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 月は異星人の宇宙基地 第3話

7つの謎と奇跡より転載 久保田 八郎
 

クーパーを最後とするマーキュリー計画のあと、続いてジェミニ計画が実施された。この実験では特に宇宙服を着た飛行士が宇宙遊泳を行うテストや2機の宇宙船をドッキングさせたりする試みが意図されたが、2回にわたる打ち上げに参加した宇宙飛行士の全員がUFOを目撃したという。


またも宇宙のホタル火現象、現れる 

劇的な例をひとつあげると、1965年6月に、ジエームズ・マタディビットと、エドワード・ホワイトが、ジェミニ4号に接近するタマゴ型の光る物体を目撃して撮影するという事件がある。これはハワイ上空で発生したもので、このときマタディビットは物体を映画に撮った。以下はこの模様を伝えるジェミニ4号と管制センターの通信である。

「こちらはジェミニ管制センター。飛行はいま3時間と9分間を経過。ジェミニ4号は2回目の軌道を周回してハワイ上空の通過を完了」

▲1965年12月、ジェミニ7号からフランク・ボーマン、ジェームズ・ラベル飛行士が撮影したもの。このUFOは長時間ジェミニを追跡した。
▲1965年12月、ジェミニ7号からフランク・ボーマン、ジェームズ・ラベル飛行士が撮影したもの。このUFOは長時間ジェミニを追跡した。

このとき通信士のガス・グリソムとの会話で、船長のジム・マタディビットは別な物体を見たと報告した。

「このUFOには大きな腕のような物が数本突き出ているぞ!」

「まだ見えていますか?」

数秒後に4号側の宇宙飛行士グリムンが尋ねた。

「見えない。見失った。・・・・1分間ほど見ただけだ。写真に撮ったぞ!」

だがこのフィルムは後に地上で隠されてしまい、NASAの写真分析官が公開したときは、マタディビットが見た物体とはまるで違うものになった。

続くジェミニ5号の打ち上げでも、宇宙飛行士のクーパーとコンラッドが3機のUFOを宇宙空間で目撃している。矢のように飛ぶ銀色の物体が、ロケットの航跡の周辺でS字型のターンを行った。これも映画に撮影されたが奇妙なことに現像してみると3機のUFOが写っていた。

更にジェミニ7号になると驚くべき光景が展開する。これは1965年2月のことで、宇宙飛行士フランク・ボーマンとジェームズ・ラベルが船体付近に、不思議な小型物体群と、巨大なUFOを1機、目撃したのである。ケープ・ケネディ上空を通過中に発生したこの事件は、NASAのスポークスマンによると、それまでの宇宙開発史上最大の謎のひとつであるという。

その交信記録は次のとおりだ。

ジェミニ7号:「ヒューストン管制センター? こちらはジェミニ7号。聞こえるか」
ヒューストン:>「明瞭だ。続けろ」
ジェミニ7号:「10時の方向にUFO!」
ヒューストン:>「こちらヒューストン。なに?」
ジェミニ7号:「10時の方向にUFO」
ヒューストン:>「了解。ブースターか、それとも実際の目撃か」
ジェミニ7号:「数個のUFOが見えるぞ。実際の目撃」
ヒューストン:>「詳細は? 大きさと距離は?」
ジェミニ7号:「ブースターも見える」
ヒューストン:>「了解」
ジェミニ7号:「沢山見える。左方約3ないし7マイルの方向に、数百の微粒子のような物が―」
ヒューストン:>「了解。距離は?」
ジェミニ7号:「9度の位置に、UFOの進路にあるようだ」
ヒューストン:>「了解。それらは3〜4マイル離れているんだな」
ジェミニ7号:「そのとおり」
ヒューストン:>「10時の方向にブースターとUFOと微粒子群がいるのか」
ジェミニ7号:「横手にブースター。UFOは日光をあびて強烈に輝いており、その表面に無数の微粒子が見える。」
ヒューストン:>「いま、どちらの方向か」
ジェミニ7号:「2時の方向」
ヒューストン:>「前方にいるという意味か」
ジェミニ7号:「ゆっくり回転しながら、2時の方向の前方にいる」

この無数の光る微粒子というのが、先に述べたグレン中佐のホタル火現象と同じものである。これはマーキュリー7号に乗ったカーペンターも目撃している。

更にジェミニ10号の宇宙飛行士も1966年7月に、未知の物体に追跡されるという出来事に遭遇した。その交信記録によると、2機の強烈に光るUFOが宇宙船の軌道に入って、いったん姿を消したあと、また出現した。あまりに光輝が強いので星や惑星ではないと宇宙飛行士は断言している。

こうした宇宙空間の目撃例は全く日常茶飯事として行われたのであり、この記録類の内容分析だけでもぼう大なUFO研究書になると思われるが、この項の目的は月面の異常現象にあるのでその方へ進むことにしよう。

「月の砂漠」は本当だった

「惑星地球の人間、月面のここに最初の一歩をしるす。西暦1969年7月。我々は全人類を代表し、平和裡にここに到達した」

この簡潔な文章は、月面に最初の足跡をしるしたニール・アームストロングが残したステンレス製飾り坂に刻まれたものである。

だがその前年の2月2日に、予備調査のためアポロ8号が打ち上げられて、これが最初の月を回る有人宇宙船となった。乗員はフランク・ボーマン、ジエームズ・ラベル、ウィリアム・アンダースの3名である。こうしてアメリカの宇宙開発は、地球に最も近い天体の探険という輝かしい業績の幕を切って落とした。

ところが、この最初の宇宙船も月を回る第1回の軌道で、円盤型の物体に出くわしたのである。それは強烈に輝く発光体で、宇宙飛行士たちは目がくらんだ。しかも船内の湿度は異常に上昇し、船体はグラグラ揺れて、あやうくコントロールを失いそうになった。1969年7月6日、いよいよ人類初の月着陸船アポロ11号が、午前9時32分51秒に発射された。1分間に5万ガロンの水が発射台に注がれて、ロケットの猛烈な火炎で溶解するのを防いだ。空間に上昇したロケットが、時速3万9千キロに達したとき、管制塔は連絡した。「いいぞ。行けよー」

▲月面に立つオルドリン。アポロ11号。cNASA
▲月面に立つオルドリン。アポロ11号。©NASA

ところが、この世紀の宇宙船も月へ向かう途中で、1個の異様な物体に遭遇したのである。初め乗員はこれをサターン4号のブースターだと思ってその旨を地上へ知らせたところ、意外な回答が返ってきた。そのブースターなら9千5百キロ離れているはずだという。後日宇宙飛行士たちが交わした会話の記録をみよう。

オルドリン:「我々が見た最初の異様な物体は、月にかなり接近していたよ。かなり大きな物だったなあ。それで単眼鏡で見たんだ」
コリンズ:「どのようにして見たんだっけ? 窓から見たら、それがいたんだね?」
オルドリン:「そう。サターン4号ブースターだと思ったね。そこで地上を呼び出したら、そのブースターなら9500キロ離れているはずだと言うんだ」
コリンズ:「何かが、いたんだ。衝突するかと思ったよ」
アームストロング:「彼は機械船が離れたのかと思っていたんだ」
コリンズ「みんなは恐れていなかったね」
オルドリン:「もちろん、ぼくたちはいろいろな小さな物体が近くを飛ぶのを見ているからね。すると、あの光る物体が通過するのを目撃したんだ。みんなはサターン4号のブースターだと思っていたようだね。単眼鏡でのぞいて見たら、どうも字型のようだった」
アームストロング:「スーツケースが開いたような形だったね」
オルドリン:「そのときみんなは司令船にいたもんだから、よく見えたんだ。物体はすぐ近くに来た。かなりの大きさだったなあ」
アームストロング:「肉眼による可視限度ぎりぎりだった。だから、どんな形だったか正確には言えないな。距離が不明だから大きさもわからないし、大きさも不明だから距離もわからないんだ」
オルドリン:「それでぼくは着陸船の方へ降りて行って肉眼で見たんだ。ピントはずれの6分儀では、円筒型にしか見えなかったからね」
アームストロング:「実際には2個の輪だった」
オルドリン:「そう」
アームストロング:「2つの輪がつながっていたよ」
コリンズ「いや、ぼくには中空の円筒のように見えたよ。2つの輪がつながったようではなかったな。物体が回転するのが見えたはずだ。中空の円筒だ。6分儀の焦点を変えると、書物を開いたような形に見えた。実際、気味の悪い物だったね」
オルドリン:「円筒型にちがいなかった」
コリンズ:「結局、正休は不明なのだ」

フロリダ時間の7月2日午後10時56分に、アームストロングは月面に足を降ろして、有名な言葉を伝えた。

「これは人間にとって小さな第一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍だ」

こうして、例のステンレス板を砂原の土に立てたのである。

ところで、このときの模様はテレビで世界中に放映されたから、だれしも記憶に残っているはずだが、月の表面はコンクリートのように固い岩盤だというのがそれまでのある種の天文学書に述べてある通説だったのに、これが見事にくつがえされて、「静かの海」の着陸地点は実際には広い砂漠であったことが判明した。とにかくアポロ計画により、月は水も空気も植物もない完全な死の世界だという説は結局誤りだったことが、次第にわかってくるのである。

アームストロングその他の宇宙飛行士の足跡が月面の砂地に克明に残されている写真を見ると、砂には水分が含まれているのではないかと思われる。乾燥しきった砂に、あのように靴の裏の模様まで鮮明に残るわけがない。月の重力は地球の6分の1だから砂がくずれにくいとも考えられるが、どうも彼らが歩き回った「静かの海」は、本物の海ではないにしても、一種の湿地帯のように見えるのだ。

とにかく一連の宇宙探険計画に参加した勇気ある冒険者たちが、ひんばんに月の周辺にUFOを目撃し、その驚異的記録がある程度明るみに出たからには、月面に重大な謎が秘められていると考えないわけにはゆかない。

第4話へ続く

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