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 バレイアに出現した怪人 第2話 ウルヴィオ・B・アレイショ

UFOと宇宙哲学の研究誌 NewsLetter No.39 1969 より転載

ブラジルでの事実、UFOはまだ出る。

2.資料の調査

少年が報告してから2日後にこの事件は新聞社の注意を引き始めた。われわれの調査の一つの重要な目的は、現代にせよ過去にせよ一連のUFO目撃事件の系列の中にできればこの事件を位置づけようとすることにあった。それが単独の事件かどうかを確証するためで、もしその反対ならば何かの相互関係を発見するためである。

まず第一に、このバレイア事件と同じ頃に起こっている事件類に関する証拠書類に関する証拠書類調べの結果わかっている出来事をあげてみよう。

A.同じころの事件

(1)隣接地域の事件

バレイア事件の日付(1967年9月14日)を参考としてとりあげれば、証拠書類の調査によって地理的に隣接した地域と遠方の地域の両方に、同じ頃一連の事件があったことがわかる。ファビオが物語を語ってから2日後の9月16日の夕方、黒色の輪郭のはっきりした円形UFOが中心を軸にして回転し、螺旋形コースを移動しているのが見られた。目撃者(複数)はベロリゾンテの異なる2個所にいたが、互いに未知であり、交際したこともなかりた。 

9月24日午前11時20分、ミナスジェライス州イタジェバ上空を浮かんでいた3個の輝く光点の1つが、全体の形がキノコ型で”下部に付属物のついた丸天井”の形になった。この付属物は地上に接近するにつれて(2千メートルまで)大きくなり、物体が上昇すると再べ内部に引込むように見えた。そしてやがて平たい円盤形になってしまった。

▲第4図
▲第4図

8月3日にはリオデジャネイロ州で弁護士の車がUFOに追跡されたが、底部の突起物をバレイアUFOのドーム型キャビンの内部に引込んた円筒形の末端とすれば、この記述はバレイア事件とぴったり合う(第4図)。しかもこの記述はファビオか体験を語ったあとでリオデジャネイロの雑誌ウ・クルゼイロの数ページに掲載されたことは注目されてよい。

1967年6月7日の早朝、1個のUFOがイタジェバ付近の自動車に接近して故障を起こさせた。赤kるく輝く物体の透明な表面をすかして奇妙な人間の顔(複数)か見られた。運転手がGEOANI(未確認空中物体研究グループ)に語った話によれば、全体の形がキノコ型であったという。

一方、第5図が示すように下部の突起物はこの場合4辺形であった。

▲第5図
▲第5図

8月15、17、88日にはUFO(複数)がベロリゾンテ付近に観測された。8月15日の事件はBRー135号路のそばに着陸したといわれている。8月18日の目撃は白昼のことで、地上約300メートルの高度のUFOに関する事件で、右と同じハイウェイの近くであった。

1967年10月にもベロリゾンテとその近くにも著しい事件(複数)があった。この事件の一つは、その日早朝市の中心部の屋根をかすめて飛んた1個のUFOに関するものである。その体験で眠りから覚めた目撃者の1人は、UFOが頭上を通過するあいだ奇妙な精神生理学的影響を受けた。

これらの事件の大部分は−ここに引用しなかった他のケースも同様に−秘密にされたままになっている。つまり公表されていないのだ。

(2)達隔地の最近の事件 

アルセンチン共和国のロサリオ付近のヴィリャコンスティトゥシオンで1967年9月17日に発生した事件とバレイア事件との類似点を調べるのは価値がある。バレイア事件から2日後にブラジルの新聞が、ヴィリャコンスティトゥシオンにおけるUFOによる夜間着陸事件の記事を載せた。その翌日着陸現場へ近づいた観察者たちは、石炭に似た物の残りが地面にあるのを発見した。その報告は「これらはいやなニオイのする物の粒であった」と続けている。ヴィリャコンスティトゥシオン物質のこの一般的記述はバレイアのフットボール運動場で発見された残り物の記述と驚くほど一致している。

われわれはロサリオのUFO観測グループに対して、比較用として分析の結果を見せてくれるように頼んだ。この結果は本記事の第2部に掲げてある。

バレイア事件の1日後に米国コロラド州アラモサ村で1頭の馬が空飛ぶ円盤に打たれて死んだという報告が出た。一部分肉がはがれてしまったこの馬の死体には骨が現われていたが、火傷の跡はなく、或る場所て発見されたけれども、そこは他の種々の痕跡や出来事によってUFOが着陸したのかもしれないといわれている場所だった。その位置の性質からしてこの事件は特にコロラド大学のコンドン計画委員会による調査用に適している。 

B.時と場所の遠い事件

記録文献の調査に基づいて過去にさかのばると、バレイア事件と遠隔地に起こった次の4つの事件とに基本的な一致点があることかわかった。

<サンカシアーノ事件>

l962年4月10日に発生したまず最初のものは、イタリア、プローレンス付近のサンカシアーノに住む26才の既婚洋服屋マリオ・ズッカラが目撃者として登場する。夜間、人気のない道路を家にむかいながら本人は一陣の風に吹きつけられた感じがしてUFOを見た。それは径8.5メートルで、灰色、2枚の皿をはり合わせたような形だった。その物体は(第6図)は彼の近くの地上2.5メートルの高さの所に止まった。するとその下部から巾1.5メートルの円筒が現われて、やがて地面にとどいた。目撃者の印象は次のとおり。それが地面にとどいたとき、その円筒形外管が再び物体の中へ入っていって、あとに内管が残り、その中でドアーが下から上にゆっくり開いた。

▲第6図
▲第6図

この出口から2人の人間が出てきた。身長は1.5メートル、人間の形をしていて、全身は一種の輝く金属の衣服で覆われていた。2人の頭上には2本の垂直なアンテナがある。怪人たちは全体明るく証明されたからっぽの構内へ目撃者をていねいに招き入れた。すると太人絃こ人の怪人から第 てなく、物体の中心部から来  る声を聴いた。それは拡声塊 本人は2人の怪人から来る声を聴いた。それは拡声器で増幅される声に似ていて、広い空間に響いているかのようだった。その声はイタリア語でしゃべったが、目撃者によれば内容は次のとおりである。「第4の月において、われわれは人類宛のメッセージをあなたに伝えるために朝一時にやって来よう。あなたか見た物の真実性を確信させるために別な人にもこの予告を与えるつもりだ」。この物体は地上に何の痕跡も残さなかった。

<カターニャ事件>

この事件はイタリア、カターニャ市のコルソプロヴィンチェ146に住む国家公務員エウジェニーオ・シラグーサ(43才、妻帯者)に関係がある。それは二つのコンタクト事件を含み、両方とも夜間に発生したもので、ドメニカ・デル・コルリエール紙のレナード・アルバネーゼ記者によって調査された。数度彼の家の上空を通過する円盤を目撃した後、シラグーサは自分で”心の探り針”といっているものによって、2度の機会に不思議な人間たちとのコンタクトに入ったのである。

1962年4月30日の夜、彼はエトナ山の山腹で2人の人間に会ったという。相手は身長1.65メートル、人間の形をし、金属的な生地の上下続きの潜水腺を着て、断続的な黄・緑・青の光を放つベルトをしめていた。彼の話によれば、わすか1.5メートルの距離て相手の一人が地球上の権力者たち宛に平和を呼びかけるメッセージをイタリア語で伝えた。その声は人間らしからぬもので、録音テープの再生音のようであり、金属的な調子を帯びていた。或る大穴のフチまで来て彼は次に径約15メートルの物体を見たが、その形は物体がら発するまぶしい光のために不明瞭だった。

1962年9月5日の夜間、モンテマンフレ付近で第2回目の会見が行なわれたと彼は主張する。彼から近距離の所に2人の人間が現われたが、それらの身長は2.15メートルくらいであった。腰のベルトから発する光のために相手の顔は見えない。2人とも前回の人間たちと同じような服を着ている。このときもイタリア語でメッセージが口述された。物体は巾25メートルの巨大な回転コマで、空中に浮かんでいた。「下部から3メートル以上もの金属の円筒がほとんど道路に触れるほど降りて来たが、小さなドアーがついていて、一種の昇降機のようだった」とシラグーサは言っている。

<パハスブランカス事件>

1957年4月、1人のオートバイ乗りが、アルゼンチン、ロサリオ付近のパハスブランカスにある国際空港から15キロばかりの道路上を走っていたとき、径20メートル、厚さ5メートルの1個の円盤か地上15メートルの空間に停止しているのを認めた。オートバイの電気系統が駄目になったので、彼は路傍のミゾの中に隠れた。円盤が2.3メートルの高さまで下降すると、その下部から一種の昇降機が現われて、ほとんど地面にとどくほど降りてきた。すると内部に身長1.7メートルの1人の男がいて近づいてから目撃者を隠れ場所からおだやかに引き出し、友好的態度で頭をなでて気分を静めさせた。

怪人の服は潜水服のようで、からだにぴったりしている。プラスティックでできているようだった。怪人と一緒に円盤内に入ったオートバイ乗りは、そこに同じような服を着た5、6名の人々がいて課会装置の操作盤の前にすわっているのを見た。異常な光がキャビン内に満ちていて、奇妙なことに目撃者が外部からは見ることのできなかった一連の四角な窓が並んでいた。やがてオートバイ乗りは再び外部へつれ出されてオートバイの所まで帰った。相手は別れの身振りを示すかのように彼の肩に手を置いてから、再度昇降機の中へ入った。するとそれは急速に円盤内に引込んでしまった。

<リョパルド事件>

1959年6月の或る夜、マトグロッソ州(ブラジル)のリオパルト河でワニ狩りをやっていたサンパウロの3名の市民が、一個の輝く物体が接近してきて一同から100メートルの距離の所に停止するのを見た。それは径60メートルで、金属的な表面を見せていた。ゆっくりと円スイ形の物が下面の中心から突き出て40メートルの長さに伸び、樹木の頂上から5メートルの所まで降りて来た。研究家ルッペルト・キーナーの描いたスケッチは、いくぶん円筒形としての突出物を示しており、UFO全体の形をキノコ型に描いている。

C.近隣地区における過去の事件

ベロリゾンテ地区におけるUFOの近接または着陸の報告の頻度は高まりつつある。未確認空中物体調査センターは1963年以来ベロリゾンテの都市部における4件の自称着陸事件を記録することができた。バレイア事件と同じもののように思われる唯一の事件は、サグダラ一家のそれで、”ベロリゾンテの一つ目男”なるこの事件はすでに特殊報告の主題となっている。目撃者たちの話によればこの事件は身長2メートルを越す4名の怪人の出現だといい、その一人は或る家の庭を歩いていた。3名の子供たちはこの巨人連が頭の中心にそれぞれただ一つの丸い目を持っていて、白目の部分かなかったと述べている。

(終わり)

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