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 多条光線を放つ円盤 ゴードン・クレイトン

第2話 日本GAPニューズレター 第52号 より

円盤から放射された光はあまりに強烈すぎて、そのため目撃者は各小屋のこまかい輪郭を見分けることはできなかった。彼が気づいたのは目のくらむような照明だけである。しかしそれはほんの短時間だし、事件以後彼は肉体的にも精神的にも影響を感じていない。

円     盤

▲セリョ氏がトラクターから逃げ出すところを描いた絵で、これはフランスの円盤研究誌「フェノメヌ・スパシャオ」に掲載されたものです。写真ではありません。

彼の話によれば、黄色光線を放射した円盤のランプすなわち投光器は一列にならんでおり(少しカーブしていたかも?)、そこから照射された光(複数)は輪郭のはっきりした円すい形をなしていたが、それにもかかわらず地面は一カ所が照らされていただけだった。いつも5つの黄色光の右手に、しかも同じ高さにあった赤色光は、黄色光の列の全体の長さと大体等しい距離にあった。

ベルトン大佐はセリョ氏と会っているときにスケッチしたが、セリョ氏はよく描けていると言った。事件以来彼は夜間に畑でただ一人で仕事を続けている。

別な目撃者

▲左がアンジェロ・セリョ氏、右は弟のジョン

アンジュロ氏の弟であるジャンも結嬉して家族があり、すでに述べたようにラシャプルでアンジュロの家から道路を200メートルばかりへだてた所に住んでいる。アンジュロと同様、ジャンもがっちりした愉快な農夫で、全然異常ではなく、バランスのとれた人である。しかし彼は何も見なかった。

デペシユ・ドュ・ミディ紙の記事にはラシャプルの別な住民の述べた説明が載っている。すなわちテオ・ティス氏で、彼は事件よりも数日前に似たような現象を見たという。しかしこの記事は正確ではない。ティス氏が見た物は巨大な赤い球体で、彼は今までにだれにも語らなかったが、実際には"数日前"ではなく"4年前"だったのである。したがってベルトン大佐はテオ・ティス氏にインタビューしなかった。

一方、アンジュロ・セリョ氏は自分自身の体験と同じ日、すなわち11月13日の土曜日に、トゥールトル村の1住民が空中に不思議な光る物体を見ていると述べている。この目撃者はユベール・ヴァンソノー氏で、年令は約40才、セリョ兄弟のイトコで、トゥールトル村長の息子である。この村はラシャプルの南東約15キロの所にあるトンブブー付近の小村である。

@1971年11月13日午後8時に見られた物体の位置 A11月14日午前2時に見られた物体の位置

ベルトン大佐が質問したところ彼は次のように答えた。

「11月13日の土曜日、午後8時頃、私はトゥールトルの南500メートルの所にある自分の畑でライトをつけてトラクターで仕事をしていました。そのとき、サン・バルテルミ−・ダジュネの方向に(北西紛5キロ離れた別な村)木々のあいだから一つの明るい光を見ました。どうも別なトラクターのヘッドライトから来る光のようでした。それでそのときは注意を払わなかったのです。

30分後に家へ帰ったとき−家はトゥールトル村のある高台の斜面の中ほどの所にあるのですがーなおもサン・バルテルミーの方向にまた同じ光を見ました。ところが驚いたことにそれは地上の光でないことがわかったのです。地平線より上の空にジッと浮かんでいる強烈な光でした。その物体は大きなヘッドランプのように地面に向けて円すい形の光線を放っています。数分間見たあと、動かないことに気づいてから私はもう気にとめませんでした。

しかし数日後にイトコのセリョが見た物のことを聞かされたとき、彼が見たのと同じ物を私も見たのだと思いました」

3.ウィンダメアー湖の事件

このきわめて興味深い事件は1963年8月に発生した。そのとき、現在はBBCテレビのカメラマンである一紳士がウィンダメアー湖にいたのである(イングランド北西部の湖沼地帯)。その氏名はわかっており、事件は本人のBBCの同僚であるC・B・フォックス氏によってもたらされた。筆者はフォックス氏を個人的に知っているが、氏はこの事件が真実であることを心から誓っている。

▲上の写真は1963年8月に撮影された多条光線。この写真ではUFO自体は見えない。

1970年12月2日付の筆者宛の手紙でフォックス氏は次のように述べている。「この写真を撮影した友人であり同僚である人の正直さと誠実さを私が心から信じていることを知っていただきたいと思います。彼は1963年8月にウィンダメアー湖のそばにとめた車の中にすわって、簡単なプロ−ニー判のボックスカメラで開いた車窓から写真を撮っていました。フィルムはコダックのカラー・リバーサルです。この写真はコダック社によって元のリバーサルから作られたものです。元のリバーサルは友人がまだ家の中のどこかにしまい込んでおり、目下探しています。

現像してみると、2個の水平の白い物体らしき物が写っていて、そこから光のスジ(複数)が湖のむこう例の地上に降りそそいでいるのです。ここで強調しなければならないのは、潮の光景を撮影したときに、友人はもちろんこんな物体や光線に気づきませんでした。

このリバーサル写真はデーリー・エクスプレス紙に送られ、同紙がその写真を10インチ×8インチに引き伸ばし、そのサイズで白黒のブリントを作ったのです。この引伸写真は物体と光線を非常に鮮明に写し出しましたが、写真部員たちはどうにも説明がつかず、コダック社も同様でした。

数年後、私と友人がBBCのテレビスタジオで一緒になって、UFO問題が話題になったとき、私はこの写真の存在を知ったのです。自分はUFOに興味があるのだと言ったら、相手はこの写真のことを話して、持って来るから調べてくれと言うのです。

私は大抵の写真のキズについてはよく知っています。レンズのフレアー、乳剤の毛状現象、網状のシワ、現像中の薬品による汚染、温度の影響「二重露出等です。しかしこの写真の場合はこれらのどれもあてはまりません。私の体験ではこの写真はまったくユニークなものです。私が綿密に検査したところ、3つのポイントが出てきました。

1.この写真は決してインチキではないと確信する。2.光線(複数)はわずかに”タル状”のゆがみを示しているが、これは簡単な複玉レンズの影響をあらわしている。3.2個の水平の白い物体と光線の数及び配置のあいだには、きわめて密接な関係があるように思われる。このことは、薬品または現像のミスとはまったく考えられないことである(これはコダック社によっても確証されている)。

これ以外はまったくの推測です。あなたのご意見をお開きしたいと思います。 C・B・フォックス

フォックス氏を通じて私はこの写真を撮った同僚が最近までドイツでBBCテレビの一員として働いていたことを知っている。フォックス氏によれば、氏が知る限り、リバーサル写真の元のものはまだ探し出されないという。

ところが、これが有望な事件で、遅れないようにしようと思った私はフォックス氏から提供されたカラー写真と白黒プリソトをバーシー・ヘネル氏に検査のため送った。するとプリントの注意深い検査と検討をした後、ヘネル氏は、先に述べられた種々の人為ミスがこのブリント中の現象にあてはまるような証拠はないとし、この物体や光線が何であるにせよ、写真はまったくのホンモノで、でっちあげではないという結論を出したのである。

なおここで強調したいのは、私はBBCそのものを取り上げているのではなくー読者のなかにはかなりはっきりした結論を出している人がいるかもしれないし、いないかもしれないがーたまたまBBCの社員であったにすぎない2人の紳士を個人の資格で取り上げたにすぎないということである。

終わり

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