最近、旅行中に撮った写真を調べているうちに、エジプトのギザで撮ったこの写真にでくわした。
これは1977年、1月4日から18日のあいだのある日の夕方、スフィンクスとビラミッドのある場所で逆光で撮ったもので、”雲”はまちがいなくアダムスキー型円盤に似ている。右端にも別な円盤型の雲が見えるが、少しぼやけている(左の写真)。
上の写真の円盤状のものはパックよりも少し黒いが、硬調印画紙に焼いてみると明瞭になってくる。(下の写真)。しかも円盤の中心部に丸窓のようなものが見られる。
距離は数百メートル離れているようで、かなりの大きさであるようだ。 多くの円盤写真と同様に、外形がぽんやりしているのは、保護作用として円盤を取り巻いているイオン化したフィールドで、これはスペクトル分析のあらゆる色をあらわすことがある。これが船体より強く放射されると、厚い雲のようになり、そのため船体は包まれて隠れてしまい、目に見えなくなる。このことはアダムスキーの『さらば空飛ぶ円盤』(日本語訳は『UFO問題の真相』文久書林刊アダムスキー全集第二巻) に述べてある。
その書の中でアダムスキーは多くの円盤写真に見られる"穴"効果についても述べているが、これは船体周囲のニュートラルになった小さなフォース・フィールドによって生じるもので、このために船体の−部が見えるようになり、レーダーにも映るようになる。これは下の写真の中心部に見える"穴"の理由になるかもしれない。
しかもこのような写真は、1968年にブルース・キヤシーが出した説を思い出させるのである。
それによると空飛ぶ円盤の活動は世界にまたがるグリッド・システム(ゴバン目網)に従っているというのだ。この一枚の写真では何も証明できないにしても、カイロ近郊のギザ地区はそのシステムの重要な一点になるという。
(久保田訳)