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 月は異星人の宇宙基地 第4話

7つの謎と奇跡より転載 久保田 八郎
 

さて、アポロ11号が月に接近するにつれて、宇宙飛行士たちは無電で不気味な音を聞き始めた。ワーン、ヒューという消防車のサイレンにも似た音は地上の管制センターにも聞こえて、センターが連絡してきた。


月面にいたUFOの群れ

「きみたちのほかに人間はいないはずだがー」

しかしこの音は数日間、断続的に鳴り響いたので、乗員はいらいらしてきた。たしかにアポロ宇宙船の外部から入る干渉音だ。月から来る音か、それとも付近のUFOからか?

これについてはNASAの科学者オットー・バインダーが地上のセンターとアポロ11号との交信記録中に抹殺された重要な部分があると述べている。それはこうだ。

▲アポロ8号が撮影した温暖地帯と思われる月面。
▲公開された月の裏側の写真の中で最も劇的な光景。アポロ8号が撮ったこの壮大な温暖地帯は、生命存在の証拠を提供している。©NASA

2人の宇宙飛行士、オルドリンとアームストロングが着陸地点を歩き回っていたとき、突然アームストロングが、オルドリンの腕をつかんで興奮しながら叫んだ。

「あれはなんだ?あれこそ、おれの知りたい物なんだ!」2人の異常な様子はセンターにもわかって一同は息をのんだ。

「何があったんだ? トラブルか? アポロ11号、回答せよ!」

「巨大な物体(複数) が見えるぞ。ああ、信じられないほどだ!別な宇宙船群がいるんだ。クレーターの向こう側のふちに並んでいる。月面上にいて、我々を見ているぞ!」

しかしこの驚異的な報告は一般には流されなかった。NASAや権威筋はただちに2人の宇宙飛行士に命じて、目撃した体験を忘れてしまえ、何事もなかったことにせよ、と指令を発したのである。結局、このテレビ中継を見ていた世界の6億の人々はツンポ棲敷におかれてしまった。地上の管制センターで行うディレイド・システムという方法により、公開できない極秘部分はその都度カットされて、さしさわりのない映像だけが数分間の誤差により一般のテレビに流されるのだ。

なぜ米政府やNASAはこうまで秘密にしをがるのか? 理由は簡単である。巨費をかけたこの宇宙開発計画はもともと軍事目的を持つもので、その極秘事項のすべてを公開するわけにゆかないのである。それに、我らの衛星たる月を別な惑星から来た人間"がすでに基地化していると発表しようものなら、世界的に大恐慌が発生し、結局アメリカも不利になることは目に見えているからだ。

続いて1969年1月4日にはアポロ12号が打ち上げられたが、これも飛び立ってから1分もたたぬうちに電気系統が故障して、船内のあらゆる機能が一時マヒした。しかも宇宙船の付近に2機のUFOがいたことが判明したのである。そのうちの1機は長時間、12号の飛行に並行して飛んでいた。 その後、アポロ15号、16号、17号も宇宙飛行中に不思議な物体を目撃してその交信記録も残っている。とにかく、これら一連の有人宇宙船による宇宙探険は、はやく言えば「異常物体目撃行」と称してもよいほどに、興味深い体験を豊富に残したのである。 

不思議な月のタレータ

月に関してはこれまで監薮の謎がつきまとってきた。その第一として、水星や金星などには衛星がないのに、なぜ地球に衛星があるのかという点である。

宇宙の自然の法則によれば月のような天体が地球の周囲を回る現象など「あり得るはずはない」というわけで、これは全く自然界の気まぐれによってできた奇形児だと述べたのはアイザック・アシモフらの一連の科学者であった。月の直径は地球のそれに比較してわりと大きく、約4分の1もある。木星の12個ある衛星のうち最大のものすら、本体の80分の1にすぎない。地球の質量の約0.1倍しかない火星も2個の衛星を持っているけれども、地球の月に比較すれば微小な物である。なぜ地球だけが大きな衛星を持たねばならないのか。しかも月が地球を回る軌道は、地球が太陽を回る軌道に奇妙に似ているのだ。

これはおそらく月が自然の創造物ではなくて、人工的な物であるからではないだろうか。

▲アポロ17号撮影。月の裏側のドップラー・クレーター。夕方のやわらかい光と影を示している。
▲アポロ17号撮影。月の裏側のドップラー・クレーター。夕方のやわらかい光と影を示している。

月のミステリーはまだ山ほどある。月面でアパタ面をなしているクレーター群の底が、奇妙に浅いのだ。そのなかには直径が数キロに及ぶものもあるが、百万個もあるクレーターの3分の1以上、すなわち3万個が、直径8キロ以上もあるのである。いったい、どのようにして、こんなに多数のクレーターが形成されたのだろう。天文学上の通説では限石が落下してできたと推測されている。しかしジャック・グリーン博士のどとき月の専門家は太古の火山活動説をとっている。それなら地球にも火山活動があるのに、なぜ月と地球はこうまで表面の地形が異なるのか。科学者によると、月には大気がないので、隈石類が猛烈な勢いで落下するけれども、地球上では厚い大気圏のなかで隕石が燃えてしまうのだという。これはある程度の説明にはなるにしても、月と地球が果てしない長い時代を通じて太陽を回る軌道を共にしてきたからには、地球へ激突する院石も多数ありそうなものだが、実際に地上で見られる巨大なクレーターは数えるほどしかない。だが月には無数にある。なぜか?

ここでまた憶測が生じる。

月は地球の片割れではなくて、実は遠い別な場所で創造された物体ではないだろうか。そして"何者か"が、なんらかの目的で地球の付近まで運んだのではないか ― 。

大気が存在しない点を考慮して隕石落下説をとるにしても、前述のごとくクレーター群の底が驚くほど浅いという事実は、月の最大のミステリーである。150キロも直径のある大クレーターの探さは、せいぜい3〜5キロにすぎない。これはどうしたことか?重量百万トンもある大隈石の落下は、1メガトンの原爆の爆発力に匹敵するのに、平坦な浅い大穴が残っているにすぎない。クラビウス・クレーターを例にとっても、その直径は233キロもあり、これはスイスとルクセンブルグを合わせた面積よりも大きいが、その最深部はたったの5キロ弱である。大隕石が落下したものなら、もっとはるかに深い穴が生じるはずだ。かりに直径5キロもある隕石が落下したとすれば、その径の4〜5倍の深さの穴ができると推定されるのだが、最も深いガガーリン・クレーターは300キロも直径があるのに、深さは6キロしかない。

そこで科学者の結論としては、月の表面下に、何か極端に固いものが存在して、それが落下する隕石の突入を防いだのだろうという。その固いものとは何なのか?

これについては、月の内部には金属の球体の核があり、その周囲に人工的な天体の殻をかぶせたのだという説を打ち出して人々を驚かせたソ連の科学者2名がいるが、それはあとで述べることにしてむしろ、どこからか運び来る途中で無数の隕石の直撃を受けたとみなす方が、まだ仮説らしくなってくる。ただしこれは筆者の推測ではない。

月のクレーターの起源に関する別な説としては、前述のように、火山活動がある。アリゾナ大学のロバート・ストーム教授は言う。

「月のクレーターのパーセントは明らかに隕石の落下によるもので、約10パーセントは火山活動によるものだ。あとは不明である。クレーターをかたっばしから調べるより他に方法はない。」

いずれにしても、科学者は月のクレーターが一様に浅いのに首をかしげているのだ。そして、この浅い凹部に怪光が見られることは、前に述べた。しかも月には不気味な振動があるし、ゴビ砂漠の百万倍も乾燥しきっていると考えられた月面に巨大な雲が出現して、水も発見されたのである!

第5話へ続く

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