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  神々の戦車 エーリッヒ・フォン・デニケン

序文 UFOと宇宙 コズモ 創刊号 1973年 より転載
 

南米の奥地に眠る太古の不思議な遺跡の数々は、現代の考古学では解明できないナゾを秘めている。
これらは遠い昔に別な惑星から来た"人間"と関係があるのではないだろうか!南米を探検してこのナゾに取り組んだスイスの考古学者エーリッヒ・フォン・デニケンは次々と驚くべき事実を明らかにしていく。これはUFO問題に関連したすばらしいドキュメントである。

神は宇宙人であったか?

世界中には考古学、歴史学、宗教らどのありふれた説では解明のつかない不思議な廃墟や信じられないような事物がある。 世界中の宗教の聖典に、火のような戦串に乗って飛来し、またやって来ると約束する神々の物語が含まれているのはなぜだろう。引力のグラフィックな説明のついた宇宙船による旅以外の何物でもない記事が古代のサンスクリットの経典に出ているのはどうしたことだろう。

二万トンの重量があり、階段や傾斜路や装飾物などが附属した四階建の巨大な石造の家をどのように説明したらよいだろう。一体いかなる巨大な力がそれをひっくり返したのだろうか。十七世紀に発見された地図の驚くべき正確な内容!

宇宙のアリ

地球の地殻は約四十億年前に形成された。そして科学でわかっているのは人間らしきものが百万年昔に存在したということだけである。その巨大な時間の流れから七千年の人類史という小川をなんとかしてせきとめてきた。

創造物の模範?である人間は現段階の発達をとげるのに四十万年を要している。他の惑星が同類の知的生物の発達に対してもっと好意的な条件を与えてくれなかった理由を明確にするための具体的証拠を一体誰が提供できるだろう。

無限にきわめがたい宇宙でもろもろの発見をなすことによって、人間の微小さを認める時が今や来ている。その時こそ我々は人間が広大な宇宙の中のアリにすぎないことを悟るだろう。

この書を書くには勇気を要したが、これを読むのにも勇気を要するだろう。この書に述べられた諸説や証拠物などは堅固にかためられた伝統的な考古学のモザイクにあてはまらないために、学者はナンセンスと呼ぶだろうし、いうほどの価値のない書物群の目録の中に加えてしまうだろう。また素人は人類の過去に関する発見が未来に関する発見よりももっと神秘的かつ冒険的でさえあるという考え方に直面するとき、身近な世界というカタツムリの殻の中に引込んでしまうだろう。

著者 エーリッヒ・フォン・デニケンそれにもかかわらず一つの事だけは確かである。人類の過去に関して筋道の通らないものがあるということだ。しかもそれは数千、数万年前にさかのぼる過去である。その過去は、人工の宇宙船に乗って太古の地球を訪れた未知の"神々"で充満している。信じられないような科学技術の業績が過去に存在したのだ。今日我々が部分的に再発見したにすぎない莫大な知識が存在しているのである。

我々の考古学にも筋道の通らないものがある。数千年前の蓄電池が発見されているし、プラチナのファスナーのついた完全な宇宙服を着た不思議な"人間"も発見されているからだ。また十五の文字を持つ数字も発見されているが、これはいかなるコンピューターにも記録されないものである。しかしこんな物を作り出す能力を古代人はどうして得たのだろう。

我々の宗教にも筋道の通らないものがある。あらゆる宗教に共通している特徴は、宗教が人類に救済を約束しているという点である太古の神々もこのような約束をしている。しかしなぜ神々はそれを守らなかったのだろう。なぜ神々は太古の人類に超モダンな武器を用いたのだろう。なぜ彼らは人類を破壊しようとしたのだろう。ここでひとつ、一千年以上にわたって発達してきた種々の主義思想の世界が崩壊しつつあるという考え方になれることにしよう。

数年間の正確な調査の結果、我々が気楽に休息していた心中の大建築物はくずれ落ちてしまった。もろもろの秘密の社会の図書館の中に隠されていた知識は再発見されつつある。宇宙旅行の時代はもはや秘密の時代ではない。我々はすでに月に到着している。星々を目指す宇宙旅行は、我々にかわって我々の過去の深淵を測っている。神々、僧侶、王、英雄たちは暗黒の裂け目から出現する。我々はその秘密をあばくためにそれらに挑戦しなければならない。というのは、我々は本当に望むのなら何らのギャップなしに人類の過去に関するすべてを発見する手段を持っているからだ。

現代の各種研究機関は考古学的調査の仕事を引きつがねばならない。考古学者たちは超高感度な装置を用いて過去の荒廃した場所を訪れねばならぬ。真実を求める僧侶たちはすでに確立されているあらゆる物事をふたたび疑わねばならぬ。

薄暗い過去の神々は我々が今日初めて解読し得る無数の足跡を残している。今日非常な話題となっている宇宙旅行の問題は単なる問題ではなく、数千年前の人々にとって現実の問題であったからだ。こうした大気圏外の知的生物が誰であったのか、いかなる惑星から来たのかを私がまだ知らないにしても、我々の祖先ははるかなる過去に宇宙からの訪問を受けたのだと私は主張したい。それにもかかわらず私はこの"不思議な人々"が当時に存在した人類の一部分を絶滅させて、新しい、たぶん最初のホモサピエンスを創造したのだといいたい。

この断言は革命的なものである。これにより今まで全く完全だと思われていた心という建築物が建っていた土台はくずれてしまう。この断言の証拠を提供しようとすることが私のねらいなのである。

本書は多数の人々の激励と協力なくして書かれるものではない。私は妻が理解してくれたことに感謝したい。彼女は過去数年間家庭で私に干渉しなかったのだ。また友人のハンス・ノイナ一にも感謝する。彼は数千マイルを共に旅した仲間であり、絶えず価値ある援助をしてくれたのである。その他感謝の意を表したい方々として、ヒューストン、ケープケネディー、ハンッビルの米航空宇宙局の全職員、ヴュルナー・フォン・ブラウン博士、ウィリー・レイ、バート・スラクリー、更に、援助と激励を寄せられた全世界の無数の男女の方々がある。

>>第1章へ続く

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