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突然消滅した10人の少年少女 他

UFO Contactee No.115 より

今年5月6日、フランスのマルセーユ郊外で開催された慈善資金作りの自転車ロードレースで疾走中の選手10名が、突然出現した巨大な霧のかたまりの中に走り込んで二度と現れず、そのまま行方不明になるという世にも不思議な事件が発生した。

突然消滅した10人の少年少女

今年5月6日、フランスのマルセーユ郊外で開催された慈善資金作りの自転車ロードレースで疾走中の選手10名が、突然出現した巨大な霧のかたまりの中に走り込んで二度と現れず、そのまま行方不明になるという世にも不思議な事件が発生した。

▲ 謎の失踪を報じる米紙ウィークリー・ワールド・ニュース

「彼らは厚い霧の中に走り込んだぎり、あとは出てこなかった」と目撃者のローラン・ソージーが言う。「叫び声も衝突青も何もなかった。何がなんだかわからない」

警察はずっと捜索しているが、1人も発見でき々い。この集団に付き添って伴走した一人、ローランが唖然とした顔で語る。

「このロードレースには約80名の10歳代少年少女が参加していた。私はマルセーユ郊外の曲がりくねった丘に沿って彼らと一緒に伴走する8人の大人の1人だった。彼らはエイズ研究資金作りのレースで走っていた。 彼らは10人のグループで走り、私は車からその先頭集団のあとをついて行った。トラブルを起こす選手を救出するためだ。」

この集団は五名の男子と五名の女子から成っていた。彼らは田舎道の素敵な長い自転車競技に胸をふくらませていた。しかし2時間後に、あるカーブを彼らが曲がったとき、道路を覆っていた霧のかたまりの中に突っ込んだぎり、彼らは二度と出てこなかった。

「一同が私の前方で霧の中へ走り込んでから約15秒後に私の車も突っ込んだ。私は車のライトをつけた。霧は豆のスープのように濃い状態だったからだ。霧の中から出たとき、ヤング達が前方を走っているものとばかり思ったが、いないんだ!沿道に10ないし15人がジュースのビンを持って立っていた。一同に聞くと、選手達は全然霧の中から出てこないという。」

少し後に霧が晴れたけれども、選手達の姿は全然見えない。 警官達も首をひねるだけだ。『全く何の形跡もない』 と呆れ顔のクロード・ブルナー刑事が言う。『我々は数マイル一帯をしらみつぶしに捜索したが、10選手は跡形もなく消滅した。1人や2人の失踪なら脱走か誘拐が考えられるのだが、健康な体をした10人がいっペんに消えるとは、どうしようもないな』

「UFOが降下して彼らをさらっていったのだろうと言う人がいたが、誰も笑わなかったね」

暗闇から現れた不思議な人々 Mysterious Ways

1940年の暮れも押し詰まったある寒い日、メアリー・ボガートは夫のフランクとともに車を運転してテネシー州チャタヌーガ付近の山道を走っていた。

夜の暗闇の中で、岩だらけのでこぼこ道をごろごろと進むうちに、タイヤがパンクしたではないか!真っ暗なのでタイヤを交換することができない。夫婦は途方にくれてしまった。どうしよう。こんな山奥に救援に来てくれる人などありはしない。

身が凍りつくような寒気のなかで一夜を過ごすことも不可能だろう。 凍死? 不安と恐怖が全身を襲い、いてもたってもいられぬ焦燥にかられる。

だがメアリーは気をとりなおした。そうだ、お祈りをしよう。

「神さま、私達は今この山の中で立ち往生しています。どうすることもできません。どうぞ全能のおカで私達をお救い下さい」

彼女は星々の輝く夜空に向かって大声で呼びかけた。不気味な森林がその声を飲み込んで、残るのは静寂のみ。 空しい結果に終わるのか。

突然、前方に車のライトがきらめいた。あっ、人が来る! 助かるのか、それとも −。 安堵感と不安が交錯する。

暗黒の中から一台の車が接近した。ドアが開いて、2人の男が飛び出る。見たこともないような大男で、顔にヒゲを生やしており、ラフな格好をしている。2人は素早く車を"大きな素手で"持ち上げてタイヤを取り替えると、アッというまに去って行った。その間終始無言。

1952年。この年フランクは海軍将校としてヨーロッパに赴任しており、メアリーも一緒に暮らしていた。 ある日メアリーは夫とともに子供達をつれて車でスイス・アルプスの山道の濃い霧の中を前進していた。

突然、道の真ん中の大きな割れ目に遭遇した。幅約2メートル、深さ1メートル20センチ。これでは通れない。 夜がふけていく。フランクは子供達をつれて隣村まで歩くことにした。持ち物全部が車中に置いてあるので、メアリーは残ることにした。

救助隊が来るまで待ってみよう。 しだいにいらいらして、どうしようもない不安感にさいなまれ、気が狂いそうになる。 いけない、お祈りをしよう。気をとりなおしてから、メアリーは詩篇91の1節をくちずさんだ。

「主があなたのために天使達に命じて、あなたの歩むすべての道であなたを守らせる……。主よ、どうぞあなたの天使達を遣わして下さい!」

突然、暗闇の中から1台のトラックが来た。ドアが開くと、6人の大男が飛び出た。みなヒゲを生やしてラフな格好をしている。驚いたことに彼らはそのトラックを持ち上げて陥没した場所へ橋渡しをし、さらにメアリーの車を持ち上げて反対側へいとも軽く移動させた。中にメアリーが乗っているのに!一言も発する者はいない。そしてアッというまに暗闇の中へ消えて行った。

メアリーは急いで隣のブリック村へ車を飛ばし、家族と再開した。村人達に聞いてみると、先ほどの6人の男について知っている人は誰もいない。 メアリーは首をひねるだけである。彼女に分かっているのは、6人の大男が突然やって来たこと、自分たちの手で彼女が乗っている車を持ち上げたこと、それだけだ。

あの無言の男達はいったい誰だったのか。私が夜の山道で因っていることをどうして知ったのか。今後も何かの機会に私を助けてくれるだろうか。

本当に主が遣わされた天使達だったのか − ?

以上は実際に発生した出来事である。この資料を筆者にくれたアリス・ポマロイ女史は、「たぶんあの男達はスペース・プラザーズだったのではないか」と言っていた。

そうかもしれない。超人的な早業と力量を発揮したところを見ると、到底地球人とは思えない。 そうだとすれば、なぜメアリー・ボガートなる婦人が、あのような特殊な救出の恩恵にあずかったのか。

おそらく彼女には過去世からの非常に特殊なカルマがあったこと、それは特に宇宙的な事柄と関連するカルマであったのではないだろうか。つまり彼女自身が別な惑星から転生してきた人であったかもしれないし、彼女は常に異星人から注目の的になっていたのかもしれない。自分でそのことに気づかなかっただけだろう。

これに類似する例は他にもある。大正12年9月の関東大震災のとき、猛火の東京の町を逃げ惑う1人の女性の眼前に、一機の円盤が超低空に降下し、円盤上に"人間"が現れて、手招きしながら安全な場所へ誘導するという実話があった。これも特殊なカルマをもつ人であろう。

他にも実例はある。筆者自身にもいろいろと体験はあるのだが、そのたびに宇宙空間の深遠きわまりない或る種の法則性を感じるのである。

運命なるもの、それは偶然をはるかに超えた波動的要素の織り成す超絶したドラマではないだろうか。

(終わり)

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