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新アダムスキー全集

 ├ 写 真
中央アート出版社
TEL : 03-3561-7017
E-mail :info@chuoart.co.jp
  土星旅行記 ジョージ・アダムスキー/久保田八郎訳

第4話 GAP Newsletter No.76 1982 WINTER より転載

はるかに遠い大昔、この太陽系中の3つの惑星だけが地球人を裏切りました。
それは水星、火星、木星です。木星人は木星こそ宇宙の神の住家であるという印象を残したのですが、これは誤っています。こうして神話においては木星は神の星として知られていました。

どのようにして地球は裏切られたか

土星は悪魔の星とみなされていましたが、これは木星から来た人々がウソを教えたのです。土星は審判の惑星です。惑星間のこうした不和は長く続き、争いのほとんどは上の3つの惑星によって起こされました。

火星は宇宙船を最初に開発した惑星で、この宇宙船は太陽系内のバランスを破るために同盟惑星群と共に使用されました。しかし現在までの五千年間は上の3つの惑星によって修正が企てられています。

地球人を意のままにするために、空想的をものにすぎない”悪魔”がどのようにして導入されたかについて、土星の会議で説明されました。

前記の3つの惑星に住む人間のすべてが、地球へ来た人々と意見が一致していたわけではありませんので、そのためにすさまじい見解の相違が生じました。ちょうど今日地球の各国間に見られる状態と同じです。それ以来地球にとって一つの実態になった”悪魔”が宗教的な分子によって恐怖の手段として利用されてきましたが、これはその分子の指令に従わせるために信者を抑圧するかまたは懲罰するためです。

初め人々はこの懲罰法を問題にしなかったので、宗教の指導者たちは従わなかった人々のために”地獄の罰”を設けました。この地獄というのは地下ではなく天空にあり、その場所として彼らは水星を選んだのです。

当時地球では太陽が熱いと考えられたように水星も熱いと考えられたので、水星上の物はみな煮えたぎっているにちがいないと地球人は思っていました(注=現代の地球人もそう思っている)。こうして”地獄の火の責め苦”という概念が生じたのです。人々は太陽が地上に熱を生じさせることを知っていたため、このことをきわめて簡単に信じました。”地獄へ落ちる”という言葉が用いられたとき、それは人が元の信仰からはずれてしまい、それによって罰を受けるという意味を持っていました。

もちろんこんなことはみな間違っていますが、今日でもその言葉の持つ目的は生きています。実際には地獄というのは人間が生命の法則(宇宙の法則)に反して生きることによって作り出すものを意味するのです。

上の偽りの教えが人間に伝えられて以来ずっと創造主と悪魔との戦いが続いてきています。これはまた大昔に地球人を裏切った”堕落天使”の意味でもあります。しかし近代においては次第に光明にむかい、人間は生命の真実の生き方の意味を求めて自然を直視し始めています。それはこの生き方こそ創造主の真の表現であることを人間が知っているからです。

自然の法則のすべてを人間はどのようにして学ぶべきか

大気圏外へ進出することによって人間は、他のいかなる方法によるよりも早く自然の法則を知るでしょう。自然は決して休息しないで絶えざる再生の状態にあります。人間もこの絶えまなき創造の過程にあるのであって、だからこそ「いつか人間の完成があるのだ」 と感じるわけです。

しかしこの事実が自分のものになる前に、人間は過去におけるよりもはるかに急速に来る多くの変化を体験するでしょう。それはいまこそ人間がすでに生命の新しい周期に入り始めているからです。もし人間がこの周期に入ろうと努力するならば、それは人間に思いもよらぬ報いをもたらすでしょう。人間は誤りのかわりに、あらゆる生命にたいする自己の関係という事実を置き代えることになり、こうして自分と創造主とは一体であることに気づくようになるでしょう。

 知識と知恵の部屋は人間のために開かれています。しかし未来にたいする信念が人間の基礎でなければなりません。しかし人間はその段階に到達するまでは理解はできないのです。したがって永遠の路上で人を案内する人たちにおいては信頼と確信とがその信念の一部でなければなりません。

 の過程を経るとき人間は多くの不愉快な出来事に直面するでしょうし、ある場合は苦痛さえ伴うでしょう。そのとき人間の個性や自我はそれ自体が作り出した多くの物事を捨てねばなりませんが、これは容易なことではありません。永遠のせまい道を歩むには強固な信念を必要とするからです。だが現在の状況からみますと、多数の人がこんなことで努力したり、変化しようとして積極的に強さと信念とを持ったりはしないかもしれません。

個人が自己の思考力をまかせてしまった地球のもろもろの束縛は存在の権利を要求するでしょう。その結果、自然の法則と非自然の法則との戦い、または過去の習慣と未来の真実との戦いが展開しています。バビロンはいまや土台の上で揺れ始めていて、偽りの神々の名が到る所で聞かれます。神々の破滅の日が近づいているからです(注=怪しげな新興宗教の神々はほろびるの意)。

しかしいつかまたこの神々は一つの力となって地上に出現し、多くの人は膝まづいてそれを拝むかもしれません。なぜなら(眼覚めない人間は)個人の私有財産を残そうとて保護を願おうとするからです。

地球では人間が主人であるかわりに、誤った創造物がこれまで人間の主人でした。しかしいま人間はその支配力を取り返しつつあります。弱い人は道ばたへ脱落、強い人はかつて人間の生活につきまとっていた虚偽を屈伏させて勝利の方へ前進するでしょう。砂のあらゆる粒が影響を受けて永遠の過程の中で自身をその創造主の似姿の型にあてはめるでしょう。

以上が土星の会議で出席者に与えられたメッセージです。

宇宙船内で受けたレッスン

土星旅行から地球へ帰って数週間たってから私はふたたびスペースブラザーズに会う光栄に浴し、彼らの”自動車学校”で一定期間の激しい訓練と授業とを受けました。この訓練というのは、私たちの時代の真の状態をどんなふうにして説明し得るか、生命の真実性を望み、真自我を求めてエゴを喜んで捨てようとする人にその真の状態をどのように伝えたらよいか、という方向に努力を注ぐためのものでした。永遠性が確立されるのはこうした方法によるのです。

”自動車学校”といっても私が乗ったのは巨大な宇宙船で、それには法則の実際の作用の例証として最新式のあらゆる装備がしてあります。現在と未来において必要なすべての物がこんな宇宙船内に設備してあって、創造の法則を応用すればどのような結果になるかを示していました。また人体のいかなる部分に創造の法則が働いているかも教えられました。

この知識の多くをまだ一般へ公開することはできませんが、新しいものを求めて古いものを投げ捨てる準備が本当にできている少数の人には伝えられるでしょう。

この宇宙船(注=土星旅行で乗った宇宙船とは別なもの)は地球から五千マイル以内の位置へ来て、地球に関して宇宙空間で静止して、そのあいだに授業が行われました。船内には多数の学生と教師がいて、18時間の徹底的な学習が行われましたが、いかなる種類の倦怠をも感じる人はいませんでした。残りの2時間は身体の運動にあてられて、あとの4時間は自由時間です。これは幾日も続きました。

これと同様の授業がいずれまた行われる予定です。しかしこれに参加できるように心配してみてくれと私にお頼みになるのはご遠慮下さい。人選はスペースブラザーズによってなされるからです。彼らが地球人の中から参加者を選ぶのですから、私はこの件で何も言う資格はありません。

指導者につくはうがよい

私は研究者から次のようを質問を受けました。

「宇宙哲学の知識は書物によって得られるものなのか?」 答は「そのとおり」 ですが、質問に直接答えて問題を討議できる指導者につくほうが早く理解できます(注=ただし宇宙哲学を正しく理解した優秀な指導者につくこと)。

テキストによる場合は、研究する事柄の一部を読んだあとでその印象を書きとめるならば助けになりますし、更に日常生活でそれを応用するならば指導者につくことのできない人にとっては最上の学習方法となります。

いずれにしても、あなた方が計画しているまじめな研究に熱心になろうとすれば、当然指導者につくことによって急速に進歩します。俗人のすべては過失をおかしやすいのですが、何よりもまず信念を持ち、指導者に信頼を寄せねばなりません。自己の探究から何かを得ようと思えば、過失であわてたりしてはいけません。

探究者は進歩してゆくあいだにきっと多くの過失をおかすでしょう。自分を正しい姿勢に正さねばならないでしょうし、それはときとして不愉快かもしれません。

しかしこのことを理解した上で学ぼうという決意があるならば、それはゴールに到着する助けとなるでしょう。指導者と共に座すことがあらゆる探究者にとって可能となることを私は願うものです。そのとき本人は急速に成長するのです。

疑惑にひっかからないこと

長いあいだ私は教えてきましたが、そのあいだ探究者たちの進歩してゆく実例を見ています。私の弟子たちはタイプライターの操作やその他の(秘書としての)仕事をやってきました。彼らは私の留守中にも仕事が遂行できる理解力を身につけていました。

しかし重大な時機が来て、彼らが以前に持っていた信頼と信念にかわって疑惑が忍び寄ってきました。これが起こったとき、状況の進展について何もわかっていない外部の(反対)グループから情報が探し求められて混乱が発生しました。

こんな場合、探求者は通常それまで得ていたすべてのものを失います。そして本人は日常生活のありきたりの混乱の中へ退却してしまいます。おそらく本人は二度と同じ好機を得ることはないでしょう。(地球では)環境が人間の主人となっているからです。

もし読者が 『生命の科学』講座にせよ直接にせよ、この深遠を探究を行おうと決意したならば、何が起ころうと問題にせずにゴールにむかってタマを撃ちまくる決心が必要です (注=これは、やみくもに自己中心性をなくせというのではなく「アダムスキーはインチキだ」 という怪しげを声に耳を傾けるなという意味)。

そして生命の素晴らしい奥儀について何も知らない他人の意見に耳を傾けないことです。

もしどうしてもこれを行うことができをいをらば、あをたは現状に留まるのがよいでしょう。この(断固たる決意を持った)態度が保てないならば、あなたは混乱の生命以外の何物をも得ないでしょう。これまでに与えられたいかなる教えとも異なるこの新しい深遠な探究を行う場合は特にそうです。

(完)

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