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 信念の力、希望の力、絶対に諦めない力を起こす方法(2)

UFO Contactee No.124 1994 SPRING より転載

1993年10月10日、都内港区芝公園の機械振興会館で開催された1993年度日本GAP総会は大盛況を呈した。この記事は当日の講演録を自身で加筆修正したもの。 久保田八郎


人間の偉大な信念の力

「あきらめない」ということは、いろいろな意味があるんですが、ときにはあきらめる必要もあります。ただしどういう事をあきらめなくてはいけないか、どういう事をあきらめてはいけないか、という所の区別がちょっとむつかしいのです。

私がむかしアダムスキー問題を始めました頃は、絶対にあきらめないでやってゆくぞという強烈な決意をもって開始し、現在までやってきました。

あんな『突拍子もない』問題を、こんなに長くつづけた人はあまりいないと思いますね。

それから『信念の力』『希望の力』これは昔からよく言われていることです。特にジョセフ・マーフィー博士の本ではこのことが力説してあります。

人間の信念の力ほど強力なものはないということは、ユーコン誌の122号に、塩谷信男先生という91歳の医学博士の方が『万物は人間の想念に感応する』と題する記事を書いておられますが、その中で極力言っておられますね。信念の力というものは物凄いものだと。その中で樹木が先生の想念にこた応えて驚くべき行動を示したという例が述べてあります。

細胞は人間の想念に応える

私自身は信念の力によって体力を保つことを、いままで猛烈に実践してきたんです。私はいま69歳ですが、しかし『永遠の24歳』という気持ちでおりまして、絶対に年をとらないぞという信念を保持しています。

なぜ24歳にこだわるかといいますと、その年の一年間は非常に楽しい年だったものですから、その頃の気分を保とうというわけです。過去には辛いこともありましたが、人間は楽しい事だけを思い出せばよいのです。

講演中の筆者久保田八郎

先ほどの話にも出ましたように、この夏の海外旅行では、早朝に集合ということが何度もあるようなハードな旅でしたが、私は決して遅れることはなく、暗いうちに起きて敏速に支度をして時間どおりに行きます。ですから皆さんが「なんとお元気ですね」と驚いておられましたが、これも私の信念の力によるものです。絶対に私の体力は衰えないぞという想念が全身の細胞に影響を与えているわけです。

想念波動で花を動かす 

あるいは想念によって花を動かす練習もいいですよ。その場合は花が動いている光景をイメージとして描くとよいでしょう。すると静止している花が生き物のように動き始めるんです。これは私も一度ほど経験があります。数年前に私が新宿へ行って、非常に心が高揚してきて楽しい気分で帰る途中、新宿駅の構内に花屋さんがありまして、その前を通りかかったときに、そこの台の上に鉢植えになった蓄蔵の花が5〜6個あったものですから、これは奇麗だなと思って、「やあ、薔薇さんたち、こんにちは」と心の中で叫んでテレパシーで送りましたら、薔薇の花のすべてが一斉にガサガサと大き揺れたんです。すごく大きく動くんです。

初めは風のせいかなと思いましたが、あそこは風は絶対に吹かない所で、電車や人の歩行による振動もない場所です。たぶん私の想念が届いて揺れてれたか、あるいは私が想念を発したときに近くにスペース・プラザーの方がおられて、想念を送って援助して下さったか、どちらかだろうと思います。 

アダムスキーは花をたびたび動かしたと聞いています。あれはどういうことかといいますと、アダムスキーがヴィスタの家に住んでおりました頃のことです。彼が亡くなってから私は何度もそこへ行きましたが、あの家の裏には広い花畑がありまして、あらゆる植物が植えてあります。

その中に一群のコスモスの畑があります。そのコスモスに向かってアダムスキーが呼びかけると、コスモスたちが一斉にサーッとなびいたのを、アリス・ボマロイ女史がそばにいて見たことがあると言っていました。

風のせいではないかと思われましょうが、そのとき、風は吹いていなくて、ほかの花は動かないのに、コスモスだけが一斉に動いたということです。

こうしたことは皆さん方も練習でやれるようになりますから、ふだん想念の力を強めるために、毎日のように花に向かって練習されるとよいでしょう。

本日の司会者は自宅で花を動かす練習をやっているそうでして、この頃はかなり動くようになったと言っていました。本日はあとで司会者がその実演をやります。

すでに実現している

ただし心の中でイメージを描くときに一つ問題があります。たとえば病気の方もイメージ法によって治すこともできるんですが、1つは「必ず実現する-」という反復思念を行なうこと。もう一つはイメージ法です。この二つが重要なのですが、これは同時にやるとよいですね。

何か望ましい物事を実現させるときにはこれを応用するんですが、特に病気の方が治そうと思われますならば、「必ず治る!」という思念は基本的に重要ですが、これだと「今は治っていないけれども」という前提がつきまといますから、そうではなくて、「もう治っているんだ!」という思念を強く起こすのです。

一方、イメージ法も、「いずれ治るんだ」という、いつか未来に治ったときのイメージではなくて、「もう治って完全な健康体になっているんだ」というイメージを描くんです。

そんなイメージを描けといったって、いま苦しんでいるのに描けるはずはないではないかと思われましょうが、そこのところで信念の力を応用するんです。「いま自分に、完壁に治った非常に美しい姿がダブッて存在しているんだ」とみて、その実しいイメージを描くのです。それがポイントです。

生きているプラトン哲学

人間は本来、完壁な姿になるように宇宙の創造主から創造されているはずです。大体、病気というものは、この宇宙に存在しないはずです。存在すると思っているのは、太陽系では地球人ぐらいのものでしょう。

この大宇宙で人間が病気で苦しむように創造されたはずはありません。完壁な健康体、美しい体で創造されたはずです。完全な体の原形が肉体内にダブッて存在しているんです。

このことに気づいたのはアダムスキーだけではありません。はるか大昔、ギリシャの偉大な哲人でありましたプラトンが、このことに気づいて言っています。

プラトン哲学は、いまは死物のように扱われていますが、あの哲学は物凄いものです。いまでも私たちが現実の世界に生かすことができる哲学です。

しかし近代の科学の発達で唯物論がはびこったものですから、忘れ去られてしまいましたね。

プラトン哲学のなかで最も重要なのはイデア論です。これはどういうことかといいますと、あらゆる万物には完壁な姿が原形として存在していて、その元の完壁な姿のとおりにみな生成発展して完成されようとしているんだというわけです(ここで正三角形の例を説明する)。

このように、人間にも完壁な元の原形が存在していますから、その通りのイメージを描くと、そのとおりに肉体が変化してくるはずです。そうして病気は消えて、美しい体になってくるはずです。

大宇宙は自分自身

人間は宇宙の外側ではなくて内側で創造されています。ちょうど母親の子宮の中にいる胎児は母親と一体化して母親に護られていますが、これと同様に人間も宇宙と一体であって、宇宙に護られています。したがって「私は大宇宙、大宇宙は私」というフィーリングをたえず持ちつづけることが必要です。

世の中にはいろいろな哲人やら宗教家がいらっしやいまして、いろんな優れた説を唱えておられますが、どうも「大宇宙は自分自身なのだ」という思想は、あまり見当たりませんね。

スペース・ピープルに送信

さきほどから申しましたように、信念の力をもって望ましい物事を実現させるために、反復思念をする、イメージを描くという方法は絶対的に有効です。一般人はこういっては悪いのですが、こんな方法を知りません。これは素晴らしい宇宙的な法則ですから、皆さん方が何かを実現させたいと思えば、これを実践されるとよろしいでしょう。 それで、どうしても反復思念ができない、イメージを描く力が弱い、というよりも重病のためにそれができない場合は、最後の手段が一つあります。

それはスペース・ピープルに強烈に送信して、なんとか助けて下さいという想念波動を送るのです。そうしますと、場合によっては助けて下さるでしよう。その実例が1つあります。

今年の八月の海外旅行中、メキシコでひどい頭痛で寝込んだS氏が、スペース・ピープルに援助を求める送信をしたところ、夜中の二時頃に突然、ホテルの窓の外から強い光が室内に照射されて、びっくりしたそうですが、それ以来急速に頭痛が治ったと言っていました。部屋の外へ円盤か何かがやってきて、「来ましたよ」という合図のために強烈な光を照射して、頭痛を治すための波動を送って治したのかもしれません。翌日、S氏は元気になっていましたね。

ただしスペース・ピープルに援助をお願いするのは万策つきた最後の手段であって、安易に行なってはいけません。最後まで自分の努力で打開するのが原則です。

自身の内部の宇宙の意識の声を聞く

望ましい物事を実現させるには、反復思念とイメージ法の応用によって実現させることができますが、人間には生まれつきある程度の宿命つまりカルマというようなものがありますから、自分がある社会的地位につきたいと思っても不可能なことがあります。

たとえば私が大臣になろうとしてもそれは絶対になれません。私は政治家になるカルマを持っていませんので、そんなことでいくらイメージを描いてもだめなんです。実現はしません。

そこは自分の内部の意識からくる印象によって、自分は何をやったらよいか、どういう状態になったらよいかということを知るのです。つまり自分の内部に宿る宇宙の意識の声(創造主の声)を聞くのです。

したがって、自分の進路はあくまでも自分で決めるのですが、それも頭の先っちょで考えないで、自分の内部の宇宙の意識からくる印象の声を聞くようにするのです。 

その声が実際に頭の中で響くことがあります。私はときどき声を聞きます。あるいは声ではなくて、なんとなく印象としてわきおこってくるとか、あるいは夢の中で教えられることもあります。 そのために私たちはアダムスキー哲学によって研鑽しているわけですが、自分のマインド(心)、つまり目と耳と鼻と口の四つの感覚器官からなるマインドすなわち心を完全に静めて、内部の腹の底からわきおこってくる印象を聞き取るようにするとよいのです。

宇宙の創造主を認識する

ここで重要になるのは、宇宙の創造主の存在を明確に認識する必要があるということです。この創造主のことをアダムスキーは『宇宙の意識』と言っておりますが、スペース・ピープルの生き方にはこの「大宇宙の創造主」の概念が根底をなしているとのことで、眠っているときでも創造主のことを忘れないとアダムスキーの著書に述べてあります。

私自身もこの頃は道を歩いていても、ぽんやりと歩かずに、左右の足の歩調に合わせて「大宇宙の/創造主さま/有難う/ございます」とリズミカルにとな唱えながら歩きます。これをつづけていますと、自分の精神が非常に宇宙的に高揚してきます。大体に、歩くときに歩調に合わせて何かを唱えるというのは素晴らしい方法ですね。それは反復思念なのですから ー。 

「大宇宙の創造主」といえば宗教がかって聞こえるかもしれませんが、これは宗教とはいっさい関係はありません。「久保田はアダムスキー教の教祖である」というふうな悪口を書いた本まで出ているようですが、これは有難いことです。そうまで私の事が気になるのかなと感謝にたえません。 

今お話ししたことは今まで何度もお伝えしたことなのですが、私自身がこの頃痛切に感じて自分でも実行している事でありますから、皆さん方に少しでも認識して頂ければ幸いです。

大体に大宇宙の創造主(Creator)という概念は、私たちが本当の意味での宇宙的な想念を持つための最重要なキイとなるようです。現段階の地球人は創造主なるものを想像の産物程度にしか考えておらず、これを信ずる人があるにしても、宗教に関連させて、ひどくゆがめています。

スペース・ピープルの言う創造主なるものは、地球人の理解をはるかに超えたものであるらしく、たぶん科学的な裏付けのもとにその概念が確立していると思われますが、詳細はわかりません。

しかし、それでも私たちは地球的レベルから出ないにしても、自分なりの努力によって創造主なるものの理念を持つほうが、持たないよりもはるかによいことは、私自身の体験から言えることです。つまり私たちは、大宇宙の創造主に近づこうとすればするほど、スペース・ピープルが私たちに接近して来ることがわかるのです。

いま地球人のなかに、無限ともいえる宇宙の広大さ、人類が居住していると思われる無数の惑星や無数の天体を擁する無数の銀河系などの生命や文明に思いを馳せて生きている人がどれほどいるかと言いますと、ほとんどいないでしょう。つまり地球人は大宇宙の中のケシ粒ほどでもない惑星の表面でしか"浮世″や"人生″や"世界″というものが感じられないのです。

これを脱却して大宇宙そのものを実感する、というよりも体感することが、真の宇宙的人間になる上で重要です。そのために宇宙の創造主という根源的なものを把握することが重要ですね。(終わり)

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