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 世紀の謎 第2話

UFOと宇宙 コズモ 創刊号 1973 より転載

第1話の他に円盤を撮影した写真は世界中に存在しますがいまここにそのすべてを紹介することはできませんから、号を追うにしたがって次々と掲載することにしましょう。

■円盤は他の惑星から飛来する?

▲カナダの会社員ジャック・フレンチが撮影したUFO。シャッタースピードが遅いため青緑色の尾が長く写った。

さてこの空飛ぶ円盤すなわちUFOは他の天体から来るのだという説もかなり強く行なわれています。その説の根拠になるのは、何といっても無音で想像を絶したスピードで飛ぶこと、その飛び方はきわめて人為的で、ジグザグ飛行、急旋回、垂直上昇下降など意のままであること、種々の色光を放つこと、地震その他の変災時によく出現すること、その他です。

そうするとその推進力は何かということになりますが、これも多くの憶測が行なわれていて、静電気をエネルギー源とした重力場エンジンではないかというのが有力な一つの説になっています。そして惑星と同じように船体の周囲に重力場を持っているために内部にいる人−人間がいるとすればーはGの影響を受けることがなく、またすさまじいスピードで大気圏内に突入する際も大気のショックによる影響を受けないというわけです。

現代の科学ではまだ解明が無理ですが、この間題に真剣に取り組んでいる科学者もいますので、いつか真相のわかる日が来るかもしれません。

■学者の論争

ハーバード大学の天文学教授カール・サガン樽士はソ連のシクロフスキー博士との共著"宇宙の知的生命"の中で次のように述べています。

 「円盤人(円盤に乗っていると思われる知的生物)は賢明で、やさしくて、愛情深く、あらゆる事を知っていて、しかもちょうど親が子供を見守るように、地球上の人類の状態に関心を持っている・・・円盤にまつわる神秘的な事物は、伝統的な父親としての神を信ずる必要性と、科学の声明を受け入れよという現代の圧力とのあいだの、適切な妥協を要求する」

▲エドワード・コンドン博士

ところが一方、コロラド大学の原子物理学者であるエドワード・コンドン博士は「私が断言したくないことが一つある。

それは、あいまいな事象を証明できないからといって円盤は存在しないときめつける態度だ。しかし円盤目撃事件の90パーセントは気球、雲にあたったサーチライト、その他一般に知られている現象などで説明できると思う」といい、その後の米空軍の依頼によって調査した結果では、円盤の存在に対して否定的態度を示しています。ただしこれも一説によれば、米空軍の圧力によって否定的な言動をなしたといわれていますが、真偽のはどはわかりません。

■ソ連でも目撃されている

しかしソ連でもUFO研究が相当にさかんで、目撃事としては次のような例があります。

▲1967年6月28日、アメリカ、ペンシルバニア州ニューキャッスルでガブリエル・コゾラが撮影した円盤。長さ60フィートのこの物体は15秒間空中に静止してから飛び去った。

1965年7月26日の夜9時半ごろ、ラトビアのオグレで光る雲を調べていたロベルト・ヴィトルニェク、エスメラルダ・ヴィトルニュク、ヤン・メルデレスという3名の天文学者は、径約100メートルもあるレンズ状の円盤を望遠鏡で確認しています。この円盤のまわりには小さな3個の球体が回転しており、中心部にも球体がありましたが、やがて天空へ飛び去りました。静止していたときの高度は約265五キロと推定されています。

「ソ連のレーダーはこの20年間UFOをとらえてきた」と述べたのはモスクワ航空協会のフェリックス・ズイーグル博士です。

またレニングラードの8名から成る地球物理学調査隊がカザクスタンの山中で1960年8月16日の夜11時に、月よりも50パーセント大きなオレンジ色の光体が山の上をかなりのスピードで飛ぶのを見ています。

「すべてを錯覚と考えるわけにはゆかない。錯覚なら写真の乾板やレーダーにはっきりと写るわけはない」とズイーグル博士はいい、白ロシヤ科学アカデミ−会長のワシリ・クプレヴィッチ博士は「おそらく大気圏外から来る人間が人々の目にふれないようにして地球を訪れているのだろう。その人間たちの知的発達はきわめて高度なものになっているので、われわれが太古の祖先を見るのと同じ程度にしかわれわれを見ていないのだろう」と語っています。

やはり存在する?

UFOは存在するか、それとも自然の現象なのか? いまもってこれは世界中の論争の的になっていますが、一般人の目撃例のなかには誤認例が多数あるにしても、大勢は存在する方にかたむいているのが現状ではないかと思われます。もちろん日本でも多数の目撃例がありますし、富士山で円盤が雲の中から出て来る光景を8ミリ映画に撮影された例もあります。(この映画はNHK、日本テレビ等で全国向けに放映された)真珠のような白銀色に輝く円盤が雲を突き抜けて出入する現象は到抵トリックとは考えられません。

こうなるとUFO問騒は捨ておくわけにゆかず、民間研究家ばかりでなく科学者が本腰になって取り組む段階にきていると考えられますが、日本では諸外国にくらべてまだ科学者の関心が薄いようです。しかし円盤現象が目撃され続く限り、いつかはこの現象も科学の研究対象として取り上げられる日が来るでしょう。そして人々の目が果てしない宇宙に向けられるようになるでしょう。 

(終わり)

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