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 宇宙・引力・空飛ぶ円盤  by レナード・クランプ

E 基本的な応用   UFOと宇宙 No.7 1974

人間が自然界の秘密を発見する前に自然界は常にそれを見せているといわれている。そしてそれを見ることこそ堅実な観察であると思われる。

自然界をながめると、どんなに複雑であろうがつまらない物であろうが、いわゆる人間の手になる発明物によく似た物を見かけることがある。近代の回転翼は大力エデの葉によって見事に表現されているが、この植物は種子をまき散らすのにこの回転翼式方法を用いている。

▲1965年4月18日午後1時30分。米国ニューメキシコ州アルバカーキの西方10マイルに出現したUFO。撮影はポール・ビラ。 写真1

銃の原理はハリエニシダ、ヤハズエンドウのような草木が応用している。圧縮空気によってさやから種子を撃ち出すのだ。また我々は機械工学で応用されているいろいろな原理を非常に簡単な形で用いているとも言える。

小さな風船でジェット推進の原理を示すこともできるし、ピンを突きさしてねじった紙で現代のタービンのように回転させたりする。簡単な日常の体験や複雑な産業において、作用と反作用の基本的な原理は地上に存在するあらゆる物に見出される。

常に潜在エネルギーと運動のエネルギーとのバランスが存在しており、そのために作用と反作用の原理が表面化してくるのである。カヌーをこぐ少年とクイーン・メリー号の菜しくデザインされたスクリューとに原理の差はない。

前者は原始的で後者は完成されているが、いずれの機能むニュートンの運動の夢二法則に従っているのだ。(注=第三法則は作用・反作用の原理。作用は常に反作用と連向きで、それらの大きさほ等しいということ) 

さて、自然界はあらゆる解答を与えてくれるだろうか? 人間が観察しながらもその貞価に気づかないような力を示してくれるだろうか?そうしてくれるということにまず間違いはない。結局、自然界は数百万年のあいだ人間の機械的な応用の仕方を示してきたのだ。そして古代の人間はそれを観察したのだが、大抵ほ意味をなさなかったのである。我々は今日あらゆる解答を持っていると考えるべき根拠があるだろうか。ないのだ。実際、人間が何かを発見すればするほど自分たちがいかに無知であるかを悟るのである。

▲写真1の連続写真。

飛行機、船、車輪のように、我々の進行手段のすべてを示してくれるとすれば、人間がまだ応用していないけれども円盤に応用されているある力を我々が探求するならば、それを発見できると考えられないだろうか。だが.ぞの力はどんなものだろう? 

いかなるシルシによって自然界の中にそれを見分ければよいのだろうか? ここでふたたび円盤の気まぐれな運動を考えてみよう。

そして時速3200キロで進行できるとして、何らかの方法によってそれが慣性または激烈な減速の影響をまったく受けないという証拠があるということを推理してみよう。それこそ根本的に我々が自然界の中に探し求めているものなのである。

見たところ噴出物も出さないで大気圏外を電光のように飛ぶこの機械を動かしているのはこの力であり、空中に停止させるのもこの力であり、ばらばらに分解せんばかりに加速するのもこの力である。

すなわちあらゆる物が"等フォース・フィールド(等しい力の場)"へ向かうのである。物質を噴出しないとすれば他のいかなる方法によって空間で個体を動かすことができるだろう? そこでこのような等フォース・フィールドを求めて自然を観察する。そして解答を発見するとき、それを投げ捨てたくなってくる。だがやがて再検討する。そして可能性を見つけるが、発見物については少々恥ずかしくなる。

それはあまりに簡単なことだけれども、自然界で見出せる唯一のものであり、空飛ぶ円盤に見られるあらゆる機能にあてはまるのである。我々が求めているその力の基本的な応用の元となるのは"重力"なのである!

あらゆる物体は構造、大きさ、質量などに関係なく、等しい加速度で重力場の中を進行してゆく。この理論が見たところ簡単だからといって、我々の熱心さを捨てるわけにはゆかない。なぜなら重力の"吸引"に打ち勝つのに空気より軽い気球ほど簡単なものはないからだ。

気球はその簡単な構造にもかかわらず、きわめてうまく作動する。円盤は気球の異なるタイプのものと仮定すれば、空気よりもはるかに触知できない、すなわちいわゆるエーテルという媒体の中で"揚力"を得る一種の宇宙気球なのである。

F 重力場理論 へ続く

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