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 MOON GATE by William L. Brian
 

第10章(1)宇宙開発計画に異星人が干渉した証拠  No.83より

UFO問題は多くの文筆家によって乱暴に扱われてきた。彼らは見たところたいした考えもなく厳密な分析もしないでUFOに関する本を書いている。したがって本書(ムーンゲート)の他の部分で述べられている情報がもっと論理的にUFOの謎の面を説明するのに役立つことを願うものである。

これには宇宙の働きと宇宙における人間の位置をよく理解してかかることが必要である。あらゆる現象はそれがどんなに奇怪に見えても合理的な基礎を持っているにちがいないのだ。いかなる場合でも原因と結果の法則が適用されねばならない。もしNASA(米航空宇宙局)が情報をでっちあげたとすれば、それは他の確実な根拠のある事件と矛盾する場合にでっちあげとして浮かび上がるだろう。あらゆる現象を総計すれば結局は発生した出来事の其の姿になるにちがいない。

理屈からすれば、もし知的生物の乗ったUFOが近くにいるのなら、それは地球へ来るのに何かの目的を持つにちがいないということになる。この生物がまわりにいるとすれば、地球人が起こす行動は彼らによって密接に監視されるだろう。地球の表面に住んでいる人類は殺人者として極端な悪評をこうむっている。歴史家はあれやこれやの理由にもとづいて戦争を合理化することはできるが、地球表面の一部ではない別な進歩した文明の見地からすれば、地球の歴史はゾッとするようなものだろう。こうした国々が戦争に満ちた歴史を持ち、ますます強力になる武器を開発しているというのに、いったいUFOの乗員が地球の各国を善意に満ちた国として信用するだろうか。

宇宙人からコンタクトされたと主張する地球人に関する莫大な情報が存在している。これらのコンタクティー(宇宙人に会ったと称する人)の多くは、地球は注意深く監視されていると伝えられたと言っている。この監視の根本的な理由は、もし核戦争が始まれば彼らは急速にそれを阻止できるということにある。これが真実だとすれば、ミサイルや宇宙船は密接に観察されて、それらが核弾頭を運んでいないことや、地球や月に損傷を与えないことなどを確かめるだろう。

したがってUFOとの遭遇や目撃が宇宙飛行士によってなされたとしても驚くにはあたらない。このUFOなるものが月面に配置されているとすれば、アポロ宇宙船の飛行中は特にそうだろう。

この記事はNASAや他の月観測者がうっかり流した異星人存在の証拠に焦点をあてるものである。コンタクティーの異星人との遭遇は次章で述べることにしよう。

月面の謎のドーム群

数世紀昔、月の観測者たちは自然の原因だとは簡単に片づけられない一時的な現象に注目した。たとえば小さなドーム状の隆起物が月面に現れたり消えたりした。1788年には天文学者のシュレーターがこれらのドームは"月人"の産業活動のせいだと言ったが、当然のことながら彼の説はまじめに取り上げられなかった。しかしこのような白く丸いドームが200以上も現代において観測され分類されてきたのである。これらの半球型物体は直径が200メートルから400メートルまでさまざまあり、同じような大きさの20個ないし30個がティコ・クレーターの平面に密集しているのが見られた。

これらの特殊なドームは丸い丘だとか火山の隆起などのせいにはできない。その予想のできない出現や消滅は、それらが知的に作られ、可動性の構造物であることを示している。

シュレー夕ーは1788年に月のアルプスに一つの影を見た。最初彼は一点の光を見たのだが、その地域が照らされたあと、光のともった場所に一つの丸い影が現れたのである。影が丸かったからには、その影を作り出した物体は月の地表から離れていたのだ。

15分後にそれは消えたと思われた。シュレー夕ーがある大きな飛行物体を見て、それが自身の影を作るような照明をやったということはあり得ることである。その他にも多くの輝く丸い物体がプラトン・クレーターなどの内部や危機の海にも目撃されている。それらはしばしばドーム状で現れているし、夜によっては輝きが変化している。

ジョージ・レナードは著書『Somebody Else is on the Moon(月面には他のだれかがいる)』の中で、月には巨大な機械が働いているという証拠を写真で示している。彼の示唆によると、かつて月の表面に加えられた損傷がゆっくりと修理されているのだという。そしてクレーター(複数) で仕事が行われており、たぶん鉱石の発掘と思われる光景の写真による証拠を持っていると称している。月には多くの目的に用いられる価値のある元素類に満ちていることが現在知られているのだ。

▲マーキュリー9号に搭乗するLeroy Gordon Cooper(リーロイ・ゴードン・クーパー)cNASA
▲マーキュリー9号に搭乗するLeroy Gordon Cooper(リーロイ・ゴードン・クーパー)©NASA

宇宙飛行士が目撃したUFO

アメリカの宇宙開発を異星人が監視しているという証拠は、どうやらマーキュリー計画で始まり、アポロ17号まで続いたようだ。1963年にクーパーが(マーキュリー9号で)ハワイ上空の4回目の軌道を飛んでいたあいだ、理解しがたい言葉を用いた奇怪な声による交信を聴いた。この録音テープはあとで分析されたが、その音声は地球上で知られているいかなる外国語でもないという結論に達したのである。

オーストラリア付近の最後の軌道を飛んでいるとき、彼は自分の宇宙船から一機のUFOを目撃したが、それは追跡ステーションにいた200名を超える人々も見たといわれている。

一機またはそれ以上のUFOがジェミニ12号の飛行中に見られたことがあるという。1966年にジェミニ9号の打ち上げが無線連絡の妨害により延期になったあと、NASAは、UFOまたは未知の物体が数度の機会に宇宙飛行士によって見られたとテレビで声明した。

▲ジェミニ6号から撮影されたジェミニ7号。cNASA
▲ジェミニ6号から撮影されたジェミニ7号。©NASA

ホワイトとマクディビットは彼らの乗った宇宙船(ジェミニ4号)の上下を移動したタマゴ型の銀色に輝く物体を見て写真に撮影した。物体が近くを飛ぶときにムービーカメラで5カット撮影されたが、それには扇風機のような輝きと、長い光の尾をともなったタマゴ型の物体が写っている。飛行コントロール報告によると、司令のジム・マクディビットは大きな腕が数本突き出ているように見える別な物体を宇宙空間に見たと報告したという。またその報告書には彼がその物体の映画を撮影したけれども、太陽のために困難だったと述べてある。

ジェミニ7号がその近くを飛ぶ一機のUFOと多くの小さな粒子に遭遇したことは重大である。その銀色のUFOはロケットのブースターではない。ブースターはUFOとは別な位置に見られたからだ。NASAは、他の宇宙飛行などにも見られたこの粒子を船外に放出された小便の水滴、または船体からはげ落ちた塗料のせいだとありふれた声明をした。

グレン中佐の"ホタル火"

ジョン・グレンは宇宙の"ホタル火"を発見した最初の宇宙飛行士だが、これは宇宙開発でたいへん頻繁に見られたものである。彼は最初の軌道の夜の側から脱け出たあと、窓から外を振り返って、"星々"が見えたために自分の船体がひっくり返ったと思った。しかし彼は自分の宇宙船がひっくり返ったのではなく、"ホタル火"のように見える黄緑色の光る粒子で囲まれていることにすぐ気づいたのである。それらは大きさがさまざまで、ピンの頭ぐらいから1インチの8分の3ぐらいまであり、互いに2・5メートルから3メートル離れており、船体周囲の空間に一様に散らばっていた。太陽が出てくるたびにグレンは約4分間その粒子群を観察した。それについて彼は次のように述べている。

「3度目の日の出のあいだに私は船体をまわして、その粒子群がどこから来るのかを見きわめようとして前方に顔を向けた。前方を見つめながら私が太陽を背にしたときに、約10パーセントだけの粒子を見ることができたが、それでも粒子群はどこかから私の方へやって来るように見えた。だからそれは船体から出たものではないように思われた。この粒子群の正体が何であるかはなおも議論の余地があり、今後の解明を待っている」 

この粒子群が彼の船体から出たものではないとグレンははっきり言っているにもかかわらず、オーソドックスな権威者たちはそれをカプセルからはげ落ちた物質の断片のせいにしたのである。

ジェミニの宇宙飛行にはまだ多くのUFO目撃があるのだが、最も価値のある情報はアポロの月飛行から出た。月を回る飛行でアポロ8号は"円盤"型の物体を見たというし、"目のくらむような光"を体験し、"耐えられないような高周波の音"を無線機から聴いたという。その後飛行士たちはもっと強烈に光る物体を再度見たし、"宇宙船内の熱波"を体験した。そして船体がぐらぐら揺れ始めたけれども、やがてコントロールをとり直した。船体が月の東側の縁にさしかかったとき、船体の冷却装置のラジエーターの水が蒸発してしまったので、補給する必要があったというのも重大問題である!

アポロ飛行士たちのUFO遭遇事件

▲アポロ11号の発射風景。cNASA
▲アポロ11号の発射風景。©NASA

当局の説明によると、サーナンとスタッフォードがアポロ11号の着陸予定地点を調べるために月面から1万5千メートル以内に降下したとき、アポロ10号は危機一発で難をまのがれた。下降段が投棄されたあと、上昇段はひどいスピン運動にはいり、上下に縦揺れを起こしたのだ。

何かの理由でジャイロ誘導装置がコントロールを失ったので、船体が安定するようにスタッフォードは手動操縦に切りかえた。これはコントロールスイッチが技術者たちによって間違った位置におかれていて、スタッフォードはそれに気づかなかったと思われているが、しかしそのとき一機のUFOが下方から垂直に上昇して、しかもそれが写真に撮影されたということは当局の説明に述べてない。

アポロ11号による最初のUFOとの遭遇は飛行中のある日に発生した。宇宙飛行士たちは一個の未知の物体を目撃したが、それは船体と月とのあいだに現れた。ブースターロケットかもしれなかった。

帰還後の報告でオルドリンは、UFO目撃とほぼ同じ頃に上昇でトラブルが生じたことを一同が思い出したと述べた。コリンズはみんなが動揺を感じたと言い、アームストロングはコリンズが機械船が離れたのではないかと思ったと言った。

するとオルドリンがあらゆる種類の小物体群が飛んで行ってから、L字型のもっと輝く物体を見たと述べた。アームストロングはそれを開いたスーツケースのようだと語り、みんなはシリンダーのような形をしたものを見たのだと、あとでオルドリンが話した。アームストロングは二個の連結した輪にたとえたが、オルドリンはそれを否定し、中空のシリンダーのようだと述べた。するとコリンズがまた口をはさんで、それは回転している中空のシリンダーのように見えたが、開いた書物のような形に変化したと断言した。

右の会話にはまだ重要な情報がある。まず第一に、オルドリンはUFO目撃の頃に上昇でトラブルがあったと言っている。コリンズは一同がドスンという衝撃を感じたけれども、アームストロングが機械船のことに言及したあとでこの考え方には反対をとなえた。

会話が進むにつれて宇宙飛行士たちはその物体の形について話し始めた。どうやらこの3人の訓練された観測者たちは、自分たちの見た物について意見が一致しないようだった。各人がその物体が何であるかについて心像を持っているらしいが、コリンズがそれをシリンダーだと率直に話したあとで、オルドリンはシリンダーではないと言う。アームストロングは二個の連結した輪のように見えたと言っている。

第10章(2)へ続く

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