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新アダムスキー全集

 ├ 写 真
中央アート出版社
TEL : 03-3561-7017
E-mail :info@chuoart.co.jp
  <巻頭言>来世紀は宇宙時代 

UFO Contactee No.142 1998  より

近来UFO問題は一般に低迷しており、ブームとはほど遠い状態にある。しかしUFOは依然として出現しつつあり、これを目撃する人は後を絶たない。私の身近にいる人たちもUFOをよく目撃するし、UFO目撃体験記の投稿が続いている。

ジョージ・アダムスキーによれば、我らの太陽系には全部で12個の惑星があり、そのいずれにも高度に進化した人類が存在して地球世界をはるかに凌駕する大文明が存在するという。この人々は精神的、肉体的にも我々の想像を絶する進化をとげており、完全に調和した天国のような理想世界を築いているというのである。詳細について題新アダムスキー全集全11巻を読まれたい。特に重要な情報を伝えているのは第1巻「第二惑星から朝地球訪問者」と第5巻の「金星・土星探訪記」(中央アート出版社刊)である。これらはアダムスキーが直接異星人の世界に接触して見聞した体験記であって、これ以上の「良い意味における奇書」は世界にない。それは現代の知識レベルをはるかに超越した内容を有し、少なくとも1世紀先を行く超先駆的な書物である。ところがこれを嘲笑する人たちの言い分は「現在の科学レベルで考えられない荒唐無稽な物語」に尽きるようだ。

いったい現段階の地球世界の科学が宇宙の森羅万象を解明し尽くすほどの水準に達しているのだろうか。これは科学者でない素人でも大体の見当はつこうというものである。しかも早くから金星を探査したNASA(米航空宇宙局)の発表によると金星の表面温度は摂氏480度の灼熱地獄で生物は存在し得ないとされた。それを鵜呑みにして学校の教科書にまでそのことが記載されているので、学校を聖域視し、教科書や教師の教えを絶対視している生徒たちは文句なしに金星はただの物体であると思い込んでいる。これは教師や生徒側に過失があるのではない。NASAによる真相の隠蔽策に重大な責任があるのだ。なぜ隠すのか。

講演中の父、久保田八郎およそ政府レベルの科学的重大発見事が即時世界に流されると思ってはいけない。政治がからむと利権闘争や他国に対する思惑等で当分の間隠蔽策を講ずるのが常である。換言すれば米政府はとっくの昔に金星に大文明が存在することを知っていながら、表面ではそれを否定するような態度を示しているのだ。かつて民主党は大体に発表の姿勢を示していたけれども、タカ派の共和党は強硬な反対を示して暗闘に明け暮れた形跡がある。昔アメリカを取材旅行中に聞いた話では、あるUFO研究家の所に官憲数名がやってきて、米政府は金星その他に進化した人類が存在することを知っているけれども、現段階ではそんな事は絶対に言えないのだと告白したという。

こうした政治レベルでの醜悪な権力闘争の世界は大衆の概念を超えているのであって、その実態を把握することなしに別な惑星の科学的な探査結果を無条件で発表するほどに政府というものは甘くないことを認識する必要がある。だいいち、今米政府が「我々の太陽系の別な惑星群には凄い大文明が存在する」などと発表しようものなら、世界はハチの巣をつついたような大騒ぎになり大戦争が発生しかねない。それは地球人類が平和希求の想念とはほど遠い恐怖心のトリコとなり、むしろ米政府に対する疑心暗鬼のかたまりになるからだ。したがって現状ではまだ米政府が真相を隠蔽するのが妥当であると思われるのである。

だが 「隠されている事で洩らされないものはない」という譬(たと)えのとおり、いつかは米政府を主体にして太陽系の真相すなわちアダムスキーが伝えた真相を政府の名において公開するときは来るだろう。アダムスキーを心底から支持して別な惑星の真相を認識し、電磁気を主体にした重力場推進方式の宇宙船を開発しようとしたケネディ一大統領は事を急いだために暗殺の悲運に見舞われた。んかし緩慢ながらも社会は進歩するので、来世紀になれば地球人も大気圏外に目を向けて宇宙的な思想のもとに別な惑星群の真相を知るようになるだろう。

一説によれば西暦2020年頃には地球社会もUFOが別な惑星から来る宇宙船であることを常識として知るようになり、さらに来世紀半ばには地球人が他の惑星群を訪れて交歓するようになるという。そのときには時代遅れの噴射推進式ロケットではなくて電磁気を応用した画期的な大宇宙船が開発されるはずである。したがって希望はあるのであって、絶望は存在しない。

一つ問題がある。現段階において高名な物理学者たちがUFO問題や超能力等を否定する一方、全く無名の研究家や素人がこれらの問題に非常な関心を示す相違はどこにあるのかということだ。これはアダムスキーによれば、遠い過去世においてこれらの事を熟知していた人はその記憶を保っているからこそ今生においてすぐに理解するのであるという。この「過去世」という問題もまだ科学的に解決のつかない未知数の事柄のために、これを一蹴する向きが多いけれども、これもいずれは超高度な研究で解明される時が来るだろう。

我々はまだ井蛙(せいあ)の管見(かんけん)のさなかにいるけれども失望は禁物である。勇気と希望をもって前進したい。 

(久)

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