米科学雑誌『オムニ』1985年8月発行号のUFO最新情報欄に、ジエローム・クラークの報告記事として、アメリカのトップクラス科学者の一人、ロバート・サーバチヤー博士が最近のインタビューで、米政府が隠していた墜落したUFOについて知っていることを認めたという。
アメリカ紳士録に出ている博士の経歴は、プリンストン大学とハーバード大学を卒業し、ジョージア工科大学大学院主任教授に就任し、現在はワシントン工科大学の学長である。
同博士の確証によると、1950年9月15日にワシントン市の自分の事務所にいたとき、(当時彼は米政府の名誉職として、米国防省の合同調査開発委員会の科学顧問の任についていた)、カナダの電気技師ウィルパート・B・スミスが来訪し、墜落したUFOに関する真相のすべてを語ったという。この事件は米政府が隠蔽していたもので、政府のトップクラス科学者、ヴァヌヴァー・ブッシュ博士と他の人とが調査していたものである。
サーバチャー博士は次のように洩らした。第二次大戦直後に政府関係の仕事についていた当時、その墜落したUFOは「極端に軽くて非常に頑丈な材料から成り、見たところ、すさまじい加速と減速に耐えられるように作られていた」
あるときサーバチャー博士はオハイオ州デイトンのライトバタスン空軍基地の会合に招待された。そこでは職員たちが国防省合同調査開発委員会に関係している科学者たちにたいして、彼らの発見事に関する報告をしていた。 サーバチヤーはそのとき別な約束があったので、その特別な会合には出席しなかったが、ヴァヌヴァー・プッシュ博士や有名な数学者のジョン・フォン・ノイマン氏らを含む出席者たちは、その墜落した乗り物(複数)は、「別な太陽系から来た宇宙船であるように思われた」と聞かされたのである。
ジェローム・クラークは次のように続けている。
「米政府のUFOに関する秘密事項を多年追跡してきたジャーナリストのウイリアム・ムーアは、サーバチヤーの証言を重要なものとみなしている。ウイリアム・ムーアによると、名声のある人が表面に出て、ペンタゴン(国防省)が押収したUFOを持っていることをおおやけに述べたのはこれが最初であり、これはもちろん確実な証明にはならないが、我々が他のソースから入手している情報と一致するという」
現在だれもが知っているように、レナード・ストリングフィールドやウィリアム・ムーアらの調査活動のおかげで、アメリカ人が押収した墜落した円盤や小さな乗員の死体のほとんどが隠されているのは、ライトバタスン空軍基地であることに間違いない。(原著者注=墜落した円盤の驚異的な強度と頑丈さに関する記述は、フランク・スカリーの古典的な書物『空飛ぶ円盤の背後』 の第十二章と、チャールズ・バーリッツとウィリアム・ムーア共著『ロズウェル事件』 の第四章に出ている。スカリーの書物(1950年代に出た)を嘲笑してバカげたインチキだと葬り去ることは依然として行われているが、これは政府筋による歪曲と洗脳がいかに効果的であったかを示すにすぎない。
というのは、1953年にエドワード・ルッベルト大尉は(彼はその頃、米空軍のUFO調査機関プロジェクト・ブルー・ブックの長を辞任したばかりで、その後1956年に 『UFOに関する報告』という著書を書いた) スカリーと語り合っているときに驚くべき報告をやったからである。それは1953年の秋のことで、ルッベルトがスカリーに言ったと、スカリー夫人が証言している次の言葉だ。
「これは内緒ですがね空飛ぶ円盤に関してこれまで出版されたあらゆる書物の中で、あなたの本は最も頭の痛いものです。真実に最も近いからです」(だが後にルッベルトは米政府筋の圧力を受けて、彼自身の著書の数章を書き直させられた上で新版を発行した。全体の趣旨も削除されている)
(訳者注=フランク・スカリーの著書『空飛ぶ円盤の背後』はむかしからわが国のUFO研究界でも書名はよく知られていた。訳者もこの古典的書物のコピーを所有し、本誌の古い号に数章の訳文を連載したことがある。アメリカの砂漠地帯に墜落した円盤の中に小人宇宙人の死体(複数)が発見されて、米空軍が隠したという驚くべき暴露記事である。
しかしこの書はアダムスキーの著書と同様、猛烈な批判のもとに葬り去られてしまった。だが後に訳者がアメリカで聞いたところによると、アダムスキーはスカリーの著書の内容を「真実だったが米空軍の圧力により抹殺されたのだ」と言ったという。
あれから三十数年が経過して、今アメリカのトップクラス科学者が、円盤墜落と小人宇宙人死体発見事件を事実だと証言したことは、きわめて興味深い。「真実はいつか明るみに出る」の感を深くするのみである。
スカリーやアダムスキーが不死鳥のようによみがえる日は遠くないだろう。時代はその方向に進んでいる。
http://www.presidentialufo.com/top_secret_text.htm ←このページを見つけたので以下の記事を掲載いたしました。 どこかの翻訳ページで翻訳してみるとおもしろいと思います。 |