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 UFO夜話三題

ニューズレター No.48 昭和47年1月発行 より 

この地球のどこかに円盤はまだ出る!

第1話 フィンランド山中に着陸した円盤

 1971年2月5日、フィンランドのキンヌラの2人の青年ベター・アリランタ(21才)とエス個・ジュハ二・すねク(18才)の2人が眼前に円盤が着陸するのを見た。

 2人がキンヌラのカンガスキラ村の森林中で働いていた午後3時ごろ、仕事を終えることにしてアリランタが電動ノコギリをとめたとき、突然1個の奇妙な金属ようの物体がまっすぐ降下してくるのをみとめた。それは2枚のサラを合わせたような形で、直径約5メートル、下部には2メートルあまりの4本の着陸脚がある。すると物体は2人から15メートルばかり離れた地上に着陸した。

人間がすべり降りたこと

 降下中に物体の底部の中心に丸い穴があらわれて、ここから不思議な小さな人間らしきものがすべるように出てきたのである。まったく2メートルの空間をフワーとすべるように降りたのだ。そしでアリランタの万へ接近してきた。動作はぎごちなく、歩幅はみじかい。宇宙人かロボットのように見える。身長は約90センチぐらいである。からだは緑色の上下続き服につつまれている。頭部もつつまれていて、その中心にはレンズ状のものがついていた。両手は丸くて指などは見えない。長グツも服から続いていて、緑色である。

 怪物は奇妙なかっこうで雪の上を歩く。あまり雪の中へはまりこまない。これがゆっくりアリランタの方へ近づくにつれて、アリランタも電動ノコのスイッチをいれて手にしたまま相手の方へ接近して行った。このときエスコ・スネクもアリランタのモーターの音でふりむいてやっと不思議な事件に気がついた。

 小さな緑色の人間とアリランタはたがいに近づいて、いまやその距離は10メートルたらずとなった。すると相手は急にくるりと身体をまわして円盤の方へ歩き始めた。それでアリランタは勇気が出て、ひっとらえてやろうと飛び出した。円盤の内部には他の人問たちがいるのが見えた。機体の上部には3個の窓があり、右がわの1個の窓を通して3人の"人間″がいるのが見えたが詳細はわからない。

相手を捕まえたこと

 円盤から3メートルばかりの所でアリランタが相手をつかもうとしたとき、相手は奇妙な動作で空中に浮かび上がり、あの丸い穴へ上昇した。そのときアリランタは急速に手をのばして相手の右足のカカトをつかんだが、すぐに手を離した。手が焼きつくような感じがしたからだ。(このときのキズは2ヵ月後もハッキリ残った)相手はその隙に穴の中へ入りこんでしまった。

手にヤケドしたこと

 円盤がかすかなうなり音を発し始めた。ゆっくりと地面から離れて上昇する。アリランタは弱い空気の流れを感じたが煙やニオイはない。円盤が上昇すると底部の丸い穴がとじられて、15秒たらずのうちに物体は空中に消えてしまった。

 2人によれば、着陸していた時間は少なくとも3分間である。消えたあと2人はあまりの驚きにロもきけなかった。体中がこわばって動くのが困難だったが、1時間もしてやっと歩けるようになった。

 事件後2時間もたってから2人は家に着いて出来事を話したが、だれも信じない。でっちあげだとみんなは思ったらしい。アリランタはたしかにヤケドをしたのだが、これは別な事故ともとれる。翌日アリランタのキズはひどくなったので、オノを持つことができなくなってしまった。だが2人は森の中へ仕事に行った。異常な形跡はなかったが、仕事ははかどらない。オドオドしてあたりを見まわしていたからだ。やがて恐怖は消えたが、アリランタは夜の1人歩きを怖がるようになった。

 しかし同地域で発生した円盤事件はこれだけではない。同日キンヌラの別な場所でUFO事件が発生しているし、1971年の冬にはキンヌラの多数の人がUFOや不思議な光体などを目撃している。目撃者はやはり他人から信じてもらえないという。

第2話 ペンシルバニア州の円盤降下事件

 1971年4月14日の午後8時、アメリカは.ペンシルバニア州で円盤降下事件が発生した。目撃者はこの事件の調査者で円盤研究家のロバート・シュミットの妻のイトコにあたる28才のマリオンという女性と、その許婚者のまじめな青年デニスの2人である。

 そのときデニスはエバンス市からピッツバーグにあるマリオンの家へ彼女を送って行くために車でドライブしていた。

 2人がピッツバーグとハトラー間にあるキャラリー化学工場のそばを通過した時、まずマリオンが空中に異様な物体を見た。その物体は車と同じくらいのスピードで同じ方向に進行していた。距離は車から約100ヤードである。輝く黄白色で、女は飛行機かと思っていた。しかし窓をさげても音が聞こえない。マリオンが騒ぐのでデニスは車のスピードを約10マイルにおとした。そして彼もその物体を見た。

 「その物体はわれわれの右手の山の輪かくにそって等距離を保っていた。まるでレーダー装置を用いているかのようにみえた。」とデニスはいう。

 2人とも別段、不快な気分はおこらなかった。デニスは続ける。

「ガケの方へよってエンジンをとめると、物体から音が響いてくるのが聞こえた。するとそれは山の上空の位置からひょいと離れて小さな光点となり、木星くらいの輝きになった。」

 まもなく物体はもとの山の上空に帰ってきて、ふたたび大きくなった。

 そのUFOは2個のお椀の縁をくっつけ合わせたような形だが、下郡よりも上部がはっきりしていた。全体がケイ光を発している。ニオイも音もなにもない。

円盤を追跡する

 すると物体は大きな山の上を越えてまわったように思われた。そのとき山の向こう側へ降下したようで、見えなくなってしまった。

 デニスはなんのトラブルもなしに車をふたたび動かしで進行し、汚い道路との接合地点へ来た。このせまい道は右へ折れていて、ペンシルバニア鉄道の線路を横断している。

 マリオンは恐れ慄いて物体を追跡したくなかったが、冒険好きなデニスは物体を見ようとして小道へはいることにした。そしてまもなく山端のUFOがいる所へ到着した。このとき物体は地上数フィートの空間に停止していた。ある農家の畑の下り斜面上の約80ヤードむこうである。

 デニスは前進し続けて1軒の農家と納屋の所へ来たが、家は暗くて納屋のそばに小さなともしびが見えただけである。

 「だれかが家にいて、我々と一緒にこの物体を見てくれればよいと思ったが、誰もいなかった。」

円盤、よいニオイと光線を放つ

 畑の向こうに森があって、円盤は高いカエデの木でかこまれた"奥まった所"に降りて、地面上に浮かんでいる。デニスは円盤と地面とのあいだに光が見えたので、浮かんでいたと考えている。

 マリオンの話によれば、空気がよいニオイとなり、雨後のように清浄だったという。

 「我々は2本の木の近くの道路上に車をとめた。そして物体を見つめていたときに何ともいえぬよいニオイがしてきた。」とデニス。(それまで数日間は雨が降らなかったことが後に判明した)

 物体はなおも黄白色に輝いていて、そのまわりに霧のようなものが見える。これは20ヤードむこうにある小さな沼地の蒸気のせいではなかったかという。

 デニスの見たところでは、物体は径約25ないし30フィートで、高さは20フィートである。

 このときの時刻は午後8時20分、空は完全な暗黒ではない。樹木のアウトラインがシルエットとなって星空に見えた。円盤に近い樹木が機体によって照らされることもない。すると一条の白色光緑が物体の頂上から放射されてまっすぐ上方に伸びたのである!

乗員が見えた

 デニスは続ける。 物体には上部に数個の窓があった。縦に細長い形の窓だ。下部にも3個の円い窓があった。上部の窓が幾つあったかさだかでないが、少なくとも4つはあったと思う。それらの内部に赤色の光がもれて見えた。SF映画のコンピュータースクリーンに動いて見えるようなチラチラする光だ。

 窓の中の人影を最初に見たのはマリオンだ。人間みたいで、2人いた。

 それらは大きな人間で、身長約10フィートあっただろう。2つの窓に黒い影となって立っているんだ。これを見て好奇心が恐怖に変わたね。暗い道を一目散に逃げたときも円盤はまだ同じ位置にいた。」

 翌日UFO研究会のメンバーたちがマリオンとデニスに同行して現場検証を行なったが、疑わしいフシはなく、事実の事件と断定された。ただし2人のフルネームは都合上秘してある。

第3話 スウェーデンの円盤撮影事件

 1971年4月30日の午後7時40分から50分までのあいだにスウェーデン南部とデンマークで数度の円盤目撃事件が発生した。これは当時大きな話題となり、円盤研究家連をよろこばせたが、更に5月6日の午前9時55分にすばらしい円盤写真が撮影された。撮影者はスウェーデン人ラルス・テルン氏(25才)である。そのとき彼はオートバイに息子のステファン(4才)を乗せてスキリンガリードの北東5キロの射撃場の所にある小道を走っていた。

 そのとき彼は奇妙な物が北東に飛ぶのを見た。オートバイをとめて、よく見ようと20メートルばかり走ってゆくと、J−三五戦闘機に似た飛行体が降下して空中に停止するのが見えた。

日本製カメラ、活躍す

 彼は都合よく待っていたカメラをポケットからひっばり出して、円盤が静止していた1分間のみじかい時間中に2枚の写真を撮影した。このカメラば日本製のミミノルタ16である。最初の写真は大あわてで撮ったためにビンポケになったが、2枚目はうまくいった。この写真のネガは後にゲーテポルダの研究所で120倍に拡大されで子細に検査されたけれどインチキだという証拠は出なかった。

 また明暗二通りのコピーを作って、ワイヤーその他の道具が用いられたのではないかと調べられたが、そのような形跡は発見されなかった。2枚の写真は少し異なる位置から撮られたので、これを左右にならべてステレオスコープで検査したところ、円盤は防御壁のはるかむこうで滞空していることがわかった。

 なお当日これとは別にある人によって同地域でUFOが近くで目撃されたという事実があった。

 ラルス・テルン氏は語る。「物体は停止していたが、たえず前後にゆれていた。 上部にはドームがあり、下部には少し突き出た部分があった。ドームの真下にグレーと赤の物が見えて、その下には緑色のリボン状のものがあった。底部は赤色だったが、そこからシューという音が10ないし15秒ごとに聞こえた。」

(終わり)

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