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 驚異の超小型円盤と宇宙の永遠の活動 第1話

UFOContactee No.121 1993  For an Example  より

1960年代初頭、カリフオルニア州 ヴィスタの自宅における私的講義より。

爆撃機内に入り込んだ超小型円盤

宇宙では形あるものを生み出す法則と同じ法則が、形あるものを霧散させることもあります。たとえば最近私は、先の朝鮮戦争のさなかにイギリスの爆撃機の乗組員たちが、彼らの飛行機の周りに飛来した6機の円盤を目撃した事件に関する情報を入手しました。それは、彼らが爆撃を終えて帰還する途中で発生した事件でした。

その事件を他の目撃事件よりも不思議なものにしているのは、そのとき、直径25〜50センチメートルほどの超小型円盤群がその爆撃機の内部をふわふわと飛びまわったという事実です。それらの小型円盤のいくつかは非常に平たい形状をしていたということで、また、いくつかには中央部に突起物があったとも報告されています。

それらは彼らの頭上を飛びまわりました。パイロットや武装科などの爆撃兵その他の兵士たちの頭すれすれを、ふわふわと飛びまわったのです。その爆撃機の指揮官が、円腰報告書のはじめの部分で明確に述べていることです。

そのとき爆撃機の乗組員たちは、それらの小型円盤は彼らを写真に撮っている、あるいは、彼らの心を読みとっているにちがいないと考えたそうです。そして、やがてそれらの小型円盤は、爆撃機がまだ飛行中に、その機体の壁を突き抜けて外に出て、外で待機していた円盤群の中に入って行ったようだと彼らは言っています。 それはまさに驚くべき状況でした。とても考えられないことでした。そうではありませんか? そうなのです。私たちの感覚からすれば、まさに到底考えられないことです。でも異星人たちはそんなことを実際にやってしまうのです。

なぜ機体を貫通したのか  

では、その状況を私たちが理解できる範囲で少し考えてみましょう。異星人たちは、つまり私たちの飛行機上で重力を克服したのです。小型円盤群は飛行機の壁を突き抜けてその内部に進入しました。窓やドアから入ったのではなく壁を貫通したのです。

それらは機内での必要な仕事を終えたあとでそこを離れました。やはり壁を貫通したのです。またもや重力が支配されたわけです。

ここでも重力が関係しています。なぜならば、それらの小型円盤は、爆撃機によって造り出されていた重力が、円盤の侵入と脱出を全く妨害しなかったからです。

異星人が送り込んできた超小型円盤は物理的な形を持った固い円盤です。でも、たとえそれがあなたがたの頭にぶつかったとしても、あなたがたはおそらく、何かとても軽いものが頭に触れたように感じるだけです。そうですね、綿のようなものが頭に乗ったといった感じでしょうか。それはなぜかというと、その円盤が、ある高周波の波動に包まれているためです。そのために、それはいかなる個体をも、高密度のいかなる固い物質をも通過できるのです。彼らの小型円盤群はそのようにして爆撃機内に入りました。そしてまた同じようにして出て行ったのです。

そのあとそれらは外で待機していた宇宙船群の中に戻り、周囲を取り囲んでいた高周波の周波数を下げられました。その結果それらは、もとのただの円盤に、固い普通の円盤に戻ったというわけです。

▲パロマー・ガーデンズに立つアダムスキー。1950年代なかばの撮影。

言いかえるなら、それらは特定のパワーを利用しているとき、いかなる場所にも閉じ込められることがないということになります。そしてもちろん、いかなる場所への侵入も妨げられません。

ラジオを例にあげてみましょう。あなたがたは、ラジオの電波を自分の部屋に入ってこないようにすることはできません。テレビの電波も同様です。なぜなのでしょう? それは、あらゆるものを突き抜けて、あなた方の部屋の中に入って来ます。そうでしょう。

あなたがたがすべての窓やドアを閉めても、それは平気で侵入して来るのです。

異星人の円盤の場合も、その周波数を自由に変えられるということを除いて、理屈はこれと全く同じなのです。彼らの小型円盤は、侵入したのちに周波数を下げて必要な情報を収集することができます。そして、それが済んだらまた周波数を上げて壁を突き抜け、外に出て、外で待機している大型円盤の中に戻り、周波数を下げて、情報を記録したただの円盤に戻るというわけです。

とても簡単なことなのです。周波数を上げ下げする ― ただそれだけのことなのです。それによって彼らは私たちの飛行機の持つ重力を圧倒し、あるいは克服したというわけです。ちなみに、いかなる飛行機も飛行中にそれ自身の重力を発生しています。そのことを私たちはすでによく知っています。

吸引と反発の作用の応用

鉄道の踏切を例にあげてみましょう。そこにも2通りの作用が存在しています。あらゆるものがこのパターンに従っていると言えます。

汽車が停止しているとき、あなた方はその車体に手を触れることができます。それでも何も起こりません。しかしそれがたとえば時速50キロメートルかそれ以上で走っているとき、もしあなたがたが、その車体から30センチメートル以内にいたならば、汽車の動きがそれ自身のフォース・フィールドを作り出し、その中心に向かってあなたを引き寄せることになります。そして、もしあなたがその力に身を任せたならば、それはあなたをどんどん引き寄せて車輪の下敷きにしてしまうことでしょう。 でも、そこであなたは、おそらく1歩か2歩、そこから後退するでしょう。すると今度はその同じ力が反対方向に働くことになるのです。その力は今度はあなたを引き寄せるのではなく、外に向かって押しやる力として働くわけです。先程と同じ力がです。またもや2通りの作用です。引き寄せようとする力と、押しやろうとする力、つまり吸引と反発の作用がほぼ同時に発生するのです。

一方であなたは汽車の重力にとらえられて、その方向に引き寄せられますしかし、そこから1歩か2歩後退すると、今度は押しやろうとする力の対象物となるわけです。それはあなたを引きつけるのではなく、今度は外に押しやろうとします。この法則が異星人の円盤には応用されているのです。彼らは、それをどのようにして利用するかを知っています。彼らはそれをしっかりと学びました。

以上のような法則を活用することで、彼らは先のような芸当を可能としました。彼らは、その用い方を知っているのです。彼らはそれをしっかりと学びました。彼らは高周波ビームとともに超小型円盤群を送り込み、つづいてそのビームの周波数を少し下げるとともに、超小型円盤群内部のあらゆる装置を始動させました。

それらの装置が作動しているときには微かな振動音が聞こえるかもしれません。そしてそれが、思うに、例の爆撃機の乗組員たちが心を読まれている、あるいは写真を撮られていると感じた理由なのではないでしょうか。おそらく彼らの耳には、そのとき振動音が聞こえていたのではないかと思います。

でも彼らは、超小型円盤群が、飛行中の爆撃機に、窓からでもドアーからでも爆弾投下口からでもなく、機体の壁を突き抜けながら入って来て、また同じようにして出て行ったことに関しては、いかなる想像もめぐらすことはできませんでした。

さて、必要な仕事を終えた超小型円盤群をそこから引き揚げさせる際、彼らはまた高周波ビームの周波数を上げました。そして、ちょうどロープを引っ張るように、そのビームを徐々に短縮することで、それらに爆撃機の壁を貫通させ、やがては自分たちの宇宙船の内部に引き入れました。そして最後に周波数を下げて、それらをただの円盤に戻したというわけです。そうなのです。彼らにはそんなことができるのです!彼らがそうするのを私は実際に目撃したことがあります。

そうです。異星人はいろんなことができるのです。彼らは自分たちの宇宙船を見えなくすることもできます。ただし、それは最近よく言われている物質化あるいは非物質化といった類のものとは全く無関係です。それは単なる周波数つまり振動数の上げ下げの問題なのです。ゆっくり回っているときにははっきりと見える扇風機の羽根が、高速で回転し始めると全く見えなくなるのと理屈は全く同じです。それはなおもそこに存在しています。でも高速で回転し始めるや、私たちの目はそれを見ることができなくなるのです。

それを物質化または非物質化などとは誰も呼ばないでしょう。それは、物質化・非物質化の法則などではなく、別の確固たる法則に従っているものなのです。しかもそれは決して不思議なことでもありません。それはすべての惑星や宇宙全体が従っているのと同じ純粋なる宇宙の法則に従っているのです。

第2話へ続く

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