった哀れな遺産というのが学界の定説でしたが、このほど西ドイツのクルト・メンデルスゾーン氏によって、その真相がさぐり出されました。

これは事故によって起きたもので、今から4650年前、古代エジプトでビラミッド造営中、強い雨が降り、突然、頂上近くの壁がふくれて、すさまじいなだれ現象を起こし、急斜面で仕事をしていた数千人の労働者を包み込んでしまった、というもの。

こういう見解を出したメンデルスゾーン氏はアマチュア考古学看で、こうしたできごとを「ビラミッドのナゾ」という本に発表し、学界に波紋をなげかけています。

こうした惨事は、その後のビラミソド工法に影響を与え危険な急斜面だったのをゆるやかな43゜に勾配を改めさせたとみられ、ダフシュールにある「屈折ビラミッド」と「赤色ビラミッド」にみられる安全を第1にした工法になっているのが例としてあげられています。

この発見には100年前に同じドイツのアマチュア考古学者ハインリッヒ・シェリーマンのトロイ遺跡の発掘と同等の評価がされることになろうと、もっぱらうわさの種になっています。

月と地球の間が年に4センチ離れていく

「地球や宇宙の重力が極めてわずかずつ弱まりつつあることを示す証拠を見つけた」と、米海軍天文台の天文学者トーマス・C・パンフランダーン博士が4月8日、米地球物理学連合の会合で発表しました。

同博士は、月の公転速度を原子時計の精度(10億分の1秒)で測定した結果、重力の強さは、毎年100億分の1の割合で弱まりつつある、との結論を出しています。重力が減衰の数値の測定データを発表したのは、これがはじめてです。

同博士によると、英ケンブリッジ大学の天文学者フレッド・ホイルの提唱した「月の公転周期の変化から、潮汐(ちょうせき)摩擦の影響を除けば、重力減衰が測定できるはず」との仮説に基づいて測定を行なっていました。その結果は重力が弱まるため月は毎年約4センチずつ地球から遠ざかり、公転周期が毎年2000分の1秒ほど増加しているということです。

また、重力減衰は、地球上でいえば、体重70キロの人間なら1年間に100万分の7グラムの減量になる、といっています。

この重力減衰の考え方から地球や月をめぐる諸現象の解明も一層すすみ、地球は100年間に1センチ以下の割合で膨張するが、「これでなぜ大陸が移動するか説明できる」 と同博士はいっています。

鳥海山、再び噴煙を出す

4月24日、鳥海山が50目ぶりに噴煙をあげました。この前の噴煙活動は3月5日。噴煙をあげているのは頂上の新山西側斜面らしく、噴煙は300メートルほどの高さで南側にたなびき、南側斜面の雪は降灰でまっ黒くなりました。煙の量もこれまでのうちで1番多かったといわれます。この活動が東北地方における地震発生の可能性と関連があるかは未知数です。

HB抗原の感染率高い人工透析業務従事者

東京都民の約20万人が、血清肝炎など肝臓障害に関係が強いといわれるHB抗原(オーストラリア抗原) に感染し、年間約3100人の新生児が母体から感染し、さらに血液の人工透析業務従事者の感染率は、普通の人よりずっと高くなっている〜という実態調査をこのほど東京都ウイルス肝炎B抗原対策専門委員会がまとめ、都へ答申しました。

HB抗原は、血清肝炎の犯人として最近クローズアップされてきたウイルス様粒子。HB抗原を持つ血液を輸血されたり、病院などで大量に取り扱うと、血清肝炎にかかる危険度が高く、肝硬変、肝臓ガンなどとも密接な関係があるといわれています。

ガン細胞を光で見分ける

●早期発見と治療に一歩前進

ガン細胞から出るきわめて微弱な光の強さから、ガンの種類や病状の進行を知ろうという研究が、東北大電気通信研究所の稲葉文男教授(量子電子工学)によって進められ、これまでにホタルの100億分の1という光の強さをはっきりと測定することに成功しました。

これは、2年前に教授が開発した高感度光検知システムの応用研究によってたしかめられたもので、今後、光の波長にのって、1胃い光は00ガン、赤い光は××ガンという具合に、診断も容易になりガンの研究に新しい道を開くことになります。

測定は、試料を高感度光検システムの方法を使った受信部の前におくと、ブラウン管に表示され、カウント数の自動記録もされるようになっています。ガン和胞からの光は、1千兆分の1ワットで、その光の粒子が1つ1つ数えられるほどの弱さで、マウスの腹水肝ガンからは1秒間に榊個、ラットに移植されたガンからは35個の粒子が計測されました。

さらに、これらのガン細胞に抗ガン剤を与えると、光の粒子の数が減り、ガンの勢力が弱まる、ということからすれば、ガン症状を目で観察できるばかりか、制ガン効果も確認できるようになり、生命の神秘へ1歩も2歩も近づけるような、すばらしい成果といえます。

AF2は肝臓内で毒性を強める

遺伝への影響や発ガンなど毒性をめぐって論争がつづいている合成殺菌料「AF2」(フリルフラマイド)は「肝臓で解毒されず、しかも肝臓内で本来の性質を変えた"未確認物質"になり、その毒性はAF2よりさらに強い」という事実がつきとめられました。

この研究は国立予防衛生研究所食品衛生部の研究グループが行なったもので、「AF2が肝臓に与える作用」を培養した紳胞に接触させる「培養細胞学的方法」 によって培養したことから確認されました。

これまでの発表では、東京医科歯科大学遺伝病研究室の外村昌教授が、昨年9月「AF2による培養細胞の染色体を切断している」という段階だったのですが、今度の発表はそれを裏付けるものです。

この発見に期待されるのは未確認物哲只とは何なのか、ということですが、AF2の毒性問題に新しい光をなげかけるものと、注目されています。

伊豆半島沖地震は活断層の動きより起きた!

伊豆半島沖地震は活断層が動いたため起きた地震だということがわかりました。その活断層は伊豆半島南端の石廊崎付近を北西から南東方向に走っており、地上で約40センチの右横ずれを起こしたことが確認されました。

これは昨年、東大地霹研究所の村井勇教授が、活断層の専門家・東京都立立川高校教諭の金子史郎理事と共同発表したもので、その"予知"が的中した初めての例であり、活断層の防災対策がクローズアップされる有力な結果とされています。

余震百回を数えた伊豆沖地震

伊豆沖地表の余震は、9口朝のマグニチュード6・8の強震いらい、百回を数えました。この算定は15日朝から9臼への逆仙昇によるものです。

三原山、噴火のおそれ

気象庁は4月13日、午後4時に「伊豆大島の三原山が噴火する恐れがある」との臨時火山情報を出すとともに注意を呼びかけています。

気象庁大島測候所の観測によると、三原山で6日夕方から火山性徴動が断続的に起き始め、13日正午前には、火口から800メートル離れたところにある地震計が最大振幅14ミクロン (1ミクロンは1メートルの100万分の1)というかなり大きな振動を記録したといいます。噴煙はほとんどあがっていないが、火口底付近ではすでに噴出物が出ている模様だといわれています。

三原山はことし2月28日か ら3月1日にかけ2回、小噴火を記録しています。

南関東大地震の 可能性大

通産省地質調査所の木村政昭第1調査研究室長と民間の地表研究グループは5月23、24日の両日三原山火口を調査した結果、火口底がこの2カ月間に40メートルも急上昇していることがわかりました。

三原山がうごめき出して2年余の間で最大の上昇であり火山活動が本格化してきたと分析されています。

これは先の調査によると伊豆止十島南端の活断層にそった東方10〜20キロの半島と大島の性ぼ中間の海底の地殻に大きな破砕帯があり、これが伊豆半島沖地震の震源らしいと判断されました。このことから今後、三原山の火山活動が非常に活発化して大爆発を招き、遠くない時期(数年〜十数年)に、ひずみエネルギーの放出で南関東大地震が起こる可能性が強いとみられています。

(終わり)

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