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  ホワイトサンズUFO搭乗事件 第14話 ダニエル・フライ

「私は円盤に乗った」より 久保田八郎訳

私は三日間のあいだ完全に一人でおり、この間題の結論には到達していなかったし、アランとのコンタクトについてもほとんどあきらめていた。三日目の夜に彼の声がいつもの唐突な調子で聞こえてきた。


ふたたび声が聞こえる

「ダン、君はいつまで服の下に光を隠しておくつもりなんだい?」

私は965キロメートルもやって来て、このコンタクトをする希望をもって三日間も待ったにもかかわらず、私はアランの声に、以前に聞いたことがなかったようにびっくりした。私はだれもいないと知りながら、すみにだれかいやしないかと半分期待しながら周囲をすばやく見まわした。ようやく答えるだけの落ち着き叢りもどしたが、言えたのは「どういう意味だい?」だった。

「君は知ってるよ」とアランは答えた。

「君が他の本と一緒に緒に送ってくれたバイブルと呼ばれる知識と哲学の膨大な本の中で、”人はローソクに火をともすときには服の下にそれを置いてはならない。それを光によって導かれる人々の前に差し出しなさい”と言っている。我々は君の惑星の多くの国家の間にいくつかのローソクをともす努力に時間と忍耐をしているんだ。ローソクの光が輝きわたり、君らが盲目的に突き進んでいる恐ろしい底なしの穴を照らし出すことを希望しているんだ。地球の人々にとって興味深-価値ある情報を君に与えたんだ。どうしてそれを君だけのものにしておくんだい?」

「最初に、私は君の地球訪問を危険にしやしないかと考えたんだ。次に私は知られていないからだ。ロケットの仕事での数人を除いて、だれも私の事を聞いたこともないんだ。どうやって人々に知らせるんだい? またできてもだれも聞いてくれないよ」

メッセージを伝えるように要求される

「真事に対して盲でない者は伝える人の状態とは関係なく、そのメッセージの価値を理解できるんだ」とアランは答えた。

「4年で環境に適応できると思ったのは少し楽観的すぎたようだ。実際には5年近くかかるだろう。その間に、君たちの問題の一つは危険状態になる。いくつかの小さなバランスカが正しい場所に適用されるまでに、地球の全文明は我々が援助するようになる前に地球全体を全滅させるかもしれない。君は小さいがしかしバンスカを生じさせる位置にある数人のうちの1人なんだ。

▲1978年11月15日の午後4時頃、ブラジル、ゴイアス州イパマリでペレス氏が牧場上空を飛ぶUFOを目撃、4枚の写真を撮影した。これは最後の4枚目。
▲1978年11月15日の午後4時頃、ブラジル、ゴイアス州イパマリでペレス氏が牧場上空を飛ぶUFOを目撃、4枚の写真を撮影した。これは最後の4枚目。

君は我々から学んだことを本に書きたまえ。我々が君に説明したいくつかの注意を本にしたとしても、私の地球滞在を危険にするようなことはない。我々が君に話したことを新聞・ラジオ・テレビで繰り返したまえ。必要なら馬に乗ってそれを叫び、人々に自分たちの置かれている危険について知らしめたまえ」

「君は私の言っていることがわかっていない」と私は言った。

「もし君の言うようにしたとしても、聞くのはほんのわずかで大半のものは聞きやしないんだ。この世界にほ、真実を恐れたり、自分の命やものの存在順を変えるようなものを恐れるものがほとんどなんだよ。

もし私が君から与えられた情報を公表しようとするならば、私が嘲られるだけなんだ。私はある者からはうそつきと呼ばれ、他の者からは馬鹿と言われ、またいかさま野郎だと言われるんだ。新聞に発表すればそれを無視し私を馬鹿げたいかさま野郎にしたて上げるような、ゆがめた笑い話にしてしまうんだ」

アランの声は哀れみをもっていたが、少し張った調子で、何かしり込みする生徒に単純な事実を説明しようとする先生のように聞こえた。

「もちろん、君はいかさま師にされるだろう。しかし、この”いかさま師”は彼らの間に起こってくる臆病さと無知、それに彼らを驚ろかし、混乱させる可能性を防ぐバリアなんだ。君は地球人の中で偉大なものを完成した人の名前を言えるだろう。彼らはだれからも馬鹿にされ、いかさま師と言われなかったかい?考え方や行動の面で仲間たちより一歩進んだような人たちに対する評価なんだよ。

どんな哲学の本の口絵にも出ていると私は信じているが昔の文明の記録にいわれていることは”研究者になるよりもいかさま師になる方がやさしい。しかしそれはもうかるということではない”ということだ。そう、君はうそつきと言われ、馬鹿と言われるだろう。両方だとも言われるだろう。ある者は君の言うことに質問し、すべてが真実とわかっていても否定し、すべてのことに攻撃を加えることを商売にするかもしれない。

君が直面する問題は多いが、しかしそれは君だけのものではないことを覚えておきたまえ。人類の教養を進歩させようと試みて、隣人に知識と奉仕をしてきたすべての人々が直面したことなんだ。君ほ友だちをもっているんだ。君が夢見ている以上に多くの友だちがいるんだ。君が言うことが真実なら、生活の方法を変えるのを恐れている人々が多いが、君の社会と文明が危険な状態にあることを知り、回復のために真剣になって探し求める人々も君が考えている以上に多いということだ。彼らは笑う前にまず見るだろう。見る人々にとって君ほ友だちなんだ。想念の力を落とさないようにしたまえ。友だちをもてば、君はどこにいても一人ではないんだ。君のためにあるすべての心は君と一緒にあり、勇気づけ、能力を与えてくれるだろう」

なぜホワイト・ハウスの庭に着陸しないのか

「そう願いたいよ」と私は言った。「君の言うとおりにしたら、そのどっちも必要になるだろう。 君はまだ我々の環境に完全に適応できないとしても、ちょっとくらいやって来ることができないのか?特に我々の一員になるつもりがなくなったとしたらなおさらだが。君たちはなぜホワイト・ハウスの庭に小形着陸船を降ろして、世界中の通信基地として全世界に一度に情報と忠告を与えようとしないのか?」

「そんな単純な解決は君の一部にある希望的な考え方だけだよ」とアランは答えた。

「それについてはすでに議論したはずだ。ちょっと考えたら、一般的でも特殊なものでもいいが、なぜそのようなやり方が成功しないかという理由は沢山あることがわかるよ。 

最初に、心理学的な面がある。もし、我々が君の世界の人々を導くために”天”からやって来た進んだ人類のメンバーとして現れたとしたら、我々の到着は君たちの社会のエゴのバランスを大きく混乱させることになるだろう。沢山の人々は死に物狂いで宇宙の第二の場所に投降させられるのを避けるためにどこまでも論議し、かんたんに我々の存在を否定する。我々の実在を彼らの意識の中に容認させることを強引にやったとすると30%は我々を神と考え、彼ら自身の幸せの責任を我々に押しつけようとするんだ。我々にはできないことだが、もしそれをやれたとしても、我々はそれを仮定することさえ許されない責任をもっているんだ。残りの70%は我々が彼らの世界を奴隷化しようとする潜在君主か独裁者と信じ、多くの者は我々を破壊するための道具を探し始めるだろう。もし、我々の努力によって、偉大で永久的なことがなされたとしても、人々は自分たちの仲間、少なくとも、そのようなものを受け入れる人々によって導かれなければならない。これが私が援助できるように君たちの一員にならなければならない理由なんだ。

第15話へ続く

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