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 ランゲホーの事件

日本GAPニューズレター 第31号 昭和41年3月10日発行 より

1965年91月14日にエセックス州マーシ−島付近できわめて興味ある目撃事件が発生した。この事件は午前1時に起こったが、これは年令29才のポール・グリーンという名のインテリ技師が体験したのである。彼はこの体験によってかなり動揺したが、事件の全貌を記録するだけの余裕はあった。

バーナード・E・フィンチ/久保田八郎訳


事件より2週間後に私は(筆者フィンチは)彼と会見し、2名の立会人の出席のもとに尋問を試みたが、彼の物語は疑いもなく真実であり、加うるに肉体がきわめて強力な磁場の影響を受けた結果であるとしか考えられない種々の主観的徴候について述べた。見たところその磁場は大変に強力であったので、科学では未知の一種の光を発生したという。 

以下はポール・グリーンの体験を本人の言葉どおり再録したものである。

「私が最初にその”物”を見たのは9月14日の日曜日、午前1時頃でした。明るく晴れた夜で、月が出ていて、頭上で輝いている星々を見ることができました。コルチェスターにいる私の許婚者を訪問したあと、ウエス・マーシーのわが家へ帰る途中でした。酒を飲んではおらず、すこぶる元気でして、モーター・バイクで走っていて、時速約40マイルでした。ランゲンホーの数ヤ−ド南にあるビート・タイ公道にさしかかる直前に1台のスクーターに追いつきました。私のバイクはうなりをあげていて、エンジンは快調に響いていました。

ランゲンホー公会堂の南側に伸びた直線道路に近づいたとき、左手の上方に(東側に)ブーンという高い音が聞こえました。この音は次第に大きくなりましたので、飛行機でも接近して来るのかと機影を求めて見上げたのですが、何も見えず、東方の約5マイル離れたブライトリングシーあたりの上空に一個の小さな青い光点に気付いただけでした。ところがこの光点がまたたいていて、急速に大きくなるのです。そこでこれはランゲンホーの沼地の上空あたりからこちらへややってくるのだということがわかりました。

ブーンという音はたいそう大きくなってきて、高音のうなり音に変わってきました。光と音とは関連があるということがわかってきました。すると私のバイクのエンジンが不調になってブスブスい始め、数回とまってからついに完全に停止し、ライトも消えてしまいました。青い光点は東方約1マイルの彼方に近づいています。輪郭がやや識別できた思ったら、巨大な物体が空中を走ってきて、薄気味悪い姿を現わしたのです。

▲目撃されたランゲンホーの円盤のスケッチ

それは大きなコマの上半分に似ていて、ガスタンクほどの大きさです。頂上にはドームがあるのがわかってきて、その内部には奇妙な青い光がきらめいて心きした。物体はゆっくりと下降しながら傾きましたので、底部をチラリと見ることができました。周囲は多数の円い物で縁どられていて、全体がポールレイス(注:玉・ころ軸受の環体)に似ていました。

 私は車から降りて、物体の方へ数歩接近しましたが、呪文で縛られたような感じがし、マヒにかかったように動くことも声を出すこともできません。きらめく青い光は激しくなったので直視することができず、しかもそれは私の心臓の鼓動と同じリズムで変動しているようであり、私の胸を打っているようでもあります。

このとき全身がヒリヒリ痛みましたが、それは家畜用の帯電サクに長く触れているときに受ける感電のショックとは少し異なるものでした。うなり音は静かになり、数軒の農家のあるウイックの地区に物体が着陸しました。

突然、路上で私に追いつかれたスクーターが接近してきましたが、そのエンジンもしゃくり始めて停止しました。革ジャンパーを着た乗り手の若い男ほ車を降りて、ほう然として立ったまま青い光を見つめていました。彼はものも言わず、私の方を見もしません。私の頭はガンガン鳴り始め、頭のまわりをバンドでしめつけられたような感じがしました。

懸命に努力してなんとか体を動かすことのできた私はバイクをつかんで始動させようとしました。道路ぞいに押して行ったら突然エンジンがかかってホッとしました。すぐ飛び乗った私はあのいやな、苦しい青い光からできるだけ早く遠ざかろうと思いきり飛ばしまんた。道路を全速で走りながらも物体は道路ぎわの高い生垣のつらなりに遮蔽されましたが、なおも夜空に青い光をしばらく見ることができました。

午前2時近くに家に着いてから病身の母親を起こしました。深夜に母を起こすことはかつてないことですが、先の体験で私は極端に恐怖していましたので、そのことをだれかに話さずにはいられなかったのです。

翌日、私の髪の毛と衣服は異様にヒビ割れた状態なっていることに気づきました。電気を帯びたように見えます。

数日後私はこの体験をウイックから北西5マイルのシュラブエンドに住んでいる友人に話しましたら、彼の話では、同じ時刻に犬がほえ始めたので、外へ出してやろうとドアーを開いたら、大きな青い光が頭上を急速に通過して、北西の方向へ飛んで行ったということでした。

(終わり)

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