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 宇宙・引力・空飛ぶ円盤  by レナード・クランプ

K 空飛ぶ円盤の機構   UFOと宇宙 No.10 1975

これまで空飛ぶ円盤に関する情報や、円盤によって示唆されている理論などを述べてきた。そして観測された事実や報告類から裏付けされる重力に関する一歩進んだ理論を展開した。この段階にまで来たからには、我々は"アンバランスな"重力場を生み出すかもしれない"機械的な"必要条件をある程度まで検討してみる立場にある。

前章ではいわゆる超能力的状態下で見られる放射物によって重力が克服され、または"中性化"される様子を述べたし、更にその放射物の形成は白い光に対して極端に感じやすいことも述べた。しかしまだ言及していないのは、ある条件下では逆に光が高周波または電子ビームによって変調されるのかもしれないということである。

そうかもしれないということは今までに述べた基本的創造理論から考えられるのである。というのは、重力、超能力的な放射物、光線、電子ビーム、超音波などは、例のエーテル的放射線の異なる"あらわれ"にすぎないからである(第13図)。したがって次のようになる。

もし重力がこのエーテル的放射線の一つの"あらわれ"にすぎないとすれば、適当な条件下で他の"あらわれ"のどれかを用いるか、または適当に組み合わせることによって、図に示されるような"超自然的な"すなわちもっと高次な振動状態を生み出して、重力を遮断できるかもしれないということである。

さてこの基本的理論(注=万物はエーテル的な創造波のあらわれという理論)に重点を置くのに証拠が何もないということになれば、読者がこれを無視されるのはもっともなことであるが、これは的はずれである。なぜならこの理論はまだ物理学の諸法則で説明されていない自然現象の多くの面によって裏付けられているからだ。

重力は光の変調によって遮断できるかもしれないと述べたが、この説を裏付ける有力な証拠は存在するのである。そしてここで再度言わなければならぬのは、今述べた自然現象は最近検討されているということである。次にそれを紹介しよう。

有名なウィーンの物理学者フェリクス・エーレンハフトはある実験を行った。これはカイネマティックス(注=力を加えないで物体を動かすこと)の研究者にとって一つのインスピレーションを与えるかもしれない。

エーレンハフトと同僚のエルンスト・レーガーは、チリの微小物が日光にさらされると回転する傾向があることに気づき、これには重要な意味があることを証明した。2人は研究室内でこの現象をつくり出した上、写真に撮ることにも成功したのである。

エーレンハフトは空気を完全に抜いたガラスのフラスコの中に石墨の粉を入れて、これを太陽の集中光線にさらしてみた。するとただちに多量の粉がフラスコの底から舞い上がり、長円形、円形、螺旋形などを描き始めた。肉眼ではっきりと見えたのである。

光線を弱めるか遮断すると同時に現象も停止する。15分の1秒と10分の1秒で写真を撮った結果、微粒子は軌道を描いていたばかりか、各粒子が自転していたことも判明した。

エーレンハフトがこの現象をある新しいタイプの物理的な力に関する自説と結びつけようとしていることは注目にあたいする。彼が言うには、既知の宇宙空間に満ちているのは純然たる"磁気的な力"であるという。

エーレンハフトが文字通り"磁気的な力"という言葉を用いていることには納得しかねるが彼は明らかにもっと深遠な説明を省略するために用いたのである。しかし彼の理論は私のそれとさほどかけ離れたものではない。

エーレンハフトの実験によって示された意義は別として、その現象の螺旋形や自転の運動は空飛ぶ円盤に関してより大きなカギを示すかもしれない。というのは筆者の友人が、UFOが頭上に見られるときほ高速のジグザグ運動をするのがよく報告されているし、地平線上で見られるときは波形を措いて飛ぶとよく言われている、と指摘したからである。

これは物体が螺旋形を引き伸ばした形の運動をしていると言えないだろうか? これが最も筋道のたつ説明のように思われる。

多くの関係者が超音波の実験を行っているが、これは比較的新しい科学であり、多くの奇妙な結果が出ている。この数年間、これと同じ奇妙な事がロンドン近郊のある路上で起こっている。多数の自動車のフロントガラスが不思議にこわれるのだ。超音波を応用した実験中に別段異常がないままに実験者が驚いて天井を見上げることもあり得るだろう。多くの科学的な驚異が同じような事件を通じて発見されている。

空飛ぶ円盤は半透明または透明だとよく言われている。これは本来ガラス状の物であることを示唆しているのかもしれない。チェコスロバキアのある物理学者が第2次大戦の直前に驚くべき実験をやったと信ずべき理由がある。

この科学者はあるすばらしい方法を用いて、2・5センチ角の特殊なガラスの立方体を15センチほど空間へ完全に"浮揚"させることに成功したと言われている。これについては2・5センチ角のガラスの立方体と大理石とを用いたということ以外、詳細はわからない。しかし円筒形の大理石が空中から落下したという記録が残っている事実を知ることは重要である。これらの事を心に留めるならば、何か未知のタイプのガラスは超音波、光、電子ビームなどを応用すれば慣性を失うことは考えられないだろうか。

次章でおわかりのはずだが、我々が空飛ぶ円盤と呼んでいる天空の乗物は、たしかにパラボラ状をなしている。そうだとすれば、円盤のパラボラ状と、夜間に見られる巨大な、光る逆円錐形物体とのあいだに何かの関連があるのではないだろうか。円錐形の頂上は実際には放射されたフォース・フィールドの焦点ではないだろうか? (第14図) 

その円錐形はフォース・フィールドが広がるにつれてできた可視的な効果ではないのか?そうかもしれないという証拠がたしかにある。この円錐形現象が発生した地点で円盤が飛び去った例があるのだ。円盤が一つのパターンで建造されていないということは最もよい証拠になるのであって、結果は同じにしても推進方法も用途に応じてそれぞれ異なるだろう。これは我々の飛行機とヘリコプターの相違によく似ている。どちらの場合にも航空力学的な浮揚原理が存在するが、その用途は異なるからである。

本稿の既出の部分で円盤の分析を試みたとき中心軸のまわりをある部分が回転することを簡単に述べた。この現象についてもう少し考えてみることにしよう。円盤の一部分が回転すると言われる場合、そのようにさせる機構について考えることができるが、この点で筆者の憶測はちょっとした証拠によって裏付けされるのである。というのは、エンリケ・ハウゼマン・ミュラーの撮った下の写真広見られるように、はっきりとした車輪の回転状が観測された例もあるからである。これから見ると、どうやら円盤を回転させるのに噴射推進方式が応用されているようにも思われるが、早急に結論づけてはならない。しかも中央部の摩擦トルクを打ち消す逆噴射機構が存在する証拠はない。そうなるとなぜ噴射推進方式がはっきりしてこないのだろう。なぜときたま噴射孔の存在だけが考えられて、噴射物の存在が証明されないのか?この噴射の種類は外縁の周囲に踊る小さな青い光から、強烈な噴射ストリームに至るまで、さまざまである。これはこれらの噴射に対する制御機構があり、またそうしなければならない必要があることを意味しているのだろうか? 昼間よりも夜の方がある種の炎がよく見えることはたしかである。しかし次の驚くべき事件をひとつ検討してみよう。目撃されたというこの円盤には一種の噴射が見られたのである。この事件を真実とみなすことにすれば、有力な手がかりがつかめるかもしれない。

1952年の春、大議論の的になり、ひどく疑われたセシセーショナルな事件が発生した。この種の事件を認めるのは通常困難であるが、我々は忍耐力を持たねばならぬ。円盤の謎が解決されるまでにまだもっと大きなショックが待ちかまえているかもしれないのだ。

この事件を最初に明るみに出したのは、白髪の48歳になる、マイニンゲン近くのグライメルシャウゼン市の前市長オスカー・リンケである。彼は妻と6人の子供をつれてソ連占領地域から逃亡した。西ベルリンの係官に囲まれてリンケ氏は11歳の娘ガブリエレと共に判事の前で次のような証言をしたのである。

「私はオートバイに乗り、後部席にガブリエレを乗せて帰路についていました。ハッセルバッハ村の近くでタイヤがパンクしました。村の方へ向かってオートバイを押しながら歩いていると、ガブリエレが約230メートルむこうの何かを指さすのです。薄明りの中で最初は小鹿だろうと思いました。私は木のそばにオートバイを置いて、その"鹿"にそろそろと接近し、50メートルばかりの所まで近づきました。

すると鹿だと思ったのは間違いで、2人の人間だったことに気づいたのです。2人ともキラキラ光る金属の服らしいものを着て、かがんで地面の何かを調べているのでした。

私は更に30メートル以内にまで前進し、低い土堤越しにのぞいて見ますと、直径約12ないし15メートルの大きな物体があるのに気づいたのですが、正確にはわかりません。大きなナベのような形です。

物体のまわりは直径約30センチの3列の丸窓が並んでおり、各列の間隔はざっと45センチです。その金属物体から約3メートルの高さの円筒形の"司令塔"が立っています。

すると、ずっとうしろに残っていた娘の呼び声が聞こえました。これは2人の人物にも聞こえたにちがいありません。2人は大急ぎで物体の方へ走りもどって司令塔の側面をよじ登り、中へ入り込みました。

その前に、一人は胸の所にランプをかかえているように見えましたが、それは一定の間隔をおいてバッバッと光っていました。

ナベ型物体の縁は輝き始めて丸窓は見えなくなり、最初緑色のように見えた色が赤に変わって、同時にかすかなブーンという音が聞こえました。輝きと音が大きくなるにつれて"司令塔"は物体の中心部の中へ引っ込んでゆき、物体全休がゆっくりと地上から浮き上がりました。

輝く"排気ガス″の渦巻き現象から私は物体全体がコマのように回転しているという印象を受けました。

それは物体の中心部の中へ沈み込んでしまった円筒形"司令塔"に依存しているらしく、今や塔は底部から突き出て地面に立っていました。ナベ型物体は周囲に輝く炎のようなリングを伴っており、地上一メートルの所に浮かんでいます。

それから物体全体が地面からゆっくりと上昇してゆき、円筒形の塔はまた中心部へ引っ込んで、ふたたび頂上部から現れました。

上昇速度はしだいに速くなり、同時に娘も私も落下する爆弾みたいなヒユーツという音を聞きましたが、それほど大きな音ではありませんでした。

物体は水平運動で飛んで行き、近くの村の方へそれて見えなくなりましたが、シュトックハイムの方向の丘や森の上をかなりの高度を保っていました」 

後にその地域の数名の住人がリンチ氏に語ったところによると、彼らも妙な物を見たが、スイ星だと思ったという。約2キロ半離れた場所にいた羊飼いのゲオルク・デルブストは、スイ星が地面ではね上がったと思った、と言っている。

判事の前に出たあとでリンケ氏は次のように述べた。

「ある事が残っていなかったら私も娘も夢を見たのかと思ったことでしょう。物体が去ったあと、私はそれが着陸していた場所へ行ってみましたら、地面に丸いくぼみがついているのを見つけました。これはたしかに"司令塔"の形でした。そこで夢ではないことに気づいたのです。

私はソ連占領地域から西ベルリンへ逃げたときまで、"空飛ぶ円盤"という言葉を聞いたことはありませんでした。物体を最初に見たときソ連の新しい兵器だと思いました。それでひどく恐れたのです。なぜならソ連は自国の開発事に関して人に知られたくないからです。それで東ドイツは多くの物事を知らされないで、この数年間は口を閉ざされています」 

我々はこのような話をただちに否定してはならないということが最も大切であり、むしろそれがいかに信じがたい話であっても、真実ではないと速断することは避けるべきである。単なる作り話か、それとも何らかの点で我々の理論にあてはまるかどうかを自分で徹底的に検討する方が賢明である。あてはまるならば、少なくともインチキではなく事実であると考えるべき理由がある。

さて、2人の人物のうち1人が持っていた奇妙な閃光物体は、各種の円盤の頂上部でしばしば見られているという点を注目してみよう。現在のところこの原因は不明だが、話を進めることにしよう。まずリンケ氏が言うには、円盤の外縁部が輝き始め、低いブーンという音が聞こえたという。それから円盤が地面から浮揚したが、中心部はまだ地面に残っていた。船体の輝きとブーンという音が大きくなるにつれて、外側の円盤が回転した。一方、輝きは丸窓群から溢れ出る光のようでもあった。すると、ついに中央部も地面から浮き上がり、元の位置にもどって、高音のヒユーツという音だけを残して離陸した。

もしリンケ氏が何かの目的でこのような話をでっちあげようとしたのなら、他の人と同様に"航空力学的な意識"を持つ人ということになるだろう。噴射によって推進される回転円盤というのは、彼にとってはたぶんヘリコプター的な物に思えるだろう。したがって大きな回転翼を持つ物と言ったかもしれない。静かなブーンという音や輝きがあったなどと言うよりも、むしろその噴射は爆発するロケットだったと言うだろう。

だがリンケ氏の言う輝きと色光の変化はまさに電気的な現象にあてはまるのである。そうすると浮揚した外側の円盤部の唯一の理由は、それを回転させることにあったということにならないだろうか? それとも中心部の黒い部分を軸または絶縁体として、船体が地面と接触しないようにする必要があったと考えられないだろうか? コペンハーゲンの農場で円盤が無数のスパークとなって分解した事件を思い出すと右の理由もうなずける。

リンケ氏の見た噴射が円盤を回転させるほどの力を持ち、それによって何らかの方法で浮揚力を起こすとするならば、同じ浮揚力を生み出すには噴射を垂直に応用する方が簡単ではないか。我々がGフィールド(重力場)理論について手がかりを見出すのはこの点である。

今、我々が宇宙船を設計して当座は推進法としてロケットの原理を応用すると仮定しよう。一定の速度を得るのに、垂直上昇に際して]トンの推力を生じるためにはどれくらいめ排気ガスを噴射しなければならないかを計算する。更に燃料を最も経済的に使用するために出発時に60秒間10Gの加速を加える必要があるなどと計算する。これがすぐれた方法だとはだれも思わないが、現在は最上の方法である。このことを心に留めるならば、次のように考えることができる。もし同じ量の燃料を用いることによって船体の全体に(乗組員も含む)"等しい場の″]トンの力を生み出し得るとすれば、相対的な加速は存在しないということである。そこで、噴射を応用して船体の外側を回転させながら力の場を生み出せば、もっと効率があり、もっとも快適になるのである。

だが、しばしば見られる円盤の炎またはぼやけた排気ガス状物をどのように考えればよいのだろうか? たしかにこれはGフィールド理論に矛盾する。どうみてもこれは噴射による反動の原理の証拠のように見える。それともGフィールド現象として説明できるだろうか? もう一度言うと、この解答はもっとありふれた現象、または少なくとも我々が見なれている現象を比較することによって発見できるかもしれないのである。

円盤はあるフォース・フィールド(エネルギーの場)の中で作動すると述べてきた。そうすると、このような"排気ガス状物"はどうして発生するのか? なぜ航跡が残るのか? 次のように考えてみよう。高電位の回路を遮断すると、空気の分子の部分的なイオン化のために強烈な閃光を発する。通常、空気は絶縁物であるので、電流は遮断部分をとび越えるのである。

一対の遮断器を用いて絶えずスイッチを入れたり切ったりしながら、急速に接続と遮断をくり返すと、炎のようなものが出てくる。この遮断器を急速に空気中で動かすと、一種の排気ガスのように見える。

もちろんこれが円盤の飛行機雲だと考えるわけにはゆかないが、高速で飛行する物体が飛行機と同じように排気ガス状のものをあとに残すように見えることをそれは示している。実際には飛行機雲は観察者にとって相対的に動いているのではない。それは吐き出された位置にとどまっているのである。実際の運動は飛行機にとって相対的な物が行っているのだ。

ところで、円盤にしばしば見られる飛行機雲現象は航空力学的な機械が存在することを意味するかもしれないが、次のことも指摘されねばならない。つまり、普通の飛行機雲は空中の水分を含む粒子をかく乱する飛行機の通過によって起こるのと同様に、"自分自身の空気"を持つGフィールドで動く物体は抵抗を受けないけれども、やはり同じようなかく乱作用を起こして同じ結果を伴うのである。

夜間によく見られる輝く航跡は、たぶんフォース・フィールド自体と接触した空気の粒子によってひき起こされるのかもしれない。実際、円盤と接触する空気にも同じことが言えるだろう。空気の粒子のある部分が、そこで発生した非常な高温によって完全に分解することは十分にあり得ることである。

このように考えてくると、あらゆる種類の解決困難な事柄が出てくる。その主なものは乗組員の絶縁である。航空機製作の技術者が考えているのと同様に、オーバーヒートを冷却する問題に直面するだろう。しかしこの考えは正しいだろうか。現代の超音速機の発達を例にあげよう。最初の大きな障害であった"音の壁"は克服された。次の障害は3月3日頃に起こってくるだろう。異常なオーバーヒートが問題化するはずである。もしパイロットを保護しなければフライになってしまい、車輪のタイヤは溶けてしまうだろう。そこで唯一の解決法を用いる。

操縦席、機械などを冷却しようというわけである。大体に"過剰な"熱は損失なしに発生することはない。したがって有効な仕事をなすようにそれを元へ返すことができないのは哀れである。だが方法がわかればそれがやれるのだ。

このことがまさに円盤に起こっていると考えるのは不合理だろうか? 信じがたいほどの高温がG効果によって発生しているが、この温度は内部の乗員に影響を与えない。彼らは最も効果的な断熱法を発見したのではなく、船体内外に満ちている例のエーテル的放射線を巧みに処理することによって、あらゆる温度を仕事に転換させる、きわめてすぐれた方法を発見しているのである。円盤のすぐ近くに我々には全く未知の状態が存在していて、極端な高温が即座に転換するために、結局高温は存在しないのかもしれない。我々が観測するのは転換の証拠だけであり、それは光である。我々が物質の組成についてもっと多くを知るならば、そのときこそ原子の真の構造を現在よりもっとくわしく知ることになるだろう。その知識によって我々は物質を、制御されたエネルギーに転換できるかもしれない。アインシュタイン博士はその有名な公式E=mc2によってこのための道をすでに切り開いている。Eはエネルギー、mは質量、cは光速をあらわす。

我々は空飛ぶ円盤現象に対する最も重要な手がかりとなるものを今や考え得る段階に達している。それを受け入れるのも拒むのも各人の自由であるが、深遠な意味が存在することを否定する者はほとんどいないだろう。これまで述べてきたように、筆者は空飛ぶ円盤なるものはコントロールされた重力場によって作動すると信ずるものであり、また重力、慣性、光などは、万物を存在せしめている"条件″の異なるあらわれであると考えるものである。

そこで読者に対しては次の事実を考えていただきたい。物質の核そのものの中で電子がどのようにして軌道を回転しているかはだれも知っている。チリの微粒子が光線をあてられて旋回することも知った。衛星、惑星、太陽、そして銀河系までが旋回しているし、宇宙のこのような現象に関連があるのは、いわゆる引力なのである。そして―空飛ぶ円盤もまた回転しているのだ。

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